世界初、自動器具交換システムを搭載したマイクロサージャリー支援ロボット開発
むくみクリニック

三原誠医師・原尚子医師とソニーグループによる成果
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むくみクリニック(東京都渋谷区)の院長・三原誠医師と原尚子医師は、ソニーグループ株式会社に協力し、世界で初めて自動器具交換システムを搭載したマイクロサージャリー支援ロボットの開発に成功しました。本成果は、国際医学誌「Plastic and Reconstructive Surgery - Global Open」に掲載されました。
■国際医学誌「Plastic and Reconstructive Surgery - Global Open」
https://journals.lww.com/prsgo/fulltext/2025/09000/the_first_microsurgery_assisting_robot_equipped.4.aspx
ロボットの特徴
従来のマイクロサージャリー支援ロボットは「血管吻合」のみに焦点を当てていましたが、今回のロボットは、「世界初の自動器具交換システム(交換時間:約9秒)」「特殊なマイクロツールキット」を搭載し、血管吻合だけでなく、血管の剥離・切開・縫合・開存確認までを幅広く支援します。動物実験では、直径0.35~0.8mmの血管を対象に吻合を行い、ラットモデルで100%の血管開存率を達成しました。
市販化に向けて
本ロボットはまだ市販には至っていませんが、今後の実用化と普及に向けた検討が進められています。
日本発の技術で国際競争力を
このロボットは、日本の産業用ロボット技術を医療分野に応用することで誕生しました。三原医師は「日本から国際競争力のあるマイクロサージャリー支援ロボットを発表していければと思います」とコメントしています。
論文情報
Mihara M, Hara H, Wakana K, et al. The First Microsurgery-assisting Robot Equipped With an Automatic Instrument Exchange System and a Miniature Tool Kit. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2025;13:e7072. doi:10.1097/GOX.0000000000007072
むくみクリニックについて
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むくみクリニックは、最新の科学的知見と高度な治療技術を用いたリンパ浮腫治療の専門クリニックです。保存療法やリハビリテーションに加え、日帰りで行うリンパ管静脈吻合術(LVA)を組み合わせ、患者様一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイド治療を提供しています。リンパ浮腫の早期から重症例まで、幅広く対応しています。
三原 誠院長について
院長の三原誠医師は、15年以上にわたりリンパ浮腫治療に携わってきた専門医であり、その医師人生をこの分野に捧げています。医師としてのLVAの実績は、4000肢に及びます(2006年4月~2023年6月)。
また、数多くの論文発表や海外での手術指導も行っており、日本国内のみならず、海外の患者様の治療にも積極的に取り組んでいます。こうした実績と取り組みから、国内外の患者様や医師から高い信頼を寄せられ、リンパ浮腫治療の分野において高い評価を得ています。
クリニック概要
むくみクリニック
院長:三原 誠
住所:東京都渋谷区代々木1-35-3 toDOe代々木ビル3F
ホームページ:
https://www.mominoki-shinryosho.jp/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes