2025年10月20日
ノースカロライナ州モリスビル
(ビジネスワイヤ) -- 企業がAIの価値を最大限に活用しようと競い合う中、レノボは、「AI対応ワークフォース」ポートフォリオの中核をなす新たな「Agentic AI」機能を発表しました。このポートフォリオは、AIへの投資を測定可能な事業価値へと変換する、デバイス、サービス、ライフサイクルソリューションを包括的に組み合わせた統合ソリューション群です。
IDCによると、企業はすでに生成AIへの1ドルの投資に対してほぼ4ドルのリターンを得ており、2027年までにAgentic AIは世界の労働生産性を2倍にすると予測されています1。これは、組織がAIの実験段階から実際の成果の段階へと移行していることを示すものです。AIの試験導入から知的オートメーションを職場全体に組み込む段階へと転換点にある今、レノボはその変革をリードしています。
レノボのAgentic AI機能により、組織は、信頼性の高いセキュリティ体制のもとで、ワークフローの管理やタスクの自動化、より賢明な意思決定を支援するデジタルエージェントを、単独または従業員と連携して展開することができます。レノボのAIインフラと、エンタープライズ向けに厳選されたエージェントライブラリに支えられたこれらの機能は、チームを日常的な業務から解放し、生産性を定量的に向上させます。
「Agentic AIは単なる技術的な変化ではなく、ワークフォースそのものの変革です」と、レノボのデジタル・ワークプレイス・ソリューション部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのラクシット・グラは述べています。「Agentic AIを中核に据えた幅広いAI対応ワークフォースのポートフォリオを通じて、私たちは組織が業界の予測を現実の成果へと変え、生産性のさらなる向上、保護の強化、そしてこれまでになく迅速なROIの実現を支援しています。」
単一用途のソリューションを提供したり、AIスタックの一部の層だけに注力したりする他のプロバイダーとは異なり、レノボは、デバイス、インフラ、ライフサイクルサービス、そしてセキュリティを1つのエンタープライズ向けポートフォリオに統合しています。このアプローチにより、組織は実用的で持続可能、かつ世界中の主要企業から信頼されているソリューションを通じて、AIの価値をより迅速に実現できます。
レノボのAI対応ワークフォース・ポートフォリオの概要
このポートフォリオの中心にあるAgentic AIは、パーソナライゼーション、保護、そして実証されたROIを推進します。レノボのAI対応ワークフォースは、業務の個別化、運用の簡素化、将来への備えを強化するための3つの柱に基づいて構築されています。
Agenticインテリジェンスによる業務のパーソナライゼーション。レノボのAgentic AI機能とCare of One™プラットフォームは、従業員一人ひとりに合わせてテクノロジーとサポートを最適化し、サポートチケットを最大30%削減2しながら満足度を高めます。これらの組み合わせにより、AIが人の能力を補完し、従業員がより付加価値の高い業務に集中できる、柔軟で人を中心としたワークプレイスを実現します。 スマートデバイスとサービスによる運用の簡素化。ThinkPad X1 CarbonやThinkPad X9をはじめとするレノボのAI PCは、専用AIプロセッサとThinkShieldによる保護機能を備え、ユーザーエクスペリエンスとセキュリティを向上させています。レノボの顧客はすでに定量的な成果を上げており、Scyneは3か月で1100台のデバイスを導入し、デバイス性能を最大10倍に向上させました3。一方、Staples Technology Solutionsは、最初のITリフレッシュ段階で4万ドルのコスト削減4を達成しました。 信頼性と持続可能性に優れたITによる保護と適応。レノボの拡充されたTruScale Device as a Serviceは、AI PCのインテリジェンスを柔軟で成果重視のモデルに組み込み、組織がより効率的かつ責任ある形でモダナイゼーションを進められるよう支援します。このソリューションは、デバイス、サービス、ライフサイクル管理を1つの予測可能な契約に統合し、初期費用を削減し、導入を簡素化するとともに、1席あたりのコストを最大57%削減5できるよう支援します。カーボンインパクトポータル、ThinkShieldによるゼロトラスト保護、柔軟なリターンおよびリフレッシュオプションなどの新機能は、サステナビリティ目標の推進と同時に、デバイス保護およびITレジリエンスの強化にも寄与します。これら3つの柱が一体となり、企業に業務の個別化、IT運用の簡素化、そしてよりレジリエントでAI対応可能なワークフォースを構築するための実践的な基盤を提供します。
導入をより容易にするため、レノボのAI PCサービスは、役割に応じたセットアップ、個別化されたトレーニング、そして24時間365日のプレミアサポートを提供しています。さらに、受賞歴のあるエンジニアとAgentic AI機能を組み合わせ、高度にパーソナライズされたサポート体験を実現するプレミアサポート・プラスを選択することもできます。レノボのデジタル・ワークプレイス・ソリューションのマネージドサービスを活用することで、組織はAI PCの潜在能力を最大限に引き出し、管理を簡素化し、活用を高め、従業員の生産性を日々維持することができます。
「すべての従業員は、自分の働き方を学習し適応するデバイスの恩恵を受けます」と、レノボのインテリジェント・デバイス事業部コマーシャル・ポートフォリオ&プロダクトマネジメント担当バイスプレジデントのトム・バトラーは述べています。「AIをシリコンレベルおよびシステムレベルに組み込むことで、レノボのAI PCはより高速で安全、かつ直感的な体験を再定義するとともに、Agentic AIやライフサイクルサービスとシームレスに連携して、企業全体の生産性を大規模に向上させます。」
レノボは、組織がAI導入を円滑に始められるよう、AIサービスのライフサイクル全体を通じた支援を提供しています。AIディスカバーワークショップでは、インパクトの大きいユースケースを特定し、ロードマップを策定します。AIアドバイザリーは戦略とワークフォースの準備状況を整合させ、AIファストスタートは最短90日でROIを実証できるよう支援します。AIデプロイ&マネージを通じて、レノボはAgentic AIとTruScaleソリューションを統合し、継続的な最適化とガバナンスを行うことで、AI活用の拡大に伴ってもワークロードの信頼性、倫理性、効果を維持できるよう支援します。
「レノボは、サービスをAIの可能性と実際の顧客成果をつなぐ架け橋と位置づけています」と、レノボのグローバル・プロダクトサービス&サステナビリティサービス部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのジョン・ステイマーは述べています。「だからこそ、私たちは導入を簡素化し、運用効率を高め、すべての従業員に成功のための最適なツールとサポートを提供するソリューションを構築しました。」
レノボのアプローチは、さまざまな業界で成果を上げています。ST Logisticsは、サステナビリティへの取り組みを進めながら倉庫業務の自動化を実現しました。
「レノボとの協業により、ST Logisticsのスマートで持続可能な物流のビジョンを支える最先端のAIソリューションを活用できました。レノボの専門知識と当社の戦略的な方向性が融合したことで、倉庫物流の自動化を実現できたのです」と、ST Logisticsの国土安全保障部門ゼネラルマネジャーのハマリアン・モハマド氏は述べています。
セキュリティ・バイ・デザイン
セキュリティと信頼は、レノボのAI対応ワークフォースの基盤にあります。レノボが発表した最新のWork Reborn Seriesレポート「Reinforcing the Modern Workplace」によると、ITリーダーの60%以上が、AIエージェントによって新たな脅威が生じており、まだ十分に対応できていないと回答しています。さらに、90%がAIを活用した攻撃に対して完全な自信を持って防御できていないと認めています6。
レノボのThinkShieldアーキテクチャは、ハードウェアレベルの保護機能、ファームウェアの整合性対策、AIを活用したエンドポイント防御を組み合わせ、機密データやワークロードをデバイスの近くで保護しつつ、外部脅威への曝露を低減します。ガートナーの「2025年版サプライチェーン・トップ25」で真正性と信頼性の両面から世界第8位に評価された、世界有数の強靭なテクノロジー供給ネットワークを基盤として構築されたThinkShieldは、デバイスおよびハードウェア製造からクラウド環境に至るまで保護を拡張します。Metaのセキュリティチームもその価値を認め、「ThinkShield Supply Chain Assuranceは、ハードウェアの真正性と完全性に対する信頼を大幅に高めています」と述べています7。
AIを活用したワークスタイルの未来はすぐそこに
IDCは、2027年までにGlobal 2000企業の少なくとも40%がAgentic AIを導入し、組織の働き方を再構築すると予測しています8。実証されたコスト削減、測定可能な生産性の向上、そして信頼性の高いセキュリティを備えたレノボのAI対応ワークフォース・ポートフォリオは、企業がAIの真の価値をいままさに最大限に引き出すことを可能にします。信頼できるエンドツーエンドのAIパートナーとして、レノボはデバイス、サービス、インフラを統合した基盤を提供し、AIの可能性を確かな成果へと変えます。詳細はwww.lenovo.com/aiservicesをご覧ください。
1出典: IDCホワイトペーパー「Realizing ROI from Agentic AI」(レノボ提供、2025年8月)。
2出典:Care of One導入時のレノボ社内テストデータ「デジタル・ワークプレイス・ソリューション」(2025年)に基づく。実際の結果は異なる場合があります。
3出典:レノボ ケーススタディ「Scyne: Building an Independent Business」(2024年)。
4出典:レノボ ケーススタディ「Staples Technology Solutions: Preparing for Rapid Growth」(2024年)。
5出典:IDCホワイトペーパー「Device as a Service Market Analysis」(レノボ提供、2021年7月)。
6出典:レノボWork Reborn Seriesレポート「Reinforcing the Modern Workplace」(2025年)。
7出典:MetaによるレノボThinkShield顧客証言、レノボプレス資料(2024年)。
8出典:IDCホワイトペーパー「Realizing ROI from Agentic AI」(レノボ提供、2025年8月)。
Lenovoについて
レノボは、売上高690億米ドルを誇る世界的なテクノロジー企業であり、フォーチュン・グローバル500で196位にランクインし、180の市場で毎日数百万の顧客にサービスを提供しています。「Smarter Technology for All」という大胆なビジョンのもと、世界最大のPC企業としての成功を礎に、AI搭載・AI対応・AI最適化デバイス(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラ(サーバー、ストレージ、エッジ、高性能コンピューティング、ソフトウェア定義型インフラ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスからなるフルスタックのポートフォリオを展開しています。レノボは、世界を変えるイノベーションへの継続的な投資を通じて、より公平で信頼できるスマートな未来を、すべての人々に提供していきます。レノボは香港証券取引所にLenovo Group Limited(HKSE: 992)(ADR: LNVGY)として上場しています。詳細については https://www.lenovo.com をご覧いただき、最新ニュースは StoryHub をご覧ください。
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