2025年10月24日
シドニー
(ビジネスワイヤ) -- アジア太平洋地域の企業は、自社の技術スタックを現代化し、急速に変化する複雑な市場において競争力を維持するために、Workdayソリューションの導入を急速に進めています。これは、AIを中心としたテクノロジー分野の調査およびアドバイザリーを行うグローバル企業であるInformation Services Group(ISG)(Nasdaq:III)が発行した新たな調査レポートで明らかになりました。
2025年版アジア太平洋地域向け「ISG Provider Lens® Workday Ecosystem」レポートでは、同地域の多くの国々の企業が、Workdayのコア機能である人的資本管理(HCM)を超えて、現代的な財務ツールやAI搭載の人材プラットフォームの利用を拡大していることが明らかになりました。同地域における技術の進歩、複雑な規制、持続的な専門職人材の不足により、組織は効率性、透明性、従業員定着率向上のためのシステムの現代化を推進しています。
ISGアジア太平洋地域のパートナー兼リージョナルリーダー、マイケル・ゲイルは次のように述べています。「Workdayソリューションへの需要が高まる中で、同社はアジア太平洋地域におけるパートナー・エコシステムへの投資を継続しています。企業はWorkdayプラットフォームを活用して、デジタルネイティブ世代の従業員の期待に応えながら、事業運営の現代化を進めています」
アジア太平洋地域ではこれまで、分断されたレガシーシステムによって多くの企業が市場の変化に適応できずにいましたが、企業はWorkdayによるHCM(人的資本管理)と財務機能の統合を活かして、技術的なサイロを打破しているとISGは指摘しています。このプラットフォームは単一の信頼できる情報源となることで、事業運営をリアルタイムで可視化して意思決定を改善し、プロセスを効率化できます。これがWorkdayのクラウドネイティブな拡張性と組み合わされることで、企業は急成長する経済圏での競争に必要な俊敏性を得ることができます。
報告書によれば、アジア太平洋地域、特にオーストラリアと日本における専門職人材市場の競争激化に伴い、企業は競争力を維持するために人材の獲得・定着に注力しています。多くの企業がWorkday HCMソリューションを導入し、入社手続きからキャリア開発に至るまで、魅力的な従業員体験を提供しています。セルフサービスツールやパーソナライズされたインサイトといった機能は、長期的な成長が人材に左右される企業にとって、重要な差別化要素です。
ISGによれば、アジア太平洋地域の企業は予測分析、アジャイルな財務計画、パーソナライズされた従業員体験といった優位性を得るために、AIと機械学習を導入すべきという強い圧力を受けています。同地域が北米・欧州とのAI投資格差を急速に縮めつつあることから、この圧力は増大しています。多くの組織が、人材管理、スキルベースの従業員計画、財務予測のためのツールをはじめとする、Workdayの組み込みAI機能を活用しています。
ISG Provider Lens Researchのアナリストで、本レポートの筆頭著者であるアシュウィン・ガイダニは次のように述べています。「アジア太平洋地域の企業は、Workdayを単なる人事ツールではなくビジネス・プラットフォームとして捉える傾向が強まっています。地域固有のコンプライアンス対応、現代的な財務管理、AI搭載の従業員管理ツールが組み合わされることで、企業はこれまで以上に俊敏性と回復力を向上させています。」
本レポートでは、アジア太平洋地域のWorkdayエコシステムにおけるその他の動向として、地域向けのカスタマイズのためのWorkday Extend導入プロバイダーの増加、ハイパースケーラーとの連携強化による同地域内でのスケーラビリティとデータ主権の向上なども分析しています。
アジア太平洋地域の企業が直面しているWorkday関連の課題に関するさらなる洞察と、それらを克服するためのISGの助言については、ISG Provider Lens® Focal Pointsブリーフィングをご覧ください(こちら)。
2025年版アジア太平洋地域向け「ISG Provider Lens® Workday Ecosystem」レポートでは、29社のプロバイダーを「変革サービス」「導入・統合サービス」「パフォーマンス・最適化サービス」「Workday上でのイノベーション」の4つのクアドラントで評価しています。
本レポートでは、Accenture、Cognizant、Deloitte、IBM、Kainos、KPMG、PwC、Stradaを、4つのクアドラントすべてでリーダーに位置づけています。また、Mercerを1つのクアドラントでリーダーに位置づけています。
さらに、HuronとIntecrowdは、ISGの定義による「有望なポートフォリオ」と「高い将来性」を有する企業として、それぞれ1つのクアドラントでライジングスター(Rising Stars)に認定されています。
顧客体験の分野において、Invisorは2025年のWorkdayエコシステム・プロバイダーの中で、グローバルISG CXスターパフォーマーに選出されました。Invisorは、テクノロジーおよびビジネスサービス業界における最高峰の品質認定プログラム「ISG Star of Excellence™プログラム」の一環として実施されたISGの「顧客の声」調査で、最高レベルの顧客満足度スコアを獲得しています。
2025年版アジア太平洋地域向け「ISG Provider Lens® Workday Ecosystem」レポートは、こちらのウェブページから購読者向けに、または単品購入で入手可能です。
ISG Provider Lens™ 調査について
ISG Provider Lens® のクアドラント調査シリーズは、実証的かつデータに基づくリサーチと市場分析に、ISGのグローバルなアドバイザリーチームによる実務的な知見と観察を融合させた、独自のサービスプロバイダー評価レポートです。企業は最適なソーシングパートナー選定に役立つ詳細なデータと市場分析を得られ、ISGのアドバイザーは本レポートを活用して自らの市場知見を検証し、クライアント企業に的確な提言を行っています。本調査は現在、グローバル市場をはじめ、欧州、米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、英国、フランス、ベネルクス、ドイツ、スイス、北欧、オーストラリア、シンガポール/マレーシアの各地域におけるサービスプロバイダーを対象としており、今後さらに対象地域を拡大していく予定です。ISG Provider Lensの調査の詳細については、こちらの ウェブページ をご覧ください。
ISGについて
ISG(Nasdaq:IIIは、AIを中核に据えたグローバルなテクノロジー調査・アドバイザリー企業です。世界のトップ100企業のうち75社を含む900社以上のクライアントから信頼されており、テクノロジーおよびビジネスサービス分野における長年のリーダーとして、現在はAIを活用して組織の業務効率化と成長の加速を支援する最前線に立っています。2006年に設立された同社は、独自の市場データ、プロバイダー・エコシステムに関する深い知見、そして世界中に1,600名以上の専門家を擁するネットワークにより、クライアントのテクノロジー投資の価値を最大化する支援を行っています。
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Laura Hupprich, ISG
+1 203-517-3100
laura.hupprich@isg-one.com
Julianna Sheridan, Matter Communications for ISG
+1 978-518-4520
isg@matternow.com
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