最先端の水処理設備を超短納期で届ける 電子産業向けレディメイド型超純水製造設備「e-WT」の受注開始
InQuuater株式会社

~「e-WT」の開発および販売を担う事業会社InQuuaterを設立~
栗田工業株式会社(東京都中野区、社長:江尻 裕彦、以下「クリタ」)の子会社であるFracta Leap株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:北林 康弘、以下「Fracta Leap」)は、電子産業向け レディメイド型 超純水製造設備「e-WT」の開発および販売のために、この度InQuuater株式会社(インクウォーター; 以下、「InQuuater」)を設立し、同製品の受注を開始しました。
電子産業は、10年で2倍程度の市場拡大が続いている半導体を中心に積極的な設備投資が行われています[1]。産業向けの大手水処理会社の売上構成は、電子産業が最も大きなシェアとなっており、今後も需要増加が予想されますが、水処理エンジニアリング・建設・運転管理を行う供給体制の不足が想定されます。
水処理設備を利用するお客様の事業拡大や更新需要に応えるため、「つなぐだけで超純水」を供給可能にするレディメイド型 超純水製造設備「e-WT」の受注を開始します。
「e-WT」は、工業用水や地下水などさまざまな水質の水から超純水を製造する設備一式を設計不要なプレファブ式ユニットで実現し、「e-WT」の即日見積り、EPC全体工期はオーダーメイド式に対して30%程度の低減 [2]が見込めます。
また、「e-WT」はクラウド接続が可能で、遠隔でランニングコストの低減提案など効果的な運転管理支援や装置メンテナンスの提案を行うサービスも提供します。
少しでもご興味を持たれましたら、お気軽にInQuuaterのWEBサイトからお問い合わせください。
https://inquuater.com/
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/172334/1/172334-1-2322e11b3fc0e5c4ad2e5342bf6cfbd5-1920x1367.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
e-WTの製品イメージ
InQuuater 会社概要
- 設立背景
Fracta Leapとクリタは、2020年より、水処理産業のデジタル変革のための共同プロジェクト(メタ・アクアプロジェクト)を推進しています。
同プロジェクトでは、水処理設備の「設計自動化」に取り組んでいますが、その究極的な形である設計工程そのものを不要とする画期的な「レディメイド型」水処理設備の可能性に気づき、並行して開発してきたのが「e-WT」です。その事業を展開するためにInQuuaterを設立しました。
- 事業コンセプト
InQuuaterは、最先端の水処理設備を必要な地域、必要な工場へ届けるため、デジタルテクノロジーと水処理エンジニアリングを融合したプロダクト型の水処理設備を提供していきます。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/172334/1/172334-1-7998ffc4550cd1597d896f05bd001de6-3200x1800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
従来は、高純度の水処理設備において、プロジェクト単位で、設計から運転管理までのライフサイクル全体で、専門性の高い人材が必要でしたが、昨今の需要増によって、供給が追いついていない状況です。
そこで、InQuuaterは、デジタルテクノロジーとレディメイド型の水処理設備を組み合わせることで、設計から製造までのプロセスを共通化し、さらに施工や運転管理の標準化・簡易化を推進します。これにより、水処理設備を短納期で稼働できるだけではなく、水処理に関する高度な専門知識がなくても、多様な人材が効率的に活躍できる新しい環境を実現します。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/172334/1/172334-1-066886a485e438ecf6b71eb19b57787d-3900x2083.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
InQuuaterが提案する仕組みのイメージ
[1] 経済産業省. 第11回 半導体・デジタル産業戦略検討会議, 資料3:半導体・デジタル産業戦略 の現状と今後, P.15 (2024)
[2] オーダーメイド式で過去納入された60m3/hrの水処理設備を対象に、e-WTを活用した場合のEPC全体工期をInQuuaterでシミュレーションし、比較しています。
[3] プレスリリース : "水処理におけるDX、AI・IoT製品の共同開発プロジェクトを発足"
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000052114.html
[4] プレスリリース : "「SEMICON SEA 2025」に電子産業向けのレディメイド型超純水製造設備を出展します"
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000075296.html
【 InQuuater株式会社の概要 】
[表1:
https://prtimes.jp/data/corp/172334/table/1_1_72820d4555d52b4f6cc4434f76d4a31a.jpg?v=202510301116 ]
【 Fracta Leap株式会社の概要 】
[表2:
https://prtimes.jp/data/corp/172334/table/1_2_181932571cfa71a8a08f1a60feef7d1f.jpg?v=202510301116 ]
【 栗田工業株式会社の概要 】
[表3:
https://prtimes.jp/data/corp/172334/table/1_3_d4e2f8b823de99869cb5bf6eeefb1485.jpg?v=202510301116 ]
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes