秋田・男鹿の旧鉄工所を“おいしいファクトリー”へ。地域と食の新拠点『CADAR(カダール)』プロジェクト始動
株式会社NEWLOCAL

2026年春の開業に向け、立ち上げメンバーを募集
[画像1: 
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122939/17/122939-17-c6f882398ad59aaca4e283dae0a5bcd4-1400x1000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
まちづくりスタートアップ株式会社NEWLOCAL(本社:東京都中央区、代表取締役:石田 遼、以下「NEWLOCAL」)と秋田県男鹿のクラフトサケ醸造所「稲とアガベ株式会社」(本社:秋田県男鹿市、代表取締役:岡住 修兵、以下「稲とアガベ」)の合弁会社である株式会社男鹿まち企画(本社:秋田県男鹿市、代表取締役:岡住 修兵、以下、「男鹿まち企画」)は、地域内外の人々が“かだる”(秋田弁で、「仲間になる・参加する」の意)ことのできる新たな拠点として、複合施設『CADAR(カダール)』の開業に向けたプロジェクトを始動しました。
2026年春開業を目指し、立ち上げを共に担う仲間として、施設統括マネージャーおよびオープニングシェフの採用を開始しています。
人口減少が加速する地方において、地域資源を活かした「新しい産業のかたち」をつくることが求められています。
日本一の人口減少率である秋田県の中でも特にその傾向が著しい男鹿市。豊かな港と自然に恵まれながらも地域再生に向けた課題を抱えています。
男鹿まち企画は、「何歳になっても自分のやりたいことに挑戦できるまちとして、男鹿を未来に繋げる」ことを使命に掲げています。
自ら事業を立ち上げ、経済性を伴うロールモデルを示し、次に挑戦する人が安心してチャレンジできる土壌を整える――その実践の象徴の一つとなるのが、かつて地域の産業を支えた旧進藤鉄工所(1921年創業)をリノベーションして誕生する『CADAR』です。
『CADAR』は、”おいしいもの”と”人の交わり”をテーマにした複合施設です。
鉄工所の記憶を受け継ぎながら、「食の工場=おいしいファクトリー」として、地域資源の循環と新しい交流を生み出します。
施設名の『CADAR』は、秋田の方言である「かだる=仲間になる・参加する」に由来。
おいしいものを食べ・語らいながら、地域との交流拠点になるような場所を目指します。
『CADAR』は4つのエリアから構成され、それぞれが地域資源の循環を体現しています。
- 蒸留所稲とアガベのクラフトサケ醸造過程で生まれる酒粕を再利用し、香り豊かなスピリッツやジンを生み出す蒸留所。 資源を余す所なく使い切る循環が、地域の資源に新しい命を与えます。- 物販エリア秋田や全国各地から、”おいしい”を軸に様々な食品や、クラフト品を集めます。 稲とアガベの酒粕が再利用されるように、“地域資源循環”の発想で生まれた商品もセレクトし、「美味しい」を通じて、男鹿の地域と全国各地の地域がゆるやかにつながっていきます。- ピザ屋丸いピザは「循環」の象徴。地域の人も観光客も同じテーブルを囲み、“かだる”ことで笑顔が生まれる。ピザを中心に、食と人が交わり、心に残るような男鹿での滞在風景を描きます。- 美味しいを味わい、「かだる」を生む交流テーブル稲とアガベのクラフトサケや蒸留所のスピリッツの試飲、物販エリアで購入した商品を持ち込んで楽しんだり、ピザも仲間たちと囲んで食べるような、交流を促すテーブルゾーンを設置します。 地域内外の方が「かだる」場として位置付けています。
蒸留所部分の設計は、秋田出身で住宅から商業施設まで幅広い実績を持つ小野琢也建築事務所、物販・ピザ部分の設計は、若手建築家として多くの受賞歴をもつツバメアーキテクツがそれぞれ担当。旧進藤鉄工所の象徴である緑の鉄骨梁を大胆に残しながら、工場が持つ力強さとクラフトの柔らかさが共存する空間へと再構築しました。
新たに建てるのではなく、地域に受け継がれてきた建物を再生する、それが男鹿まち企画が掲げる「余白をポジティブに変える」というまちづくりの思想を体現する試みです。
[画像2: 
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122939/17/122939-17-5a3dd593a6cc694a9edf498baf55994e-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
緑の鉄骨梁が印象的な旧進藤鉄工所内の様子
名称:CADAR(カダール)
所在地:秋田県男鹿市船川港船川字化世沢175-11(旧進藤鉄工所跡地)
開業予定:2026年春
構成:蒸留所/物販エリア/ピザ屋/交流テーブル
設計:ツバメアーキテクツ + 小野琢也建築事務所
運営:株式会社男鹿まち企画
開業に向け、立ち上げメンバーとして、施設統括マネージャーおよびオープニングシェフ(いずれも正社員)の募集を行っています。地域資源を活かした新たな食の交流拠点『CADAR』の立ち上げを共に担うメンバーを求めています。
- 施設統括マネージャー
『CADAR』の世界観を体現する、場づくりの中心的存在です。
接客を中心に、商品選定・仕入管理・売上管理・イベント企画・運営改善など、施設全体の運営を自らデザインしていくポジションです。
単なる運営ではなく、“自らルールをつくり、場を育てる”ことを楽しめる方を求めています。
将来、自分の店を持ちたい方、経営的視点を身につけたい方へ、実践を通じた学びを提供します。
応募はこちら
- オープニングシェフ(ピザ部門)
ピザを通じて、地域と人をつなぐポジションです。
ピザづくりだけでなく、地域の食材を使った新しいレシピの開発、イベント企画、集客に向けた各種施策にも関わっていただけます。
応募はこちら
- 勤務地:秋田県男鹿市(U・Iターン歓迎)- 地域移住支援制度あり。地域で起業を志す方にも学びの多い環境です
2025年秋より改修工事を開始し、2026年春の開業を目指します。
施設オープン後は、蒸留や発酵をテーマとした体験イベントや、全国のローカルブランドとのコラボレーションを順次展開予定。
男鹿まち企画が掲げる「地域の中で挑戦できる仕組みづくり」の象徴として、『CADAR』を通じた新たな雇用・交流・創造の循環を広げていきます。
 “地域からハッピーシナリオを共に”をミッションに掲げるまちづくりスタートアップです。不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指しています。2025年6月現在、野沢温泉・御代田・男鹿・丹後、小松、丸亀の6つの地域で展開しており、2027年までに10地域への拡大を目指しています。
会社名 :株式会社NEWLOCAL
代表者 :代表取締役 石田 遼
設 立 :2022年7月
事業概要:
・建築、不動産、エリア開発の企画、開発、運営およびコンサルティング
・まちづくり、地域活性化についてのコンサルティング
・地域商社の設立、経営および運営
所在地:東京都中央区日本橋小舟町14-7
WEBサイト:
https://www.newlocal.co.jp/
会社名:株式会社男鹿まち企画 
代表者:代表取締役 岡住修兵
設 立:2023年3月
事業内容:
 ・施設の企画、開発、運営
 ・男鹿市のブランディング・エリアマネジメント
 ・その他不動産事業、コンサルティング事業
所在地:秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
WEBサイト:
https://www.ogamachi.co.jp/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes