第38回東京国際映画祭 「ベトナムの映画界の現状とは・・?」
一般社団法人モナコウィークインターナショナル
知られざるベトナム映画界の現状
経済成長による投資の増加と共に国内市場の大きく拡大しているベトナム映画市場は近年、急速に拡大しつつあるしかし、市場規模と比較して人材不足や政府の検閲の問題等パンデミックによる投資の低迷といった課題も抱えている。
2023年のカンヌ国際映画祭では新人監督賞を受賞した1980年代後半のベトナムの村を舞台にした、少年たちの初恋と成長を描いたベトナム映画『草原に黄色い花を見つける』のようなヒット作の成功事例も出てきていますが、制作・配給体制の整備や質の高い人材育成は引き続き重要な課題となっている。
帝国ホテルで開催、映画がつなぐ日越の架け橋
10月30日、東京・帝国ホテル「桜の間」にて、ベトナム映画振興協会主催の映画セミナー「ベトナム・オン・スクリーン/地元の声を世界へ(仮称)」が開催された。本イベントは、ベトナム・ダナンで行われる「ダナンアジア映画祭(DANAFF)」の関連企画として実施され、日本とベトナムの映画関係者が集い、作品制作や国際共同制作の可能性について意見を交わした。
ベトナムを始めとしたアジア映画界のあるべきスタンスとはーー
セミナーでは、ベトナム映画界の現状や、現地で生まれる“地元の声”をいかに世界に届けていくかがテーマに。登壇者からは「ローカルな物語こそ、国境を越えて共感を呼ぶ」「アジア発の視点を世界に発信したい」といった熱い言葉が寄せられた。
今回の企画は、映画を通して文化の多様性や共感を広げる貴重な機会となり、参加者からも「ベトナム映画の成長を肌で感じた」「日本との連携に大きな可能性を感じる」との声が上がった。
また、会場には衆議院議員・野田聖子氏も来場し、文化外交としての映画の力に関心を示された。
野田氏は女性活躍や少子化対策など、社会的テーマに力を入れてきた政治家として知られている。
帝国ホテルでの勤務経験を経て政界入りし、郵政大臣や内閣府特命大臣(少子化・女性活躍担当)などを歴任。日本とベトナムが互いの文化を尊重し合いながら、新たな表現を生み出す未来を感じさせるイベントとなった。

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記事提供:DreamNews