「GXの産業界への影響と対応」研究プロジェクトにレポートを掲載
東京海上ディーアール株式会社
事業会社によるエネルギー産業への参入動向 ~電気事業分野を中心に~
東京海上ディーアール株式会社は、2024年10月から調査研究プロジェクト「GXの産業界への影響と対応」を実施しています。このたび研究成果として、「事業会社によるエネルギー産業への参入動向 ~電気事業分野を中心に~」を発行いたしました。詳細は本プロジェクトの概要ページをご覧ください。
レポート概要
日本では、1990年代半ばから、公益的な事業領域であるエネルギー産業において、規制改革や競争導入政策を通じた自由化措置が図られてきました。特に電気事業に関しては、電気の小売や再エネを中心とした発電部門で新規参入が進み、現在も産業としての裾野は拡大を続けています。これには、サプライチェーンの機能分解が比較的容易であり、流通インフラの新規構築等を伴わなくても事業参入が可能であるといった参入障壁の低さや、事業の予見可能性を担保する国による制度的措置の整備拡充といった背景があります。本稿では、電気事業分野を中心として、「エネルギー事業以外を主たる事業とする一般の事業会社(以下、事業会社)」によるエネルギー産業への参入事例を概観し、取組みのポイント等を整理します。
「GXの産業界への影響と対応」研究プロジェクト概要
GX(Green Transformation)とは、化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを活用していくための変革やその実現に向けた活動のことを指します。
現在の産業・社会構造は化石燃料の使用を前提に最適化されたものです。従って、GXは、単なるエネルギー政策の転換にとどまらず、社会の様々な分野に変化をもたらし産業界にも大きな影響を及ぼします。
本プロジェクトは、そのようなGXの与える影響をエネルギー、産業・競争、金融・資本市場、貿易・通商、技術、等の多様な観点から分析し、産業界に必要な対応を検討します。
研究の成果については当社ホームページにレポートとして発信する他、セミナー等も予定致しております。
概要ページ:
https://www.tokio-dr.jp/thinktank/GX/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes