キャッスルロック社によるレン社の戸建住宅事業譲受(ニュースレター)
大和ハウス工業株式会社

●米国アラバマ州に初進出
 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市北区、会長:芳井敬一)は、2025年11月1日(米国時間:2025年10月31日)、米国で戸建住宅事業を行うグループ会社のCastleRock Communities LLC(以下「キャッスルロック社」)を通じて、米国南東部アラバマ州で事業を展開するWrEn Homes, LLC (以下「レン社」)の戸建住宅事業(※1)を譲受しましたので、お知らせします。
※1. 企業が保有する土地や建物などの資産と、住宅の建設や販売などを行う従業員
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 大和ハウスグループでは、地域の気候や文化などに配慮した地域密着型の事業を展開することで、米国での進出地域の拡大を進めています。戸建住宅事業では、現地法人である大和ハウスグループ3社(スタンレー・マーチン社、キャッスルロック社、トゥルーマーク社)が、米国の東部、南部、西部を結ぶスマイルゾーンを中心に事業を進めており、各地域での戸建住宅会社のM&Aなどで営業・施工体制を整備しながらエリアの拡大を図っています。
 米国南部地域で戸建住宅事業を展開するキャッスルロック社は、大和ハウスグループとなった2021年9月にはテキサス州を中心に事業展開していましたが、2023年7月にはアリゾナ州フェニックスに拠点を新設。2024年1月には、The Jones Company of Tennessee, LLC (ジョーンズ社)の戸建住宅事業を取得し、テネシー州に進出してきました。
 そしてこのたび、キャッスルロック社は、さらなる事業拡大を目指し、アラバマ州ハンツビルを中心に事業を展開するレン社の戸建住宅事業を譲受することとしました。
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1.戸建住宅を供給するレン社について
 レン社は、米国アラバマ州ハンツビル地域を中心に住宅の建設、販売を行う戸建住宅会社です。買替層向けの高価格帯商品を中心に展開しており、2024年度の年間引渡戸数は80戸です。
 今後、テキサス州で一次取得者向けの商品供給に強みを持つキャッスルロック社は、買替層向けの商品を中心に展開するレン社の戸建住宅事業を譲受し、同社の有する戸建住宅商品のデザインや営業手法などのノウハウを取得することで、さらなる規模拡大が期待できます。
2.レン社が戸建住宅事業を展開するアラバマ州ハンツビル都市圏について
 米国南東部アラバマ州ハンツビル都市圏は、宇宙・防衛関連の拠点や、IT関連の研究・開発拠点、精密機械などの先端生産拠点などが集積しており、米商務省の都市圏別データによると、2024年一戸建住宅許可件数で全米50位の住宅市場となっています。また、人口は2000年末から2024年末には58%増加(※2)し、今後も人口が増加すると推計されており、堅調な住宅需要が見込まれる地域です。
※2. ハンツビル・マディソン郡商工会議所
3.スケジュール
 2025年11月1日(米国時間:2025年10月31日) 事業譲受実行
4.業績への影響
 事業譲受に伴う当社連結業績に与える影響は軽微です。
5.両社の会社概要
■事業譲受会社
[表1: 
https://prtimes.jp/data/corp/2296/table/2481_1_8a5d28ea3850d8e7bbf8c5916b463b36.jpg?v=202511040216 ]
■事業譲渡会社
[表2: 
https://prtimes.jp/data/corp/2296/table/2481_2_d353f389169c0b38b305ee94c69ff7ab.jpg?v=202511040216 ]
●大和ハウスグループの米国での戸建住宅事業について
 大和ハウスグループは、2026年度に海外事業で売上高1兆円・営業利益1,000億円を目指し、幅広い事業領域を活かして地域密着型の事業を展開しています。海外事業拡大の中心となる米国では戸建住宅事業や賃貸住宅事業、分譲マンション事業、物流施設、商業施設を展開しています。
 米国での戸建住宅事業では、2017年に東海岸で戸建住宅事業を展開するスタンレー・マーチン社、2020年2月には西海岸でトゥルーマーク社、2021年9月には米国南部のキャッスルロック社を子会社化し、経済が好調な米国の東部、南部、西部を結ぶスマイルゾーンを軸に事業を拡大しています。現在では、大和ハウスグループ3社(スタンレー・マーチン社、キャッスルロック社、トゥルーマーク社)は年間の戸建住宅引渡戸数を2024年の7,095戸から2026年に1万戸超まで引き上げることを目指しています。
以上
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes