キングスユースマンスリーレポート 2025年10月度
琉球ゴールデンキングス

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 ユースチームの活動を伝える「マンスリーレポート」の10月号をお届けします。
 キングスU18は9月に引き続き、部活動やクラブなどが垣根を超えて競い合う「U18日清食品ブロッ
クリーグ2025」、Bリーグユースの強豪12チームがしのぎを削る「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2025」の二つの大会で強豪と対戦しました。合わせて3試合を行い、成績は1勝2敗。試合の入り方やチームオフェンスなどで課題が見られるものの、それぞれが自身の課題と向き合い、もがきながら成長を続けています。浜口炎ヘッドコーチに加え、ゲームキャプテンの#33 長嶺充来選手、シューターの#3 嶺井俊弥選手の3年生二人に話を聞きました。
 キングスU15は第4回沖縄アリーナカップの2日目にあった「2025年度 第6回沖縄県U15バスケットボール選手権大会兼Jr.ウインターカップ 第6回全国U15バスケットボール選手権 沖縄県予選会」の決勝で北谷中学校に勝利し、6連覇を達成しました。チームが掲げる「超高速バスケ」を体現し、ベンチ入りした15人全員が得点。同時に、来年1月に開かれる全国大会のJr.ウインターカップに向けた改善点も確認することができました。末広朋也ヘッドコーチ、エースガードの#18 宮城昊河選手、外のシュートを得意とする#30 仲松優選手に話を聞きました。
 ぜひ、ご一読ください。
■■キングスU18■■
 U18は、10月に行った3試合とも第1クォーターのスコアで相手を下回り、これまでと同様にスタートの出来が課題となっています。10月12日にあったU18日清食品ブロックリーグの阪南大学高校戦は後半に追い上げたものの、最後まで届かず69-79で敗北。10月25日にあったU18エリートリーグの千葉ジェッツU18戦も我慢する時間帯こそあれど、徐々に引き離されて43-61で敗れました。
 #33長嶺選手は「フィジカルやスキル面で勝っていても、チーム力の差や一人ひとりの気持ちの弱さが出てしまいました」と振り返ります。
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 一方、10月26日にあった宇都宮ブレックスU18戦は、チームとして一味違う姿を見せてくれました。前出の2試合と同じく、開始早々にいきなり二桁得点差をつけられますが、1年生ポイントガードの#29 宮里俊佑選手が前線からのプレッシャーや高確率の3Pシュートで流れを引き寄せ、セカンドユニットを中心に逆転に成功します。
 11点リードで迎えた第4クォーターは相手に連続3ポイントシュートを決められるなどして一時再逆転を許しますが、最後は激しいディフェンスから#33 長嶺選手や#3 嶺井選手が着実に得点を重ね、63-57で接戦を制しました。
 #29宮里選手の奮闘に刺激を受けたという先発の#33 長嶺選手は「スタートでエンジンが上がらず、前半はセカンドのメンバーに助けられました。後半はスタメンが気持ちを強く持ち、勝負どころでシュートを決め切ることができました」と話し、納得の表情。浜口炎ヘッドコーチは「宮里や長嶺といったポイントガード陣がしっかりボールプレッシャーをかけ、後ろを守る選手たちも連係して激しいディフェンスをすることができました」と高く評価しました。
 同じく先発の#3 嶺井選手は6本中5本の2Pシュートを決め、チームで2番目に多い10得点。「自分は3年生なのに、前半は後輩に頼りっきりな試合になってしまいました。後半は『こんなんじゃダメだ』『オレがやるしかない』という崖っぷちのマインドで臨み、いいプレーができました」と安堵の表情を浮かべました。
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 浜口ヘッドコーチが就任して以降、人とボールが動きながらディフェンスを崩すモーションオフェンスに重点的に取り組むチームにあって、フィットに苦しみ、最近の試合では武器であるミドルシュートの成功率が下がっていた#3 嶺井選手。「久しぶりにジャンプシュートが決まり、収穫になりました」と語りました。チームとしては「練習中はもっといいプレーができるけど、試合になるとその10~20%くらいしか成果を出すことができていません」と話し、精度の向上を見据えました。
 11月22~26日には、BリーグU18の40チームがトーナメント形式で頂点を争う「インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2025」に参戦します。タイトルの懸かる短期集中開催の大一番に向け、#33 長嶺選手は「チャンピオンシップは一発勝負なので、セカンドのメンバーに頼り過ぎず、スタートの5人がもっと強い気持ちを見せないといけません。後悔のない大会にするため、日頃の練習から思っていることを言い合い、チームとしてステップアップしていきたいです」と意気込みを語りました。
 互いに刺激を受け合いながら、チーム全体として着実に成長を続けているキングスU18へ引き続き応援をよろしくお願いいたします。
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■■キングスU15■■
 10月におけるU15のハイライトはJr.ウインターカップ沖縄県予選会の決勝です。チーム力の高い北谷中学校を相手に、試合開始からエースガードの#18 宮城昊河選手を中心に高い位置から激しいプレッシャーを仕掛け、流れをつかみます。チーム全員がディフェンス強度を高く保ち、速攻やドライブ、キックアウトからの3Pシュートなど多彩な得点パターンを見せ、チームが掲げる“超高速バスケ”を体現。ベンチに入った15人全員が得点を挙げ、101-36で勝利しました。
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 「試合前から、3年生である自分が一番最初にポイントを取りに行こうと決めていました」と、強い責任感を持ってチームをけん引した#18 宮城選手は「先輩たちがつくってきた歴史を崩さず、6連覇を達成できたことをはうれしく思います」と満足げ。前の代のチームは宮里俊佑選手、越圭司選手という二大エースがチームを引っ張っていたことを念頭に「今のチームに絶対的エースはいません。その分、みんなでボールを回しながら得点できるのが強みです」と自信を見せました。
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 #30 仲松優選手は怪我の影響で「オールコートのディフェンスでちょっと足が付いていきませんでした」と課題を口にした一方、オフェンスでは要所で持ち味の3Pシュートを決め切り、「そこは貢献できたと思います」と振り返ります。超高速バスケの肝であるチームの一体感については「大会を通じ、1回戦から徐々に良くなっていきました」と手応えを語りました。
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 一方、強豪ひしめく全国大会のJr.ウインターカップで勝ち抜くため、チームは超高速バスケの完成度をさらに磨いていく必要性を痛感しています。末広ヘッドコーチは「リバウンドでボールが空中にある間に全体をスキャンし、もっと速く全員が連動して動き出す必要があります。状況判断をあと0.5秒は速くしないといけません」と指摘します。
 #18 宮城選手も試合全体の評価は「50点」と低めの採点。「リバウンドを取った後にガード陣がボールをもらう位置が低いと言われています。まだ全国では通用しない部分が多いので、地道に一つひとつ修正していって、前の代の先輩たちが成し遂げられなかった全国優勝を達成したいです」と力を込めました。
 今年1月のJr.ウインターカップで、キングスU15は沖縄県勢で過去最高となる準優勝を達成。しかし、決勝ではRIZINGS徳島に65-67で惜敗し、最終決戦のコートに立った#30仲松選手は「とても悔しかったです」と振り返ります。「その思いを味わった分、今年こそ優勝を目指して、チーム一丸となって頑張っていきたいです」と力を込めました。
 リベンジの舞台まで、あと約2カ月。今度こそ日本一の頂に登り詰めるため、キングスU15はさらなるチーム力の向上に努めます。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。
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プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes