GICHD Innovation Conference 2025にて発表!
株式会社ワールドスキャンプロジェクト

日本で開発した磁気検知原理JIKAI
株式会社ワールドスキャンプロジェクト(本社:東京都新宿区、代表取締役:上瀧良平、以下「WSP」)は、ジュネーブ国際人道地雷処理センター(GICHD)が主催するGICHD Innovation Conference 2025(以下「本会議」)に参加。自社開発の高機能次世代磁界センサ「JIKAI」 を発表しました。
本会議は、地雷・クラスター弾などの不発弾の脅威に晒される約7,500万人の命を守ることを最優先課題とし、爆発性戦争残存物リスク低減(EORR)に関わる専門家と他分野の有識者が集い、課題ベースの議論や新しいアプローチを通じて地雷対策と弾薬管理のイノベーションを促進する三日間の会議です。2025年10月28日から30日にかけてルクセンブルクで開催されました。
WSPは、次世代磁界センサ「JIKAI」の性能と地雷除去への活用可能性を示しました。「JIKAI」の小型・軽量かつ高い耐環境性による、ドローン搭載可能の利点を活かした安全性の高い地雷除去方法を提案。セッション後は、ウクライナの現地組織を含む関係機関とウクライナにおける技術適用の可能性や課題、そして持続的な地雷除去活動を支える国際連携のあり方について来場者と自由に意見交換を行いました。
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登壇の様子
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当日の様子
WSPが開発した高機能磁界センサ「JIKAI」は、従来のフラックスゲート方式を大きく上回る15~20ピコテスラ(pT)レベルの超高感度磁場検出に成功した革新的デバイスです。検出の原理そのものも自社で開発した「JIKAI方式」を採用。小型・軽量かつ高い耐環境性を備え、ドローンや水中ロボットへの搭載が可能です。これにより、人が立ち入れない場所や危険区域での作業者のばく露リスクの低減が見込めるため、特に地雷・不発弾探査への応用が期待されています。専用ソフト「JIKAI-VISION」と連携し、取得データをヒートマップや地理情報上で可視化できる点も特長で、磁気計測の限界を押し広げる日本発の先進技術として国際的な連携や応用展開が期待されています。
WSPは、現地関係者や国際機関との対話を通じて得られた知見を今後の開発に活かし、日本発の磁気探知技術を人道支援の現場で実装する取り組みをさらに加速してまいります。私たちは、安全で持続可能な復興を支えるテクノロジーとして、JIKAIの社会的価値を世界へ広げていきます。
<株式会社ワールドスキャンプロジェクト概要>
代表者:代表取締役 上瀧 良平
設立:2020年1月22日
所在地:東京都新宿区西早稲田2-18-23
主な事業:ロボット・ドローン、センサ、汎用IoT端末、その他関連製品の研究開発・
設計・製造・販売・輸出
共同研究:九州大学、名古屋大学、東京大学
URL:
https://world-scan-project.com/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes