40代以上の4人に1人がマッチングアプリを利用する一方、約6割が「理想の出会いに至らず」ミドルシニア世代の“関係構築の壁”が明らかに
オーケーウェブ

「出会いはある。でも続かない。」ミドルシニアの恋愛にみられる“コミュニケーションの壁”とは?
「世界中のありがとうの物語を蓄積し可視化する」をパーパスとし、法人・個人向けコミュニティサービスを展開する株式会社オーケーウェブ(東京都港区、代表取締役:杉浦 元、以下「オーケーウェブ」)は、ミドルシニア世代の出会い領域において、提供するQ&Aコミュニティ『OKWAVE』に寄せられた悩みと、独自の生活者アンケートを組み合わせた調査を実施しました。
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『OKWAVEリサーチ』ミドルシニアのマッチングアプル事情と理想の出会いとは
『OKWAVE』に寄せられたミドルシニア世代の出会いに関する悩みを分析
本調査に先立ち、Q&Aコミュニティ『OKWAVE』に寄せられたミドルシニア世代の出会いに関する悩みを分析したところ、
「関係がうまく続かないこと」や「理想の出会いに発展しないこと」への不安が多数寄せられていることが判明しました。
そこで今回、ミドルシニア層が出会いにおいて抱く「期待」と、実際に出会いが成立・関係が継続していく「現実」とのギャップを定量的に調査しました。
その結果、40代以上の4人に1人がマッチングアプリを利用している一方で、実際に「理想の出会いに至った」と回答した人は約4割に留まり、期待と結果の間に明確なギャップが存在していることが明らかになりました。
また、このギャップにより、「会話が続かない」「会うまでに至らない」といった理由で
関係が深まる前にアプリの利用を中断してしまうケースが多いことがわかりました。
調査結果サマリー
- 利用は「4人に1人」:ミドルシニア世代(40代以上)の約25%がマッチングアプリを利用した経験があることが判明。- 現実は「理想の関係に至らず」:一方で、アプリを通じて理想の出会いや継続的な関係に発展したと回答した人は約4割に留まり、過半数が関係構築に課題を抱えている状況。- 関係構築の壁:出会いや初回のやりとりは成立するものの、「会話が続かない」「会うまでのペースが合わない」といった理由で、関係が深まる前にやり取りを中断してしまう実態が明らかに。- 出会いの判断基準:生活者が「相性が良い」と判断する基準は、「価値観が合うか」(54.2%)、「自然に会話が続くか」(48.7%)が上位となり、外見や条件よりも“コミュニケーションの質”が重視されていることがわかった。
調査結果 詳細
1. 40代以上にもマッチングアプリが浸透。選ぶ際は「安心できる環境」と「同世代との出会い」が鍵に
今回の調査では、40代以上の26.0%が「マッチングアプリの利用経験あり」と回答しています。マッチングアプリを積極的に活用している20代の利用経験が51.8%(
2025年 出会いコンパス調べ)ということから考えると、40代以上のミドルシニア層にもかなり浸透してきていることがうかがえます。
また、アプリを選ぶ際に重視したポイントとしては、
「利用者数の多さ」(59.6%)、「信頼性・安全性」(57.7%)、「口コミ・評判」(40.4%)が上位に。
さらに「年齢層の合致」(36.5%)も挙がっており、
40代以上では“安心できる環境で、同世代と出会えるか”がアプリ選定の大きな基準となっていることが明らかになりました。
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Q. マッチングアプリを選ぶ際に重視したことは何ですか?
2. 期待した出会いに発展できた人は約4人に1人
40代以上のマッチングアプリ利用者のうち、約63.4%は利用結果に満足していないことが分かりました。
恋人・パートナー・友人など、期待していた形の出会いに発展したのは約25%に留まっています。
「メッセージが続かない」「実際に会う前にやり取りが途切れる」といった、関係構築の難しさが浮き彫りになりました。
結果として、出会いの「きっかけ」は得やすいものの、信頼関係の形成や継続には時間と工夫が必要であることが示唆されます。
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Q. 直近で利用した結果はいかがでしたか?
3. 約半数が「嫌な思い」を経験
マッチングアプリの利用において、48%が「嫌な思いをしたことがある」と回答しています。
主な理由としては、プロフィールや写真とのギャップ、攻撃的・威圧的なメッセージ、会う約束に関するトラブルなどが挙げられました。
信頼関係が築かれる前段階で起きるコミュニケーションの摩擦が、利用継続の障壁となっていることが分かります。
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Q. マッチングアプリのりようで嫌な思いをしたことはありますか?
4. ミスマッチを防ぐには「価値観」や「人柄」の情報が必要
ミスマッチを減らすために「事前に分かると良いこと」として、
最も多かったのは 「価値観や人生観」57.7% でした。
続いて、
- 人柄や考え方が分かる文章(50.0%)- 趣味や関心(50.0%)- 日常生活(ライフスタイル)(46.2%)
と、条件や外見よりも “中身” や “人柄” を重視する傾向が顕著です。
大人世代においては、「長く穏やかに続けられる関係」が理想であり、そのためには価値観の相性が重視されることが分かります。
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Q. ミスマッチを減らすため相手についてどんなことが事前に分かると良いと思いますか?
■本調査の背景(OKWAVEの分析より)
本調査に先立ち、Q&Aコミュニティ『OKWAVE』に寄せられた40代以上の利用者からは、マッチングアプリに関する「相手の信頼性が分からない」「同世代に出会いにくい」といった声が多く見られました。こうした課題感を受け、ミドルシニア層の利用実態と、理想と現実のギャップを明らかにするために、本アンケート調査を実施しました。
■ミスマッチを減らす鍵は「価値観や人柄の理解」
今回の調査では、多くの40代以上の利用者が「相手が本当に信頼できるか分からない」「価値観や人生観が分からない」と感じていることが明らかになりました。
マッチングアプリは、第一印象がプロフィールや写真に依存しやすく、内面や生活観が伝わりにくいという構造的な課題があります。
そのため、出会いの初期段階で“相手の中身が見えないまま判断せざるを得ない” ことが、ミスマッチや不安感につながりやすいと言えます。
実際に、「ミスマッチを減らすために事前に知りたいこと」としては、
- 価値観や人生観(57.6%)- 人柄や考え方が分かる文章(50.0%)- 趣味や関心(50.0%)- 日常生活の様子(46.1%)
が上位に挙げられました。
つまり、ミドルシニア世代の出会いにおいては「条件」よりも「内面的な相性」が重視されている ことが分かります。
40代以降の関係は、焦らず時間をかけて相手を理解することが大切です。
メッセージ交換や、価値観・人柄を共有できる場があることで、安心して関係を深めることができます。
■調査概要
調査主体:株式会社オーケーウェブ
調査名:マッチングアプリに関するアンケート
調査対象:OKWAVE会員の40代以上の方
調査期間:2025年10月
調査方法:インターネット調査
有効回答数:202件
本調査リリースの内容に加え、さらなる詳細については、弊社運営メディア『
OKWAVEセレクト』内にて詳しくご紹介しています。
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■株式会社オーケーウェブの取り組みと今後の展望
株式会社オーケーウェブは、「互い助け合う社会の実現」を理念に掲げ、世界を『ありがとう』で満たすことを目指しています。
現代社会は、分断や対立といった課題が語られることが多くあります。しかし、その一方で、私たちの日常には数えきれないほどの『ありがとう』が存在しています。オフィスや学校、家庭、街中や旅先など、日々のあらゆる場面で人と人とが支え合い、小さな『ありがとう』が自然に生まれています。
オーケーウェブは、こうした日常の『ありがとう』に光を当て、その背景にある物語を可視化することを通じて、人々がより優しさや温かさを実感できる社会をつくりたいと考えています。
一人ひとりがこの一か月に交わした『ありがとう』
組織やコミュニティの中で積み重なった『ありがとう』
世界中で今この瞬間に生まれている無数の『ありがとう』
これらを共有・循環させることで、世界はよりやさしく、温かく、そして豊かな場所になっていくはずです。
今後も株式会社オーケーウェブは、「ありがとう」を核とした事業やサービスを進化させ、利用者や社会全体の信頼と共感を育む取り組みを展開してまいります。そして、世界中の『ありがとう』をつなぎ、その可能性を最大化するプラットフォームとして、新たな価値を創造し続けてまいります。
【記事等へのデータ引用・転載時のお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず株式会社オーケーウェブ公式サイト(
https://okwave.co.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
■株式会社オーケーウェブについて
株式会社オーケーウェブ(証券コード:3808)は、「世界中のありがとうの物語を蓄積し可視化する」ことをパーパスに掲げ、お互いを助け合う(互助)プラットフォームの運営と、互助の絆や関係性を作るサービスを提供。
Q&A形式のコミュニティサイト『
OKWAVE』の運営を軸に、ユーザー参加型のサポートコミュニティ『
OKWAVE Plus』を企業や地方自治体向けに提供するほか、700社以上の導入実績のあるクラウドサンクスカード『
GRATICA』を展開しています。
また、メディアサービスでは『
OKWAVE media』を中心に、強いドメインパワーを活かした記事制作・配信を展開し、企業や団体の広報・PR活動を支援しています。
代表者:代表取締役社長 杉浦 元
本社所在地:東京都港区新橋3丁目11-8 オーイズミ新橋第2ビル702
URL:
https://www.okwave.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社オーケーウェブ
事業推進グループ
E-mail:sales_okwaveplus@ml.okwave.co.jp
当社は、今後も互い助け合いをベースとしたコミュニティのDX化を通じて、様々な社会課題の解決や地域の発展に寄与するサービスを提供してまいります。
※記載された商品名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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