産業用ヒューマノイドロボット「Walker S2」― 製造現場に“人型の知能”を
株式会社GA Robotics

2025年10月 ― UBTECH Robotics Ltd.(本社:中国・深圳、CEO 周劍)は、次世代産業用ヒューマノイドロボット「Walker S2」を正式発表しました。Walker S2 は、製造業・物流・点検などの現場で、人と同等の運動性能と知覚・判断能力を備えた 新世代ヒューマノイドです。UBTECH のフルスタック技術により、実作業レベルでの人協働を可能にしました。株式会社GA Robotics(ジーエーロボティクス)は、日本代理店として、日本での発売開始を来年春ごろに予定しています。
Walker S2
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160855/6/160855-6-923d0a8f91ecee6a9968062c7077dcbb-700x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
産業用ヒューマノイドロボット「Walker S2」
Walker S2の特長
- 人間に近い身体性能身長 176 cm/重量 73 kg、全身 52自由度最大歩行速度 2 m/s、階段・段差 2 cm 対応高剛性軽量ボディ(航空機グレードアルミ+複合弾性樹脂)第4世代Dexterous Hand:片手 11自由度・6軸力覚センサ搭載- 知能と自律性Walker S2 は、UBTECH 独自のROSA 2.6 制御OSを採用。AI エージェント「Prov AI」が意図理解・タスク計画・異常検知を行い、双眼ステレオカメラによる高精度立体視で、部品の形状や位置をリアルタイム認識します。バッテリーは自動スワップ式で、クラウド制御によりタスク優先度に応じた充放電を実現。- 産業応用事例無人物料搬送:AGVとの協調で最終工程の運搬を自動化自動車検査・塗装支援:色差・構造検査を自動実行設備点検:空調ガス漏れなどの異常を安全に遠隔検知在庫・数量検査:RGBDカメラによる自動カウントと識別- 開発者・研究機関向けSDKWalker S2 はROS2 ベースのSDKを提供。モーター制御、IMU・バッテリー・カメラデータ取得から、音声認識・動作制御・自律移動APIまで段階的に公開予定です。URDFやGitHub リポジトリも提供され、研究開発・SI企業によるカスタマイズが容易に行えます。- 安全と拡張性多層センサによる冗長安全設計で、人との共存環境に対応。将来的には、バッテリー/エンドエフェクタ自動交換ステーション、ERP・MES 連携などの拡張を予定しています。
Walker S2 製品ページ
https://ga-robotics.co.jp/products/walker-s2/
発売時期と提供形態
Walker S2 は現在、中国国内の製造現場で実証運用を開始しており、CE/FCC 認証取得後、2026 年前半にグローバル展開を予定。
GA Roboticsは、先進のロボティクス技術を活用し、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)を力強く支援します。深刻化する人手不足や生産性向上といった課題に対して、ロボットの導入を通じて現場の革新を促進し、持続可能なビジネスの成長に貢献してまいります。
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes