Momentum、「HYTRA DASHBOARD」に1年間で2.4万件の配信非推奨リストを追加
Momentum

ウェブサイト、YouTubeチャンネルともに著作権を侵害するコンテンツが増加
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Momentum株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:細井 康平、以下Momentum)は、アドベリフィケーション対策サービス「HYTRA DASHBOARD」において、過去1年間(2024年8月~2025年7月)に、新たに約24,000件の広告配信非推奨リストを追加しました。このリストには、ブランド毀損、アドフラウドの観点から広告の配信先として不適切なウェブサイト、アプリ、YouTubeチャンネルが含まれています。
リスト件数の内訳については以下の通りです。
- Web Unsafe List(※1) 16,968件- App Unsafe List(※2) 5,893件- Channel Unsafe List(※3) 990件
合計 23,851件
※1 Web Unsafe List:ウェブ上の広告面における配信非推奨リスト
※2 App Unsafe List:アプリ上の広告面における配信非推奨リスト
※3 Channel Unsafe List:YouTube上の広告面における配信非推奨リスト
生成AIの発展に伴い、MFAサイトや著作権を侵害するコンテンツを掲載したウェブサイト、Youtubeチャンネルが急増しています。
過去1年間で追加したウェブサイト・Youtubeチャンネルの内、Web Unsafe Listの40.7%、Channel Unsafe Listの59.6%が、違法アップロードや画像の無断転用が確認され「著作権侵害」と判定されたコンテンツでした。
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[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11681/134/11681-134-1e24976581c534cd0b4aa0b175ccd7a6-500x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今年6月に総務省が公開した「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス」でも、「デジタル社会の不健全なエコシステムに加担するリスク」として指摘されています。
著作権を侵害するコンテンツの多くは広告収益を目的としており、これらに広告費が流入することで、その流通や拡散が助長されるおそれがあります。その結果、本来報酬を受け取るべき権利者が正当な収益を得られず、信頼性の高いメディアやコンテンツの存続が危ぶまれるなど、社会全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、一般社団法人日本民間放送連盟(民放連)が2025年1月に公表した実態調査では、YouTubeやSNSの違法コンテンツに大手企業の広告が掲載されている事例も報告されており、企業は社会的責任(CSR)の観点からも厳しい評価を受ける可能性があります。
【参考】
- デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス
https://www.soumu.go.jp/main_content/001013697.pdf- 総務省「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会デジタル広告ワーキンググループ」第5回配付資料:一般社団法人日本民間放送連盟発表資料
https://www.soumu.go.jp/main_content/000987623.pdf- モメンタムが運営するAdverificationBlogにおける民放連様へのインタビュー「民放連が指摘する違法アップロード動画と広告掲載の実態とは?」
https://blog.m0mentum.co.jp/interview2024_j-ba
また今回の追加リストでは、Web Unsafe Listのうち15.3%が「アドフラウド」(※4)として判定されました。
※4 アドフラウド:広告詐欺や広告不正とも言われ、Web広告に対して行われる詐欺のこと。通常、Web広告は表示やクリック数をもとに報酬が支払われるが、アドフラウドは無駄な表示・クリックを発生させ報酬をだまし取る。
アドフラウド対策を怠ると、ボットやその他の不正なトラフィックによって広告表示回数が水増しされてしまい、広告効果や投資収益率(ROI)が大幅に低下する危険性があります。
「HYTRA DASHBOARD」は、ブランドセーフティ及びアドフラウド対策に対する包括的対策リスト提供ダッシュボードです。ウェブサイト、YouTubeチャンネル、アプリそれぞれの対策リストを提供し、広告主様・代理店様にご活用いただいております。
HYTRA DASHBOARDを活用したこれらのリスク対策は、広告のパフォーマンスを向上させるだけでなく、企業のブランドイメージを守るうえでも有効です。Momentumは、今後も健全なデジタル広告市場の実現に貢献してまいります。
サービス詳細についてはこちら
https://www.m0mentum.co.jp/hytra-dashboard/
■Momentum株式会社について
Momentum株式会社は、「無価値な広告をゼロにする」という理念のもと、国内で初のアドベリフィケーション事業者として創業されました。全方位型で精度の高いアドベリフィケーションソリューションの開発・提供を行い、インターネット広告環境の健全化を促進します。インターネット広告環境の健全化の取り組みを行うことにより、全てのステークホルダーの長期的な発展を促すだけではなく、デジタルマーケティングに関わるリスク対策のコスト・工数の削減を実現し、ビジネスをより本質的な課題へ向き合わせるためのリソースを創出します。
コーポレートサイトURL
https://www.m0mentum.co.jpプレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes