農林水産省「食品ロス削減対策緊急事業」に参画「もったいないおかず」プロジェクトで冷凍惣菜の寄贈実証を開始
ワタミ株式会社

ワタミ株式会社(本社:東京都大田区、以下「ワタミ」)は、公益財団法人Save Earth Foundation(所在地:東京都大田区、以下「SEF」)が採択された農林水産省の令和6年度食品ロス削減対策緊急事業 未利用食品の供給体制構築緊急支援事業に参画しています。本事業では、ワタミ手づくり厨房で発生する盛り切れなかった冷蔵惣菜(未利用食品)を冷凍し品質を保持した状態で、自社物流便を活用し食料支援を必要とする子ども食堂などの団体へ寄贈します。本取り組みは、自社工場で発生する“まだ食べられる惣菜”を廃棄せず、冷凍して品質を保持し既存物流を有効活用する例のない画期的な取り組みです。社会実装することで製造現場における食品ロス削減と社会福祉の両立を目指します。
■取り組み概要:「冷凍×自社物流」で実現する寄贈の仕組み
・ 工場で発生する未利用惣菜を、工場内でパック詰め・冷凍化
・ 自社の既存物流便を活用し、支援団体へ寄贈
・ 子ども食堂や福祉施設など、冷凍保管が可能な施設を中心に寄贈を実施
本取り組みでは、冷凍による品質保持などの検証を行い、今後の全国展開に向けた運用モデルを確立します。
2025年10月22日から第1回の実証として4団体への寄贈を実施しました。ワタミ手づくり厨房東松山センターで製造された冷蔵弁当の未利用惣菜を冷凍加工し、ワタミの既存の物流便を活用し配送することで温度管理・品質保持・提供後の運用課題を検証します。
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■今後の展望
本実証を通して自社工場で発生する食品ロス削減施策の一環として、全工場での展開を視野に入れ、取り組みを実施します。ワタミは今後も、食品ロス削減を通じた持続可能な社会づくりに貢献していきます。
※ワタミグループのサスティナブルな取り組み ⇒
https://www.watami.co.jp/csr/
【参考】ワタミにおけるこれまでの食品リサイクルの取り組み
ワタミの自社工場において発生した食品残さはこれまで、食品リサイクル法に基づき認定を受けた再生利用事業計画として、SEFとともに「食品リサイクルループ」を構築し飼料化を行い、その飼料で生産された鶏卵を使用した製品を自社で買い戻すことで100%リサイクルを実現してきました。しかし、「まだ美味しく食べられる惣菜を、美味しく食べてもらいたい」という想いから、“再生利用”から“一度しかない「食べる機会」の提供”へと発想を転換。その想いを形にするために、本プロジェクトが始動しました。
■ワタミ株式会社
【住 所】 東京都大田区羽田 1-1-3
【代表者名】 代表取締役会長 兼 社長 CEO 渡邉 美樹
【設 立】 1986 年 5 月
【事業内容】 国内外食事業、海外事業、宅食事業、農業、環境事業、人材サービス事業
【ホームページ URL】
http://www.watami.co.jpプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes