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HIRAC FUND、セラミック分離膜の開発を手掛けるイーセップに出資

マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社

HIRAC FUND、セラミック分離膜の開発を手掛けるイーセ


株式会社マネーフォワードのグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社が運営する「HIRAC FUND(ヒラクファンド)」は、セラミック分離膜の開発を手掛けるイーセップ株式会社に出資いたしました。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104600/42/104600-42-0842c0b202ad615ecd598fcc2cc17594-1800x945.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■出資の背景
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、脱炭素化への取り組みが社会全体の急務となっています。また、CO2排出量は減少しているものの、特に化学産業は、日本の産業部門におけるCO2排出量の約15.4%を占めています※1。この主な原因は、化学物質を分離するために使われる巨大な蒸留塔などの設備と、そこで消費される膨大なエネルギーとなっています。

この度出資したイーセップは、「化学プロセス(反応と分離)を大幅に小型化・省エネ化する」ことをミッションに掲げるスタートアップです。化学産業における根幹のプロセスである分離工程を独自のナノセラミック分離膜技術によって革新し、カーボンニュートラル(CN)社会の構築を目指しています。

イーセップが開発するメンブレンリアクター(膜反応器)は、化学反応と分離を同時に行う技術であり、巨大な化学プロセスの小型化・オンサイト化を可能にします。特殊環境を必要とせず、通常空間で様々な「モノづくり」の現場での洗浄液や塗料の分離を省スペース省エネルギーで実現します。
さらに現在、工場の化学溶剤リサイクルや、回収CO2とグリーン水素からCNメタノールを効率よく製造する技術開発を進めています。「CNメタノール」はCO2の資源化と、輸送が難しい水素を運べる水素(水素キャリア)にする役割を担い、水素社会の実現にも貢献します※2。

HIRAC FUNDは、イーセップが高性能のナノセラミック分離膜を高い再現性で製造する技術を有し、既に商用化され多くの化学企業から高い評価を受けていること、またカーボンニュートラルに向けた複数の重要課題を同時に解決する将来性を保持されていると判断し、この度出資をいたしました。

今後は、当ファンドのネットワークを活かした他の事業会社との連携サポートを行い、支援してまいります。

※1 環境省「2023年度(令和5年度)温室効果ガス排出・吸収量について」(2025年4月25日公開、2025年10月27日閲覧)
※2 経済産業省 資源エネルギー庁「『水素基本戦略』の改定について」(2023年6月6日公開、2025年10月27日閲覧)

■イーセップについて
<代表プロフィール>
代表取締役社長 澤村 健一
早稲田大学(応用化学専攻)にて分離膜技術に関する博士号(工学)取得後、大学助手を経て、大手エンジニアリング会社に入社。その後自身の専門技術であるナノ多孔性セラミック分離膜技術の社会実装を目指し、2013年にイーセップ株式会社を創業・設立。
設立時から当社代表取締役として産学官連携のオープンイノベーション体制による技術開発と事業化を推進。カーボンニュートラル社会に向けた当該技術の早期社会実装を目指している。

<会社概要>
会社名:イーセップ株式会社
代表者:代表取締役 澤村 健一
事業内容:ナノセラミック分離膜技術の開発およびその関連機器・システム等の提供
設立:2013年1月
本社:京都府相楽郡精華町精華台七丁目5番地1けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
URL:https://esep.kyoto/

■HIRAC FUNDの出資を受けてのコメント
イーセップ株式会社 代表取締役社長 澤村 健一氏
この度、弊社事業の社会的意義をご評価頂き、HIRAC FUND様よりご出資のご判断を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
投資検討段階から、弊社の課題であったバックオフィス領域において的確な助言とご支援を頂き、弊社固有の強みに専念することができました。今後はHIRAC FUND様を起点に、マネーフォワードグループの知見とご支援を活かし、カーボンニュートラル実現に向けた弊社技術の社会実装を加速・拡大してまいります。

■HIRAC FUND概要
HIRAC FUNDは、テクノロジーによる社会課題解決を目指すシード・アーリーステージのスタートアップを中心に投資するVCファンドです。マネーフォワードグループの強みである「スタートアップの立ち上げ・IPO経験」、「Fintech/SaaSへの知見」、「起業家とのネットワーク・コミュニティ」、「地域金融機関との連携」を活かし、スタートアップ業界に貢献すべく、出資・支援活動をおこないます。

<2号ファンドについて>
名称:HIRAC FUND2号投資事業有限責任組合
ファンド総額:90.8億円
投資対象:国内外のシード・アーリーステージを中心としたIT/テクノロジー企業全般
無限責任組合員:マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社
URL:https://hirac.co.jp/

■マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社について
名称:マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(株式会社マネーフォワード100%子会社)
所在地:東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者:金坂直哉
事業内容:ファンドの募集・運営
設立:2020年5月25日
URL:https://hirac.co.jp/

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