ユーザー3000万人が示す、アプリコミュニケーションの実態調査2025
株式会社ヤプリ

~アプリは購買チャネルから、ブランドと顧客をつなぐ“エンゲージメントチャネル”へ。アプリの真価を可視化~
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デジタルエクスペリエンスプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供する株式会社ヤプリ(本社:東京都港区、代表取締役:庵原保文、以下「ヤプリ」)は、Yappliを導入しているアパレル企業におけるアプリの各種KPI指標に関する調査を実施しました。アパレル業界におけるアプリの真価を解き明かす本調査は、単なる購買チャネルを超えたアプリの可能性を示唆しています。
さらに、今回は3つの価格帯に分類した、より詳細なユーザー行動データも分析しています。
調査目的
昨今、企業の公式アプリはもはや特別なものではなく、スタンダードな顧客接点として定着しつつあります。そしてアプリは「購買行動」を促すだけでなく、他チャネルにはない自由なコミュニケーションの場として機能し、ブランドと顧客を長期的につなぐ”エンゲージメントチャネル”へと進化しています。
そのため、アプリにおける「成果」を測る際には、売上やCVだけでなく、どれだけ継続的なコミュニケーションが築けているか、そしてその“つながりの強さ”をどのくらいのコストで維持できているかが、より重要な指標となります。
本調査では、アプリプラットフォーム「Yappli」を活用しているアパレル企業のデータを定量的に分析し、長期的なユーザーとの関係構築における指標を明らかにしました。
アプリ運用におけるアプリの立ち位置とKPIを考える際にぜひご活用ください。
調査結果
1. アプリコミュニケーションにおける各種KPI
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[表1:
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(※1)MAU:「Monthly Active Users」の略で、月に最低一回は開いたユーザー数。
本調査で、アプリを通じた長期的な接点作りの目安となる指標が明らかになりました。
アプリは約0.1円のプッシュ通知を含むコミュニケーションを通じて、月1回以上の起動を促し、さらに起動すれば1日あたり4分の回遊を生み出すことが明らかになりました。そしてリピーター創出(4.2回/年)に繋がっています。
2. ブランド価格帯別のアプリユーザー行動特性
アパレル業界を「プチプラ」「ミドルプライス」「ハイブランド」の3つに分けて分析したところ、価格帯によってアプリの利用傾向に明確な違いが見られました。
[表2:
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【価格帯別の主な傾向】
- ハイブランド:月に1回以上の「起動」、1度でも起動すれば10人に1人がCV。ハイブランドでは、**年間平均起動回数15.2回**、**プッシュ通知閲覧回数6.5回**、**平均滞在時間268秒**と他価格帯と比較して最も高く、平均月1回以上、1回あたり4分以上アプリを開き、その半分近くはプッシュ通知経由で開いていることがわかります。価格帯が高いため購入頻度は低いものの、アプリを起動したユーザーの約10人に1人が年間で一度はCVに至るという、高いブランド接触頻度と購買率が特長です。- ミドルプライス:年7回のCVを最も効率的に獲得。1度CVしたユーザーの年間平均CV回数が7.2回と、全価格帯で最もリピーターが多い結果となりました。また、「CV獲得費用」も129円と最も低く、効率的なCV獲得を実現しています。一方、「起動したユーザーの年間平均CVR」は1.91%と最も低いことから、コアなリピーターがCV数を支え、アプリ起動はするものの購入に至らないライトユーザーも共存していることが分かります。アプリはライトファンをコアファンへと引き上げる役割も担い、幅広い施策が求められます。- プチプラ:アクティブ率が最も高く、安価にプッシュ通知配信。「月間アクティブ率」が20.3%と他価格帯と比べ最も高い水準であり、アプリがユーザーの生活に深く浸透しています。また「1プッシュ通知配信金額」は0.07円と最も安価であり、低コストで広範囲の顧客との関係構築・維持を実現していることが特長です。
調査から見えた傾向
アプリは、継続的な顧客とのコミュニケーション機会を増やすことで、結果として年平均4回以上のCVを行うリピーターを生み出すことがわかりました。
このようにアプリは単なる購買チャネルではなく、その前段のコミュニケーションを幅広い施策で実現し、ブランド体験を強化、顧客との距離を近づける、“エンゲージメント構築基盤”として機能していると言えるでしょう。
反対に、前段のコミュニケーションが十分に練られていなければ「売上」につながることは難しいのです。
ぜひ本調査を通じて、顧客体験におけるアプリの立ち位置と、アプリ運用におけるKPIを振り返るきっかけにしていただけますと幸いです。
弊社ヤプリが提供する「Yappli」は「速く、自由に、進化する」アプリ開発・運用プラットフォームです。求める顧客体験を実現する、アプリ開発・運用をご支援します。
本調査が示すように、アプリはブランドと顧客の間に深い絆を築く重要な接点となります。直近では、日々目まぐるしく変化する市場環境や顧客ニーズに合わせて、アプリの重要性を再認識しリニューアルする需要が増加しています。
ぜひアプリに関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
アプリ施策に迷われている方に向けた資料はこちら
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DLはこちらから
https://go.yapp.li/document_wp_App-know-how-book.html
調査概要
[表3:
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(※2)Yappli Data HubはYappli製のアプリ上における、より詳細な属性・行動データを提供しているサービスです。
ヤプリは、今後も企業のGo Mobileを推進し、デジタルを簡単に、社会を便利にするための支援を続けてまいります。
■株式会社ヤプリについて
株式会社ヤプリは、「デジタルを簡単に、社会を便利に」をミッションに、ノーコードでアプリを開発・運用・分析できる「Yappli」や、社内エンゲージメントアプリ「UNITE by Yappli」、次世代Web構築プラットフォーム「Yappli WebX」などを提供し、企業のデジタル体験の向上を支援しています。
Yappliの製品は750社以上に導入されており、アプリの累計ダウンロード数は2億回以上、店舗・EC、社内DX、BtoBなど多様な分野で活用されています。ヤプリは、顧客体験と従業員体験を総合的に高めるデジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)として進化を続けていきます。
・Yappli:
https://yapp.li/
・UNITE by Yappli:
https://unite.yapp.li/
・Yappli WebX:
https://webx.sites.yappli.com/
本社 :東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー41階
エリア支社 :グランフロント大阪北館8階(大阪)、Signature 福岡大名ガーデンシティ8階(福岡)
代表者 :代表取締役 庵原 保文
事業内容 :「Yappli」「Yappli CRM」「Yappli WebX」の開発・提供
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes