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業界共通の再生プラスチックを開発しました

JBMIA

業界共通の再生プラスチックを開発しました

プラスチック資源の再利用促進を目指す新たな取り組みを開始します


 一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(東京都港区、会長 沖津雅浩、以下JBMIAという)は、樹脂コンパウンドメーカーと共同で、複写機やプリンタ等の各社OA機器に使用可能なポリスチレン(以下PSという)再生プラスチックを開発し、今年度より順次、各社の製品への搭載検討を開始します。
今回共同で開発したPS再生プラスチックは、OA機器と家電から回収したプラスチックを組み合わせたハイブリッドPCR(使用済み製品由来の再生原料)を90%使用しています。さらに、再生プラスチックの安全性を示すUL94規格も取得しており、安心して使用できる材料です。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150770/8/150770-8-28d3052a10b6e9860512d8e0f58a4df8-607x666.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


1.JBMIA再生プラスチック循環システムの概要
1-1.共同開発の分担
- JBMIA各社:
 ・複写機、プリンタ等で共通使用可能なスペック検討
 ・使いこなし設計、評価検証
 ・JBMIA供給OA回収材(再生素材)の品質保証の確立
 ・JBMIA再生プラスチック循環スキームの構築
- 樹脂コンパウンドメーカー:
 ・薄肉化、PCR原料高切込み率の再生プラスチックコンパクトレシピの開発
 ・再生プラスチックの品質評価技術の開発
 ・家電由来回収材品質保証の確立
 ・再生プラスチック安全規格(UL規格)の申請取得

1-2.開発までの経緯
プラスチックマテリアルリサイクルTF(タスクフォース)設立と活動の経緯:
2020年に以下の2点を目的として「プラスチックマテリアルリサイクル検討準備委員会」を発足しました。
・ 世界的に規制が強化されている「プラスチック資源循環」について、業界団体として解決に向けて取り組み、社会的責任を果たすこと
・ 活動を通して、会員企業の事業に貢献すること
「業界共同による使用済みプラスチック資源循環システム構築」の実現に向けて、翌年度からプラスチックマテリアルリサイクル委員会(現プラスチックマテリアルリサイクルTF)として活動を開始し、オープンマテリアルリサイクルにおける用途開拓およびクローズドマテリアルリサイクルにおける再生プラスチック開発の検討を進めてきました。
その中で、クローズドマテリアルリサイクルにおける再生プラスチックの開発については、当初、各社の材料グレードや色材の統一化に関する課題、需要と供給のバランス、コスト面などの課題から、実現は困難と判断して断念していました。しかし、OA機器から回収したプラスチック(再生素材)と、異業種から回収したプラスチック(再生素材)をハイブリッド化することでこれらの課題を解決し、開発の実現に至りました。

2.JBMIA PS再生プラスチックCE(サーキュラーエコノミー)概要
これまで、PCMR(プラスチック・クローズドループ・マテリアル・リサイクル)は個社ごとに実施されていましたが、業界全体での取り組みはありませんでした。今回、OA機器からOA機器への再利用(OA to OA)や家電からOA機器への再利用(家電 to OA)を対象としたPCR原料による業界共通の再生プラスチック開発および循環システムの構築に取り組むことで、今後さらにOA・IT機器業界におけるサーキュラーエコノミーの実現を推進してまいります。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150770/8/150770-8-f849876af5ce0194e652a3e3a9bca418-1040x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


3.残課題と方向性
PS再生プラスチックにおける品質・回収量供給体制については、本格化量産見極めが完了しましたが、個社の製品への採用に向けて、経済性(コスト)・品質(製品利用評価)を継続課題として、個社ごとに遵法性を担保しながら引き続き検討を進めてまいります。

4.今後の展開
4-1.再生プラスチック材料の対象拡大について
今回の対象はPSプラスチックですが、今後はPSプラスチック以外のプラスチック材料にも拡大展開を図ってまいります。

4-2.重点取り組みテーマ
JBMIAは、当協会の重点的に取り組むテーマとして、以下の3つを掲げています。
 ・サステナブルな社会基盤の構築に向けた取組み推進
 ・産業競争力向上を目指したイノベーションの推進
 ・グローバルな変化に対応した安心・安全なオフィス環境の実現に向けた取組み推進


JBMIAは、今回のプラスチックマテリアルリサイクルTFによる業界活動を通じて、「サステナブルな社会基盤の構築に向けた取り組み」を推進してまいります。また、本取り組みをSDGs目標12「つくる責任・つかう責任」に関連させて実施することで、サーキュラーエコノミーの実現にも貢献してまいります。


-以上-

プレスリリース提供:PR TIMES

業界共通の再生プラスチックを開発しました

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