11/7(金)-9(日)、世界一斉にパッシブハウス見学会開催
一般社団法人パッシブハウス・ジャパン

International Passive House Open Days2025にパッシブハウスジャパンも参画
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4492/11/4492-11-6b9a336cc843e874bda45ffdfff0eae8-1920x717.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
引用:International Passive House Open Days https://cms.passivehouse.com/en/ipha/events/international-passive-house-open-days/
一般社団法人パッシブハウス・ジャパン(神奈川県鎌倉市)は、世界中のパッシブハウス・レベルの建物が 一同に見学会を行う恒例の国際イベント「国際パッシブハウスオープンデー2025」(11月7日(金)~9日(日))開催に参画し、日本では全国14箇所で物件の見学、体験会が行われます。
「国際パッシブハウスオープンデー」は2015年に世界30か国で約700のパッシブハウス物件で開催。その後、定期的に開催されており、同程度の規模で開催されています。
ここ数年、局所的な大雨や、短時間の豪雨などが増え、天候を予測できなくなってきたという感覚があります。日本各地では悲惨な豪雨災害がいくつも起こっており、それは紀元後 2000 年の歴史に例を見ない地球温暖化の進行の状況があると言われています。「令和4年版 国土交通白書」によると、2011 年~ 2020 年の世界の平均気温は、工業化以前(1850 年~ 1900 年)と比べ、1.09℃高く(注 1)、このままの状況が続けば、更なる気温上昇が予測されます。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4492/11/4492-11-c63cb67b6878a6d72b2e0531eebb8d53-982x433.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
引用:令和4年版 国土交通白書 https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r03/hakusho/r04/pdf/np100000.pdf
また、気温の上昇について、観測値と自然起源の要因のみを考慮したシミュレーション結果との差異から、人為起源の要因による温暖化の進行と言えます。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4492/11/4492-11-b7c5f362041e31f567dcbc3e4df5a666-984x439.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
引用:令和4年版 国土交通白書 https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r03/hakusho/r04/pdf/np100000.pdf
地球温暖化が待ったなしの状況で、住宅部門ではエネルギー消費量の削減が急がれており、超省エネ住宅パッシブハウスが注目されつつあります。パッシブハウスは超省エネなだけではなく、異次元の快適性を兼ね備え、住まい手に大きな健康メリットをもたらします。今回の見学会は、パッシブハウスの冬の温熱環境を体感できる貴重な機会です。ぜひご注目ください。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4492/11/4492-11-0be361f0f05c44efb842e558d8bf57ef-1000x557.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
国際パッシブハウス・オープンデー2025 | パッシブハウス・ジャパン https://passivehouse-japan.org/event/20531/
開催概要
「国際パッシブハウスオープンデー2022」
日時:2025年11月7日(金)~9日(日) ※開催日時は各物件ごとに異なります。詳細は下記。
会場:全国のパッシブハウス、パッシブハウス認定申請物件14箇所
・福島県福島市「福島パッシブハウス」
・茨城県石岡市「いばらきパッシブハウス」
・埼玉県熊谷市「熊谷EnerPHit」
・埼玉県秩父郡皆野町「皆野パッシブハウス(認定申請予定)」
・神奈川県伊勢原市「伊勢原パッシブハウス」
・長野県北佐久郡「軽井沢南ヶ丘パッシブハウス」
・長野県北佐久郡軽井沢町「追分の家」
・長野県北佐久郡「軽井沢モダンバーンパッシブハウス」
・愛知県一宮市「尾張一宮パッシブハウス」
・静岡県浜松市「浜松パッシブハウス」
・大阪府泉南郡岬町「みさきパッシブハウス」
・岡山県倉敷市「倉敷パッシブハウス」
・岡山県倉敷市「GMZパッシブハウス(認定申請予定)」
・佐賀県武雄市「佐賀パッシブハウス(認定申請予定)」
※見学お申込みの方に詳細な場所をお伝えします。
参加費:無料
主催:一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
詳細・申込:PHJのWEBサイトをご確認ください
https://passivehouse-japan.org/event/20531/
パッシブハウスとは
1991年にドイツのパッシブハウス研究所によって確立された省エネ建築スタンダードおよび設計メソッドです。各国の法規によって定められた省エネスタンダード(いわゆるミニマム・スタンダード)よりもはるかに上を行くこのシビアな省エネ基準は、その経済性が実証されるとドイツ、オーストリアで大きく普及し、近年ではEUとは気候の異なるアメリカや韓国でもパッシブハウスの建設が試みられております。
パッシブハウスの基準は、
年間冷暖房需要がそれぞれ15kWh/m2(夏季の除湿需要は除く)
年間一次エネルギー消費量(家電も含む)120kWh/m2(旧基準の場合)
気密性能として50パスカル加圧および減圧時に漏気回数が0.6回/h
上記の条件を満たすように、国際的に採用されているPHPPソフト(Passive House Planning Package)を用いて建物の熱損失計算を行います。
PHPPは住宅のみならず、学校建築、商業建築、そして医療施設等にも適応することのできる設計ツールで、設計者自ら建物の年間一次エネルギー消費量、冷暖房需要をこのPHPPのデータで確認しながら建物のエネルギー効率を向上させることが出来ます。そのち密な計算により、実際の建物のエネルギー消費量が、計算値を上回らないことで世界中で高い評価を受けています。
【資料】団体概要
法人名:一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
設立:2010年2月1日
事務局:神奈川県鎌倉市大町2-2-2
代表理事:森みわ
理事:竹内昌義、高岡文紀、高橋慎吾、三原正義
賛助会員:300社(2025年10月末日現在)
一般社団法人パッシブハウス・ジャパン(以下PHJ)は、ドイツのPHI(パッシブハウス・インスティテュート)の日本正式窓口として、ドイツ発祥の超省エネ住宅「パッシブハウス」を日本の気候・文化様式にあわせた「日本型超省エネ住宅」の研究と確立、そして普及を目指す非営利の社団法人です。PHJでは各地の気候条件などを考慮し、全国を8つの支部に分け、各支部勉強会や見学会などを通じて意識の高い施工者、設計者と交流を深めながらパッシブハウスや省エネ設計の重要性に関する普及啓もう活動を行っております。
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes