“レチノール迷子”に正しい知識を。ANS.が医師とともに最新レチノイド療法と個人差の科学を解説

株式会社Neautech

“レチノール迷子”に正しい知識を。ANS.が医師とともに

オンライン肌管理サービス「ANS.（アンス）（以下「ANS.」）」を展開する株式会社Neautech（ニューテック）は、2025年10月、レチノールに関する誤解や使い方の課題を背景に、正しい知識の普及を目的として、メディア関係者向けに「レチノール勉強会」を開催しました。
ANS.監修医である竹村昌敏医師による医学的解説とともに、新製品「リポレチノセラム(R)」を通じて、“効かせながら肌を守る”レチノイド療法の最前線を紹介しました。
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＜開催レポート＞
■ レチノールの効果の感じ方に個人差がある理由
「同じ製品を使っているのに、友人には良い変化があって自分には感じられない」─こうした経験は決して珍しくありません。
竹村医師は、レチノールの感じ方には大きな個人差があり、その理由は遺伝子レベルから生活習慣まで多岐にわたると解説しました。

【個人差が生まれる4つの理由】
１.遺伝的要因
レチノールを受け取る仕組みや細胞内での働き方は、生まれつきの体質によって大きく異なります。同じ製品を使っても感じ方が違うのは、遺伝的な体質の違いが大きく関わっています。

２.肌質・肌状態
乾燥肌・脂性肌・敏感肌など、もともとの肌質や肌の保湿状態によって反応が変わります。乾燥している肌よりも、適度に保湿された肌の方がなじみやすい傾向があります。

３.体内のビタミンAレベル
もともと体内にビタミンAが豊富な人と不足している人では、使用時の感じ方が異なります。

４.生活習慣
睡眠、食事、ストレスレベル、紫外線の影響なども関係してきます。さらに、使用頻度の調整(毎日・1日おき・2日おきなど)を真面目に続けられるかも重要な要素です。

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■ レチノール継続の鍵は「レチノール反応への理解」
多くの人がレチノール使用時に経験する赤み、ヒリヒリ、乾燥といった反応。これを「肌に合わない」と判断し、使用を中断してしまうケースが後を絶ちません。
離脱しないポイントとして、竹村医師は「これらの反応は使用初期に起こり得る現象で、多くの場合は使用を続けることで落ち着いていきます。ただし、肌の状態を観察しながら、無理のない範囲で継続することが大切です」と説明しました。
「反応が出ないから効いていない、というのも誤解です。反応の有無は効果の有無とは別物。大切なのは、肌の変化を丁寧に観察しながら、自分に合った使い方を見つけることです」と竹村医師は強調しました。
■ 日本のレチノール製品のほとんどが「濃度非公開」
講演で注目を集めたのが、日本のレチノール製品のほとんどが濃度を公開していないという業界の現状です。
竹村医師は「低い濃度のものを選ぶことが大切ですが、日本国内のレチノール美容液のほとんどは濃度を非公開です。これは公開する義務がないため。なかなか難しい問題です」と指摘しました。

濃度表示がないため、同じ「レチノール配合」でも実際の含有量は製品によって大きく異なる可能性があります。
■レチノイド療法における海外と日本の違い
勉強会では、ドクター・クリグマンが発表した「クリグマントリオ」という治療法について説明。これは、トレチノイン(レチノイン酸)、ハイドロキノン、ステロイド外用薬の3つの成分を組み合わせた治療法です。

トレチノインでターンオーバーを活性化させ、ハイドロキノンでメラニン生成を抑制し、起こり得る炎症をステロイドで抑える。この3つの組み合わせによる治療が海外では行われています。

一方、日本ではステロイドへの懸念から、ハイドロキノンとトレチノインの2つの組み合わせが主流となっています。
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■「美肌一生」ー継続の大切さ
最後には「美肌は継続の上に成り立つ」というメッセージを軸に、日々のスキンケアにおける“積み重ね”の大切さを伝えました。竹村医師の言葉「短期間の結果よりも、肌と向き合いながら丁寧に続けることが何よりも大切です」は、多くの参加者の心に残る印象的な締めくくりとなりました。

講演後には「医師の立場からの説明が非常に分かりやすかった」「レチノールを正しく使う重要性が理解できた」といった感想が多く寄せられ「ANS.」が目指す“伴走型美容医療”の理念をより深く感じていただける時間となりました。
■ANS.監修医竹村昌敏プロフィール
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「オンライン診療」という言葉を公式で初めて使った医療×IT分野の第一人者であり、美容皮膚科医としてのナレッジを活かし、美容に特化したオンライン診療領域の開拓者。美容皮膚医として日本初の月額定額制美容クリニックの総院長として立ち上げを行った後に、現在はオンライン美肌治療サービスANS.の監修医を務めながら、高知大学医学部デジタルヘルス学講座特任准教授も兼任する。

■レチノールに関するさらなる詳しい解説は、ANS.マガジンもご覧ください
URL：https://ans-skin.com/magazine/aging/retinol_explanation/
■ 26万人の肌データから誕生「リポレチノセラム(R)」新発売
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勉強会の後半では、10月7日に発売された新製品「リポレチノセラム(R)」をご紹介いたしました。
本製品は、オンライン美肌治療サービス「ANS.（アンス）」の累計26万人分の肌データをもとに開発されたドクターズコスメであり、“初心者でも安心して使えるレチノール”をコンセプトに誕生しました。

【特長】
１.濃度表示
自分の肌に合った選択ができるよう濃度を明記しています。
※ビタミンAの一種、セラフォース(R)レチノールプラス（セレブロシド、ペンチレングリロコール、レチノール、グリコシルルシン）を0.4%配合したレチノール美容液

２.ナノ化＆リポソーム化のW浸透※テクノロジー
ピュアレチノールをナノサイズに微小化し、リポソームカプセルに包み込みました。角層と親和性のある設計で、カプセルが時間をかけて少しずつほどけ、角層までじっくり届けます。
※角層まで

３.ピュアナノレチノール×ガラクトセレブロシドセラミドのダブル配合
ピュアレチノールを天然セラミドによるリポソーム膜（セラフォース）で内包した、セラフォース(R)レチノールプラス（セレブロシド、ペンチレングリロコール、レチノール、グリコシルルシン）を採用。天然セラミドが角層をうるおいで満たし、しっとりとした感触を与え、キメを整えます。

４.脱酸素製法で、有用成分の変性や劣化を軽減
製造工程で酸素との接触を極力抑えた、脱酸素製法を採用。さらに、遮光性に優れた容器を使用することで、酸化しやすいレチノールをフレッシュな状態で守り、安定した品質を維持できるよう設計しました。

発表の場では、メディア関係者から「低刺激かつ効果的な処方は、レチノール初心者にも取り入れやすい」といった声が上がるなど、関心が寄せられました。

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■勉強会の反響
今回の「レチノール勉強会」は、新製品の発表だけでなく、医療的な知見とAI技術をかけ合わせた“新しい美容医療のかたち”を感じていただける場となりました。終始和やかな雰囲気の中で進行し、質問や意見も活発に飛び交うなど、レチノールへの関心の高さが伺える勉強会となりました。
イベントは盛況のうちに終了し、私たちにとっても“正しく伝えること”の大切さを改めて感じる一日となりました。

【オンライン肌管理サービス「ANS.（アンス）」について】
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「ANS.」は、自宅で叶うオンライン肌管理サービスです。スマホ一つで医師によるオンライン診療を受けていただき、ユーザー1人ひとりの肌悩みや目指したい肌に応じたお薬や基礎化粧品、サプリメントを、毎月ご自宅にお届けするのが特徴です。
現在では、累計利用者が26万人以上の方にご利用いただいています。ANS.ではお薬などが届いた後も、肌に関するお悩みやお薬の服用に関しての疑問などをチャットで専門家に相談ができ、ユーザーの理想の肌を叶えるための「伴走型のオンライン肌管理サービス」として、みなさまの肌と心に寄り添います。
※ANS.(アンス)というサービス名は、 “Answer=答え”から命名されました。

【会社概要】
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Neautechはオンライン診療プラットフォーム「ANS.」の開発・運営を行う美容医療スタートアップ企業です。以下のパーパスを掲げて、一人ひとりが自分をもっと好きになれる社会の実現に向けて日々取り組んでいます。

Neauteh 企業パーパス：「医療とテクノロジーで自分をもっと好きになれる社会へ」

今の自分を愛していると感じる日本人は、欧米に比べて半分以下だそうです。
私たちが目指すのは、自分をもっと好きになれる社会。自愛や自信が他人への思いやりにつながり、世界を救う。ひとりひとりが、自分の個性や姿、肌を愛し、大切に想うことができる世の中へ。
医療とテクノロジー、そして私たちが力を合わせて、実現することを宣言いたします。

社名｜株式会社Neautech
所在｜東京都世田谷区経堂5丁目38番23号ダイアカラービル2階
代表者名｜水本明宏
設立｜2022年2月
コーポレートウェブサイト｜https://neautech.jp/
ANS.サービスサイト｜https://ans-skin.com/

プレスリリース提供：PR TIMES

“レチノール迷子”に正しい知識を。ANS.が医師とともに