生成AI向けGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」Grafanaを活用したモニタリングダッシュボード機能を追加【GMOインターネット】
GMOインターネットグループ

GPUサーバーのリソース利用状況を可視化し、最適化を支援
GMOインターネットグループの、GMOインターネット株式会社(代表取締役 社長執行役員:伊藤 正 以下、GMOインターネット)は、生成AI向けGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」において、GPUサーバーのリソースを可視化できるモニタリングダッシュボード機能の提供を開始しました。本機能は、オープンソースのデータ可視化プラットフォーム「Grafana(※1)」を活用し、GPUサーバーのリソース使用状況や、Slurm(※2)のジョブ実行状況を直感的に可視化します。複数のジョブ(※3)やワークロードの利用傾向をモニタリングすることで、GPUリソースの効率的な利用が可能となります。
本機能は「GMO GPUクラウド」の「専用プラン」で、追加料金なし(※4)でご利用可能です。
(※1)オープンソースのインタラクティブなデータ可視化プラットフォーム
(※2)主にスーパーコンピュータや研究用の大きな計算機で使われる「ジョブ管理システム(スケジューラ)」の一種。
(※3)プログラムの実行内容・使うデータ・使う時間やメモリなどの条件をまとめたもの。
(※4)共用プランではご利用いただけません。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/5106/136-5106-041a9b16e78a9c76e6cb082d324ceb16-1920x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【モニタリングダッシュボード提供の背景】
日々、繰り返しジョブを投入する運用では、個々のジョブの実行状況を追跡したり、長期間にわたって利用データを分析したりすることは容易ではありません。
こうした課題を解決し、利用状況を直感的に可視化・分析できる環境を提供するため、Grafanaを導入したモニタリングダッシュボード機能を開発しました。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/5106/136-5106-af2bef42ee71d3af47f9416b51b5ef1b-508x123.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【モニタリングダッシュボードの活用シーン】
モニタリングダッシュボードでは、以下の項目を一画面上で確認することができます。
・ パーティションにおける実行中ジョブ数
・ パーティションにおける待機中ジョブ数
・ ユーザー別の実行中ジョブ数
・ ユーザー別の待機中ジョブ数
活用例1)ジョブが実行されている時間帯を可視化し、実行が集中している時間があれば分散するよう調整する。
活用例2)一定時間内におけるGPU利用率を確認し、パラメーターを調整することでリソース効率を最適化する。
■ダッシュボードのイメージ
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/5106/136-5106-ebbb26beb7d92f2feb960fe944815e11-1920x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【「GMO GPUクラウド」とは】(URL:
https://gpucloud.gmo/)
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/5106/136-5106-e47a3ca63d256f4702923be3895b2d2b-3900x323.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「GMO GPUクラウド」は、「NVIDIA H200GPU」を搭載し、国内初となる高速ネットワーク「NVIDIA Spectrum-X」と高速ストレージを組み合わせることで、マルチノード構成において、国内商用クラウド最速(※5)の性能を誇る、高性能GPUクラウドサービスです。2024年11月に公表された世界スーパーコンピュータランキング「TOP500」で世界37位・国内6位にランクインし、商用クラウドとして国内最速の性能を誇ります。マルチノード構成時の圧倒的なパフォーマンスと安定性により、大規模言語モデル(LLM)の学習やマルチモーダルAIの開発など、高度なAI開発に最適な環境を提供します。
また2025年内にNVIDIAの次世代の「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」を搭載した「NVIDIA HGX B300(以下、NVIDIA B300)」のクラウドサービスの提供を予定しています。
GMOインターネットは、本サービスを通じて、生成AI分野に取り組む企業や研究機関に対し、最適化されたインフラ基盤と、お客様のワークロードに応じた柔軟でカスタマイズ可能な計算環境を提供し、開発期間の短縮とコスト低減に貢献、国内AI産業の発展を促進します。
(※5)2024年11月22日時点の国内商用向けクラウドサービスとして当社調べ(参考:「GMO GPUクラウド」世界のスーパーコンピュータランキングTOP500に初ランクイン
https://group.gmo/news/article/9266/
【今後の展開】
GMOインターネットは、「GMO GPUクラウド」を中核としたAIインフラ戦略により、急速に進化するAI・ロボティクス分野の技術革新に貢献してまいります。今後も最新のAI計算基盤の提供と、お客様のニーズに応じた柔軟なクラウド環境の構築により、日本のAI産業に欠かせないクラウドサービスとして、日本発のAIイノベーション創出に貢献してまいります。
■過去参考リリース
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/136/table/5106_1_b745af4bc58f7e68f7e6c3b36fca9073.jpg?v=202511070117 ]
【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMOインターネット株式会社
ドメイン・クラウド事業本部GPUクラウド事業部
E-mail:
https://gpucloud.gmo/form/
【GMOインターネット株式会社】(URL:
https://internet.gmo/)
会社名 GMOインターネット株式会社 (東証プライム市場 証券コード:4784)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役 社長執行役員 伊藤 正
事業内容 ■インターネットインフラ事業
ドメイン登録・販売(レジストラ)事業
クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業
インターネット接続(プロバイダー)事業
■インターネット広告・メディア事業
資本金 5億円
【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:
https://group.gmo/)
会社名 GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 持株会社(グループ経営機能)
■グループの事業内容
インターネットインフラ事業
インターネットセキュリティ事業
インターネット広告・メディア事業
インターネット金融事業
暗号資産事業
資本金 50億円
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プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes