その他 – とれまがニュース

経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信

とれまが – 個人ブログがポータルサイトに!みんなでつくるポータルサイト。経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信
RSS
製品 サービス 企業動向 業績報告 調査・報告 技術・開発 告知・募集 人事 その他
とれまが >  ニュース  > リリースニュース  > その他

第19回「平塚らいてう賞」受賞者を決定

学校法人 日本女子大学

第19回「平塚らいてう賞」受賞者を決定

過去最多となる計21件の応募より3件(顕彰1件、奨励2件)を選出


 日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、本日11月7日(金)、団体・研究者・学生の顕彰・奨励を目的とした第19回「平塚らいてう賞」の受賞者を決定いたしました。本年は、顕彰6件と奨励15件の応募があり、厳正な審査の結果、顕彰1件、奨励2件を選出いたしました。
■受賞者 
[顕彰] DPI女性障害者ネットワーク

[奨励]
坂本悠愛 氏(慶應義塾大学文学部人文社会学科人間科学専攻)
濱田真里 氏(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻博士後期課程)
■贈賞式
2025年12月13日(土)12:30から、日本女子大学目白キャンパス新泉山館にて行います。(資料1をご参照ください)
■選考委員(五十音順)
池上清子〔公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン理事長、公益財団法人アジア人口・開発協会副会長〕
差波亜紀子〔日本女子大学文学部史学科教授〕
高野晴代〔一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会理事長、日本女子大学名誉教授〕
永井暁子〔日本女子大学現代女性キャリア研究所所長〕
林 陽子〔弁護士、公益財団法人市川房枝記念会女性と政治センター理事長〕
■第19回「平塚らいてう賞」選考委員発表コメント
 第19回受賞者の選考にあたり、私どもは候補者の業績を広く、世界の女性のさらなる解放、問題の解決、平和問題や地域社会への公正な目配りと着実な行動の継続という観点から論議し、以下の業績に対して各々「顕彰」「奨励」に値するとの結論に達しました。
 ご業績の特色や褒賞に値する観点は下記の通りです。

[顕彰] 
DPI女性障害者ネットワーク
研究・活動テーマ:「障害女性の複合差別解消と社会的包摂の実現」
受賞理由:
 「DPI女性障害者ネットワーク」は1986年に設立された後、40年もの間、国内のみならず国際的にも活動してきた女性障害当事者の団体である。設立当初より国際機関へも働きかけるなど、組織としての安定性があるだけでなく、活動実績も多く認められ、社会的インパクトも大きい活動を展開してきている。
 具体的には、声を聞いてもらいにくい立場にある、多様な女性障害者のニーズを集め、国内の法律や政策に提言を行ってきたことが挙げられる。また、女性差別撤廃条約、障害者権利条約においては、その審査に関わり、その解決に向けて、それまでの大規模な調査が反映されるように提言した点は高く評価されている。さらに、活動内容は社会的にきわめて重要なものであり、活動成果は日本社会に必要な包括的差別禁止法の基本にも必要な視点となっている。包括的、差別のない、誰一人取り残さない社会を構築するためにも、日本社会にとって不可欠な活動であり、情報収集から政策提言までと活動範囲も広い。

[奨励] 
坂本悠愛 氏(慶應義塾大学文学部人文社会学科人間科学専攻)
研究・活動テーマ:「地方出身女子学生のためのシェアハウスの運営」
受賞理由:
 坂本悠愛氏の活動は、地方出身女子の進学先の選択肢を広げるうえで障害となる住居問題に対処するため、東京都内で女子学生対象のシェアハウスの設立・運営を行うというものである。女子の場合、安全面への懸念から、家賃負担額が男子より嵩みがちであったり、家族の同意が得にくかったりと、男子に比べて進学先の選択余地が狭い傾向にあることが、近年注目されるようになった。坂本氏は大阪出身で東京の大学に進学した自らの経験からこの問題に関心を深め、現役の大学生ながら学生起業家チームを立ち上げ、社会問題の解決を事業化した。この行動力を、選考委員全員が高く評価した。
 クラウドファンディングを利用して築50年の空き家をリノベーションし、リサイクル家電を活用するという手法は、社会的関心を喚起し、空き家問題にも目を配りつつ低家賃を実現した点が優れている。現在はメンバーのボランティアによって支えられている事業の継続には難しさも予想されるが、今後ますますの発展と広がりを期待して贈賞する。

[奨励]
濱田真里 氏(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻博士後期課程)
研究・活動テーマ:「政治分野におけるハラスメントの実態と構造分析」
受賞理由:
 濱田真里氏は、政治分野のハラスメントを大学院で研究する中で、女性議員を増やすためには女性議員を支援する人を増やしていくこと、特に議員に対するハラスメントをなくしていくことが必要であると考え、支援団体である「Stand by Women」を設立された。そこでは女性議員や候補者の相談にのることで相談者をエンパワーするだけではなく、サポートに関わる女性たちが政治家になることを自分のキャリアの選択肢として考えるようになるという連鎖を生み出している。
 女性の政治への参画は、平塚らいてうが市川房枝らと設立した「新婦人協会」の主要な活動目標であり、らいてうの理念を受け継ぐ業績であり、奨励賞にふさわしいとの意見で選考委員全員が一致した。
 日本では史上初の女性総理大臣が誕生したことで、女性の政治参画をめぐる議論は新しい段階を迎えた。女性議員が女性の直面する諸課題をどう変えていけるのか、指標が見えるような今後の活動に期待したい。

その他、詳細につきましては「平塚らいてう賞」ホームページをご覧ください。
詳細を見る
■平塚らいてうについて
 平塚らいてうは、1906(明治39)年に日本女子大学校(現在の日本女子大学)を卒業し、卒業後に発刊した『青鞜』は、日本初の女性だけの手による女性のための文芸雑誌で、女性解放運動の原点となりました。創刊時の「元始、女性は実に太陽であった。」の書き出しは女性解放運動の宣言として知られています。思想家として平和を愛し、女性解放に一生を捧げた女性です。2021年に没後50年を迎えました。

日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。昨年度は「建築デザイン学部」を開設し、今年度には「食科学部」を開設しました。さらに2026年度に文学部2学科の名称変更を予定し、2027年度には「経済学部(仮称)」の開設(構想中)と、継続して大学改革を進めていきます。詳しくは、https://www.jwu.ac.jpをご覧ください。

プレスリリース資料と贈賞式のご案内(資料1)は、以下リンクよりダウンロードしてください。
d73471-126-e3b1d21bb8eb9e8066fd022d5715f20c.pdf

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

記事引用:アメーバ?  ブックマーク: Google Bookmarks  Yahoo!ブックマークに登録  livedoor clip  Hatena ブックマーク  Buzzurl ブックマーク

ニュース画像

一覧

関連ニュース

とれまがマネー

とれまがマネー

IR動画

一覧

とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

とれまがニュースは以下の配信元にご支援頂いております。

時事通信社 IR Times カブ知恵 Digital PR Platform Business Wire エコノミックニュース News2u

@Press ABN Newswire 済龍 DreamNews NEWS ON PR TIMES LEAF HIDE

Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.