【日米のAI関連株は割高だと思いますか?】投資家の68.7%が「かなり割高・やや割高」と回答~日経CNBC 投資家アンケート10月末実施~
株式会社日経CNBC

株式会社日経CNBC(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:竹之内源市)は2025年11月7日、現役の投資家を対象に2025年10月22日~10月27日にインターネットで実施した「日米のAI関連株は割高だと思いますか?」に関するアンケート結果を発表しました。結果は以下の通りです。
【詳細ページURL】
https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/3205579
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28693/196/28693-196-d1d35274c5cf8700dbad3b989527fff6-750x422.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アンケートは、「日米でAI関連株が相場上昇をけん引しています。AI関連株はもう割高だと思いますか。」という質問に対し、下記の選択肢から回答を選んでもらう形で実施しました。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28693/196/28693-196-3dac46c864cb4f4536cd39bf7cfe6868-620x349.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
11月6日(木)に放送した「昼エクスプレス」では、日経CNBCの松本 清一郎と岡村 友哉が調査結果やその背景について語りました。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28693/196/28693-196-b0ba0178d6eb8131ad55fc2d6c8fb79f-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<日経CNBC解説委員長 松本 清一郎>
約7割の人が「割高」と答え、警戒感を持っていることが分かった。裏返せばこの上昇相場に乗れていない人が多いのだろう。東京市場では少数のAI関連銘柄に買いが集中し、PERが釣り上がっている。AIの大本命である米エヌビディアをPERで大幅に上回る銘柄も散見され、そうした銘柄は明らかに割高なのではないか。
●番組の映像は「日経CNBC online」とYouTubeチャンネルで無料公開
〈日経CNBC online〉
→
https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/61880
〈日経CNBC 公式YouTubeチャンネル〉
→
https://youtu.be/J-VxyREZoYA
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28693/196/28693-196-d6abfa634d7e809b3ff365dd1248f9d1-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アンケートで寄せられたコメントの一部をご紹介します。
「かなり割高」を選択された方のコメント
・ 1.日本では企業の利用が始まったばかり。 2.企業収益に直接つながるわけではない。 3.新規事業展開にAIを活用するための試行錯誤が始まったばかり。失敗しない事業展開のためのAI活用が確立していない。(昔、金(きん)は1グラム2000円だった)
・理論では測れないほど割高。ただし、行動経済学にもあるように人は理論だけで動くとは限らないのでここから上がるかどうかはわからない。AIとつけば何でも買われる時期で、選別が進むにはしばらく時間がかかりそう。「成長性を考えれば割安」は将来の少数の勝ち組にだけ言えること。株価的にはかつてのITバブル、その崩壊と同じで繰り返される歴史にすぎない。(renbajinharuhi(れんばじんはるひ))
・AIが革命とまで表現されることもあるくらいに有効なツールであることに疑いはないと思っています。しかし、マーケットを見ると、AIであれば何でもかんでも株価が上がっているように感じているためです。AIはツールであって、それをどう生産性や創造性の向上につなげられるかというところがポイントだと判断しています。(ごんべぇ)
「やや割高感がある」を選択された方のコメント
・AI分野は能力も市場規模もさらに成長していくと考えています。個別銘柄で見ると、割高なものも適正なものもあるという感じ。 全般的に見ると株価上昇速度が少し速い感じなので、やや割高な印象。(アルファが大事)
・ソフトバンクのNAV倍率が1倍を超えたように、超過収益を狙える銘柄はほぼ皆無と言っていいのではないでしょうか。フィジカルAIで安川電機など、さらに関連銘柄を広げて探していくしかないように思います。(くろくろにゃー)
・そもそもの投資額が膨大でそれを上回る収益化ができるか未知数。とくにデータセンター投資に対して減価償却費も大きくなり収益化は厳しいのではと感じる。(かず)
・確かにこれからAIの時代になると思うが、株価上昇が少し早過ぎるように思う。また実際にはAIと関係のないのに株価上昇している半導体関連企業もあるので見極めが必要です。(カゴポン)
「適正な株価水準」を選択された方のコメント
・今までが割安だったと感じている。SBGにしろフジクラにしても今が適正。また、今後AIの市場が拡大すると予想するのであればまだまだ買えるだろう。ただ相場は休憩も必要、息継ぎなく上昇しすぎ。押し目がない、、、、、(よしえどん)
「成長性を考えれば割安」を選択された方のコメント
・AIはまだ始まったばかりだと思います。まだまだ成長の余地はあるでしょう。しかし、上昇銘柄に乗り遅れているので押し目が欲しいです。(ニーサユーツー)
・AIは長期的に見れば、AGI、ASIへと発達し、あるいはロボットと結合していく進化が始まったばかりだと思います。ある程度の上下はあるものの、基本的には上昇傾向が続いていくのではないでしょうか。(モトピー)
「よくわからない」を選択された方のコメント
・「AI関連株」では範囲が広すぎる。ただ、TDKや日本電波などAI需要で利幅の高い新製品が売れ始め利益率が良くなりそうなので、電子部品関連は割安なものが多いと見ている。AIデータセンターの建設が人的資本不足からスケジュール通り進まないことがこれから顕在化しそうで、それはリスクだと考えている。(mabarasuji)
そのほか、回答の一部は日経CNBCの公式ホームページでも公開中です。
https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/3205579
調査対象 :日経CNBC視聴者
有効回答数:134件(30代~80代の現役の投資家)
調査期間 :2025年10月22日~2025年10月27日
調査主体 :株式会社日経CNBC
日経CNBCについて
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記事提供:PRTimes