レノボ、AIソリューション共創コンテスト「Lenovo AI Innovation Challenge 2026」結果を発表
レノボ
~フォーティエンスコンサルティング株式会社の需要予測AIが優勝~
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:張 磊〈チョウ ライ〉、以下レノボ)は、2025年9月に開催したAI共創コンテスト「Lenovo AI Innovation Challenge 2026」の結果を発表いたしました。
本コンテストは、「あなたの職場で日々感じている現場課題をAIで解決するアイデア」をテーマに、AIを活用した社会課題の解決を目指す共創型アイデアソンとして開催され、9社10チームが参加しました。現場の課題に即したAIソリューションを構築し、最終日となる9月30日には、各チームはがプレゼンテーションを行いました。
審査は、株式会社GenesisAI代表取締役社長/CEOであり、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)客員教授を務める今井翔太氏を中心に、社会課題への貢献度、新規性、技術的実現性などの観点から厳正に行われ、その結果、以下の通り上位3チームが選出されました。
受賞結果
優勝:フォーティエンスコンサルティング株式会社 旧社名:株式会社クニエ(チーム:赤ポチ同好会)
食品業界のフードロス問題に着目し、エッジAIを活用した需要予測システム「EdgeKKD」を提案。店舗前の人流、属性(性別・年代)、天候、在庫情報などをリアルタイムで分析し、需要予測を補正する仕組みを構築しました。
審査員からは、「ドーナツが売り切れて買えない」というユニークな課題設定と、人物の属性をAIが判別するデモが高く評価されました。今井氏は「わかりやすい課題設定とローカルエッジAIによる解決提案が秀逸」とコメント。レノボの早川も「業態特化の提案がエッジサーバーの活用とマッチしていた」と評価しました。
準優勝:フォーティエンスコンサルティング株式会社 旧社名:株式会社クニエ(チーム:YOGA-nize)
熟練工の技術と「魂」を継承するAIシステム「魂魄」を提案。動画解析と翻訳AIを活用し、外国人労働者との言語・文化の壁を越えるコミュニケーション支援を実演。熟練工の言葉をやさしい日本語に翻訳したり、外国人労働者の動きを採点するデモが披露されました。
3位:株式会社オプテージ
「顧客理解を継承する次世代アパレル接客」をテーマに、AIが顧客の骨格・髪型・服装を解析し、購買履歴と照合して好みを提示するシステムを提案。エッジAIによるプライバシー保護と、データ蓄積による販売戦略への展開も示されました。
レノボは今後も、パートナーエコシステムの拡大とともに、「Smarter AI for All」というビジョンのもと、テクノロジーの力を誰もが享受できるより良い未来の実現に向けて取り組んでまいります。
<レノボについて>
レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高690億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の196位にランクされています。180の市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、AI対応、AI-readyかつ最適化AIであるポケットからクラウドまでのポートフォリオ(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラ(サーバー、ストレージ、エッジ、HPC、ソフトウェア、ソフトウェア定義型インフラストラクチャ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスの発展を促進する世界最大のPCメーカーとしての成功を収めてきました。世界を変えるイノベーションへの継続的な投資により、レノボはあらゆる場所のすべての人にとって、より公平で信頼できるよりスマートな未来を創出します。詳しくはこちらでご覧いただけます。
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