国際協力NGOのAAR Japan[難民を助ける会]が難民支援への協力呼びかける冬募金キャンペーンを開始
特定非営利活動法人 難民を助ける会
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性被害、家庭内暴力、早期婚……。「難民」であることに加えて「女性」であることが、ロヒンギャ難民の女性や少女を過酷な環境に追い込んでいます。認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)は、冬募金キャンペーンを11月に開始し、広く協力を呼びかけています。
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増え続ける難民と治安の悪化
2017年、ミャンマーの少数民族ロヒンギャが武力弾圧を受け、多くの人々が隣国バングラデシュに逃れました。危機発生から8年が経ち、コックスバザールの難民キャンプでは、基本的な水・衛生環境や保健医療サービスが少しずつ整ってきました。しかし、キャンプ内の人口は増加し続け、それに伴い治安が悪化しています。
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難民キャンプで暮らす親子
苦境に置かれる女性と子どもそのような状況において、より深刻な影響を受けるのが女性や子どもたちです。男性優位な文化的背景もあり、キャンプ内では性被害やジェンダーに基づく暴力が日常的に発生しています。少女たちは早期婚や望まない妊娠のリスクにも直面し、教育や就労の機会がより限られていることで、将来の選択肢を奪われています。
【AARの活動】
物資配付などの緊急支援や衛生環境の整備に続いてAARが着手したのは、女性の権利と安全を守るための活動でした。女性のための施設を難民キャンプ内に設置し、家庭内暴力や性被害への心理的サポートを提供しました。ワークセラピーや女性の権利や衛生に関する啓発セッションも行い、女性たちはより積極的に活動したり発言したりするようになりました。その後は支援対象を若者や子どもへも広げ、現在も協力団体と連携して活動を続けています。
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家庭内暴力の対処法などを学ぶ女性のための啓発セッション(写真提供:Terre des hommes)
難民の女性と子どもへの支援
女性や子どもがより過酷な立場に置かれているのは、ロヒンギャ難民の事例に限りません。難民の女性・女の子は、治安が悪い難民キャンプでは性被害の危険にさらされ、教育環境が限られた地域ではより教育の機会が奪われがちです。
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ウクライナで避難生活を送る母親と娘たち
AARは難民の女子生徒たちを対象として、ウガンダでは虐待や性被害のリスクから守る取り組みを、ケニアでは中退を防ぐ活動を行っています。また、ウクライナ危機では同国政府が成人男性の出国を原則禁止し、難民の多くが母親と子どもとなったため、AARは女性と子どもたちが安心して過ごせるスペース作りなどの支援を行いました。
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事務局長 古川 千晶
希望を持って暮らせるように2017年、私は緊急支援チームの一員としてロヒンギャ難民キャンプの現場に入りました。そこで出会ったのは、子どもを抱きかかえて川を渡り、命からがら避難先に辿り着いた女性たちでした。男性から受けた暴力の傷跡を、涙ながらに見せてくれた女性もいます。
8年が経った今、ロヒンギャ難民が故郷に戻れる見込みはほとんどありません。彼女たちが悲惨なのは、現在の状況が過酷だからだけではありません。キャンプに留まるほかなく、未来への選択肢が奪われているからです。そのような厳しい状況の中でも、女性たちの尊厳が守られ、希望を持って暮らしていけるよう、AARは活動を続けてまいります。
米国の人道援助予算の削減政策が追い打ちをかけ、難民となった人々を取り巻く環境は厳しさを増しています。女性や子どもたちが希望を持ち続けることができるよう、AARは活動を続けています。冬募金へのご協力をお願いいたします。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
https://lp.aarjapan.gr.jp/winter/
※皆さまからいただいたご寄付はバングラデシュをはじめとした世界18国の国と地域での支援活動に活用させていただきます。
※AARは東京都により認定NPO法人として認定されており、ご寄付は寄付金控除の対象となります。
プレスリリース提供:PR TIMES
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記事提供:PRTimes