クチュールドレスデザイナーによるセミオーダーブランド by HANA WRIGLEY がファーストコレクションを発表
HANA WRIGLEY couture

11月中旬に東京と大阪にて展示会を開催
クチュールドレスデザイナーHana Wrigleyは、セミオーダーブランド「by HANA WRIGLEY」のファーストコレクションを2025年11月19日(火)より展開いたします。日本と海外にルーツをもち、オートクチュールの技術を学んだデザイナーが、着物の反物など国産素材の魅力を洋服として再構築し、ソーシャルオケージョンウェアとして表現しました。ワンピースや巻きスカート、セットアップなど全6ルックを発表します。
コレクションの展開に合わせ、同年11月12日(水)~18日(火)に大阪・阪急うめだ本店、11月19日(水)~21日(金)に東京・青山一丁目にて展示会を開催。コレクションを実際にご覧いただき、その場でオーダーいただける機会をご用意いたします。
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■ブランドテーマ/コレクションテーマ
Veiled in Reverie ー夢想に包まれてー
今回のファーストコレクションは、ブランドテーマを元にコレクションを作り上げました。
「Veiled in Reverie」は、「夢想(Reverie)」「包まれた(Veiled)」という語感から生まれたテーマです。フルオーダーでドレスを仕立てる過程で培った「理想を受け取り、具体化していく感覚」をコレクションに落とし込みました。
制作前のぼやけた女性像から、相手の第一印象や内面、好みを感じることで解像度が上がり、色づき、形を取り始める。その制作の過程を服で表現しています。ドレスは単なる衣服ではなく、なりたい自分に寄り添う変容の手段として捉えています。服を通してつくられたイメージが、第三者に与える印象までを意識してデザインしました。
■インスピレーションとなる日本の伝統技術が詰まった生地との出会い
フルオーダーでは依頼者一人ひとりから得る感性が出発点になりますが、本コレクションでは「生地そのもの」との出会いが制作の出発点になりました。これまで主に扱ってきたサテン、クレープ、ミカドといった伝統的な海外のドレス生地は均質で高級感がある一方、遊び心や個性を引き出す表情には限りがありました。そんなとき、国産素材である浜ちりめんとの出会いがあり、セットアップを試作したことで生地の豊かな風合いに強く惹かれました。
着物文化が育んできた日本のクラフトマンシップを大切にしたいという思いが芽生え、今回は国産素材を中心にコレクションを構成しています。素材の表情、風合い、質感を最大限に生かすため、シルエットやフォルムは緻密に設計しました。日本の生地と海外で習得したオートクチュール技術を掛け合わせた“和洋折衷”は、両方のルーツを持つデザイナーだからこそ実現できる表現です。
■ クチュールドレスデザイナー / Hana Wrigleyのコレクションへの想い
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これまでフランスやイギリスをはじめ、さまざまな国でドレス生地を見てきましたが、日本の着物生地と出会ったことで、これまでにない魅力に気づかされました。一方で、着物文化が下火になるなか、美しい日本の技術が失われていくことに、強い危機感も覚えました。新たな表現を生み出すことで日本文化の隆盛に貢献したいです。
日本の生地と海外のドレス生地は織りや質感がまったく異なります。だからこそ、シンプルなデザインであってもどこかオーセンティックな雰囲気が漂い、独自の存在感を放つ。今回のコレクションでは、その「静かな強さ」を、私自身の理想とするフォルム──“Veiled in Reverie” の世界観の中で表現しました。
着物生地の作り手の方々の共感と協力によって、今回ドレスとして形にできたことに心から感謝しています。このコレクションを通じて、日本の生地文化が持つ美しさと奥行きを感じていただけたら嬉しいです。ファーストコレクションという新たな出発点から、今後は海外でも日本の魅力を伝え、文化の橋渡しとなる表現を続けていきたいと思います。
■コレクションで展開している生地
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輪奈ビロード
サテン(山梨県)、ベルベット・クレープ生地(京都府)、ミカド(山形県)、メンズスーツで用いられるウール生地(愛知県)など、主に国内で生産された上質な生地を使用し、セミオーダー式で仕立てています。着物生地は、滋賀県の伝統的工芸品に指定されている「輪奈ビロード」や「浜ちりめん」といったシルク(絹織物)を取り入れています。
生地紹介
- 輪奈ビロード室町時代にポルトガルから伝来した絹織物。江戸時代に滋賀県で生産が始まりました。生地表面にループをつくり、柄となる輪奈を手作業で紋切り、美麗な柄を作り上げています。- 浜ちりめん八丁撚糸で織り上げられた美しいシボを特徴とする絹織物。生糸の精製を除く全工程を一貫して自社で行う伝統的な生産体制により、独特の凹凸感と豊かな風合い、なめらかな手触りを生み出しています。
セミオーダーの仕立て方式
- 基準となる各サイズは、一般的な既製服で用いられるグレーティングではなく、シルエットの美しさを表現できるようにドレーピング(立体裁断)で仕立てています。- フィッティング後、各サイズからお客様の身体に合わせて調整して同じデザインに仕上げます。
■Hana Wrigleyの服づくりの精神を細部まで表現した6つのルック
生地の魅力と、着たときに女性の身体がどのように映えるのかを一着一着拘り抜いています。背中のライン、脇のカッティング、脚のラインに沿って描かれる曲線。着る人の魅力を引き出す、シンプルでもなく派手でもない、上品なドレッシーさや、エレガントさを求めました。
サイズ: 1・2・3 size (ツイードジャケットのみ1~6 sizeの展開)
価格 :ワンピース13万円~、スカート9万円~ (詳細はお問合せください)
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Orchidフォーマルな印象を纏いながら、脇のスリットがほどよい抜け感を演出するワンピース。胸元のカッティング部分を、オートクチュール刺繍のビーズで留めることで、繊細な輝きを添えています。
(レースの有無は調整可)
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Veronica歩くたびに足元がさりげなくのぞく巻きスカート。腰回りの曲線に沿うように全体を丸みのあるフォルムで仕立て、前身頃は腰骨のラインに合わせてカッティングしています。
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Anemone花びらのようにひらめく、動きのあるデザイン。腰まわりのラインを美しく見せながらも、マーメイドスカートを普段あまり選ばない方にも取り入れやすいシルエットに仕上げました。
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Freesiaボートネックのフロントに、背中を大きく開いたバックスタイル。手の甲にかかる長めの袖が、腕のラインを美しく見せるとともに、手元のジュエリーを際立たせます。
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Saffron肌の露出が計算されたビスチェ。デコルテや背中を美しく見せる一方で、胸元は上品に隠し、わきの下のラインは柔らかな曲線を描きながらなだらかに落とし、肩甲骨に沿って上がるようなフォルムに仕立てています。
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Lantanaフレンチツイードジャケットのセットアップ。6サイズ展開で身体にやさしくフィットし、シルク100%の裏地がごわつきのない心地よい着心地を叶えます。
■ 展示会開催概要
ファーストコレクション全6ルックをお披露目する展示会を開催いたします。会期中はデザイナーのHana Wrigleyが全日程在廊し、コレクションに込めた想いを直接お話しさせていただきます。
気になるアイテムはその場でご試着・オーダーも可能です。
by HANA WRIGLEY ファーストコレクション 展示会
東京
- 日時:2025年11月19日(水) 15:00~21:00、20日(木)・21日(金) 11:00~21:00- 会場:Telling Cafe & Gallery (東京都港区北青山1丁目4-5 Vort青山一丁目Dual's 1F 2F)
大阪
- 日時:2025年11月12日(水)~18日(火) 10:00~20:00- 会場:阪急うめだ本店 7階 (大阪府大阪市北区角田町8番7号)
※開催時間は変更となる可能性がございます。最新情報は公式Instagramにてご確認ください。
■ブランド概要
by HANA WRIGLEY は、長年クチュールドレスを仕立ててきたデザイナーが、その経験と哲学を日常に落とし込むために立ち上げたセミオーダーブランド。
一人ひとりの身体のラインや動きに寄り添い、上質なファブリックが最も美しく見える形を探りながら仕立てていく。そこには、数多くのドレス制作を通じて磨かれた感覚と、素材への深い敬意が息づいています。ツイードやレースなどの西洋の伝統生地から、日本の着物用に織られた生地までを再編集し、現代の感性で再構築する。by HANA WRIGLEY は、クチュールで培った技術をもとに、“自分らしさを最も美しく見せる服”を届けています。
公式Instagram:@by_hanawrigley
■クチュールドレスデザイナーHana Wrigley プロフィール
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Hana Wrigley ハナ・リグリー
1995年 米国シアトル生まれ。
イギリス人の父 台湾人の母 アメリカと日本育ち。
幼少期にドレス製作を決断し、高校生でオートクチュールの道を選ぶ。上田安子服飾専門学校 オートクチュール科卒業後、イギリスやフランス、NYにてデザインや刺繍を学び、リーバイスのテーラースタッフとして就職。
2022年には鎌倉にアトリエを構え、自身のブランドを立ち上げる。幼少期より多文化に触れ培ってきた感性を活かした独特で自由な表現と、細部にまでこだわる職人気質な技術力を駆使した唯一無二のオートクチュールドレスを製作しております。
経歴 :上田安子服飾専門学校 オートクチュール科卒
セントマーチン ( UK ) テキスタイルコース
オートクチュール刺繍 ショートコース修学
Elisabeth Rolleau ( FR ) オートクチュール刺繍 マスターコース修学
インターン :Mika Inatome Custom Bridal ( NY )
Tomo Koizumi ( JP )
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes