AIカメラのOptFit、シリーズBラウンドで7.8億円を調達
株式会社Opt Fit

フィットネス領域での実績を基盤に介護領域への進出を本格化。施設運営事業者とのアライアンス強化を行い、人に依存しない施設運営DX市場の開拓
防犯カメラを活用したAI事業を運営する株式会社Opt Fit(愛知県名古屋市、代表取締役:渡邉昂希)は、シリーズBラウンドで総額7.8億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
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資金調達の概要
調達金額:総額7.8億円
調達方法: 第三者割当増資(5億円)、デットファイナンス(2.8億円)
新規株主:ファーストライト・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、フィデアキャピタル
既存株主:マネーフォワードベンチャーパートナーズ(HIRAC FUND)、アコード・ベンチャーズ、STATION Aiファンド、NOBUNAGAキャピタルビレッジ
デットファイナンス:あいち銀行、名古屋銀行、日本政策金融公庫
調達の目的
このたび調達した資金は、既存事業のエクステンション及び、無人化・省人化を目指す施設運営事業者とのアライアンスの実行や、これらを推進する社員の採用活動等に充て、スピーディーな事業成長を実現させてまいります。
【業務提携・協業に関するご案内】
OptFitは、無人化・省人化のニーズが高まる幅広い業界との連携を推進しております。新市場の開拓に向けたアライアンス先を広く募集しています。ご関心のある企業様はぜひお問合せください。
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一例:
・物件管理(マンション管理・商業/オフィスビル管理)
・小売業(無人店舗・ワンオペ管理・レジ不正)
・鉄道業(無人駅)
・メンテナンス業(点検業務・循環業務)
・製造業(安全管理・労務管理・自動検品)
お問合せ先:
https://optfit.jp/contact
【採用情報】
OptFitでは今期15名の採用・増員を予定しています。事業拡大に伴う重要なフェーズで、初期から成長を共にできる人材を広く募集しています。
https://herp.careers/v1/optfit
事業進捗
当社は2020年の創業以来、「AIと人間が共存する社会を創造し、少子高齢化社会のビジネスインパクトを最大化する」をミッションに掲げ、防犯カメラ画像解析を主軸に事業を展開してまいりました。ジム専用防犯カメラ「GYM DX」は、大手フィットネスクラブを中心に導入を拡大させ、利用率分析・混雑状況配信・不正入館検知機能などにより、安全管理と運営効率化の両立を実現しています。導入施設は、シリーズA時の約2倍の2,000施設以上、継続利用率は99.9%を超えており、施設オーナーの支持を獲得しています。
次の成長ドライバーは介護領域です。介護業界では、深刻な人材不足と、それに伴う労働負荷、待遇や労働条件の悪化など様々な課題を抱えています。これに対して当社は、2025年1月より、プライバシー配慮の見守りAIカメラ「KaigoDX」の試行導入を開始しており、11月より本格的にAI機能もソフトリリースするなど、既に複数のグループ施設等で本格導入を開始・予定しています。フィットネス領域で培ったカメラ映像の解析技術を応用しつつ、プライバシー保護を最優先に設計されたシステムを提供することで、介護現場の人手不足解消及び、施設利用者とその家族が安心できる環境づくりに貢献してまいります。
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Opt Fitの強み
- 室内人物検知における独自ノウハウゼロから積み上げた技術力により、異なる業界・空間でも迅速にAIサービスを立ち上げ可能- 豊富な学習データと汎化性能フィットネスジム・介護施設の実運用データを活用し、汎用性とドメイン特化型の両立を実現- 高速な事業化実績「KaigoDX」を半年未満で立案~ローンチまで完遂。AI開発を含むプロダクトのスピード化が強み- コストパフォーマンスに優れたAI開発/運用自社で構築したAIとLLMを組み合わせることで、コストパフォーマンスに優れたAI開発/運用が可能- 技術的優位性独自のAI開発パイプラインで、データ収集・アノテーション・学習・評価を一気通貫で実施。短期間で高品質なAIモデルを提供
今後の展望
当社は今後も、フィットネス領域において、多数の施設で導入されているジム専用防犯カメラ「GYM DX」の普及を一層加速させ、安定した収益基盤を確立してまいります。次に、介護領域において、プライバシーに配慮した見守りAIカメラ「KaigoDX」の提供により、現場ニーズを反映した機能の拡充を進めてまいります。
さらに中長期的には、無人化・省人化を目指す施設運営事業者とのアライアンスを積極的に推進し、幅広い市場への応用展開を視野に入れております。これにより、当社が目指す「AIカメラで人に依存しないビジネスモデルを再構築し、持続可能な社会インフラを築く」ことを実現し、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。
新規投資家の皆様からのコメント
ファーストライト・キャピタル株式会社
代表取締役 マネージング・パートナー 岩澤 脩氏・阿部 大和氏
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このたび、リード投資家としてOpt Fitの挑戦に伴走できることを嬉しく思います。人口減少と人手不足は日本社会が直面する最大の課題のひとつです。その中でOpt Fitが築いてきたのは単なるプロダクトではなく、現場に寄り添いながら社会課題を解決する仕組みそのものです。地道な努力をいとわず、泥臭く改善を重ねることで築き上げた解約率0.1%未満という圧倒的な信頼と、短期間で複数領域での実用化までこぎつけた実行力は、Opt Fitが持つ類まれな強みだと感じます。この挑戦が日本における次世代の社会インフラにまで発展していくことを信じ、ファーストライト・キャピタルは投資家として引き続き全力で支援してまいります。
SMBCベンチャーキャピタル株式会社 投資営業第四部 次長 馬籠 勇人氏
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労働人口が減少していく中で、業界を問わず事業オペレーションの効率化が求められています。Opt Fit社は、これまでフィットネス領域のお客様へ寄り添いながら課題を深く理解し、現場のニーズに沿ったソリューションを提供してきました。結果として、人手不足の解消に直結する価値提供ができており、マストハブなソリューションとなっています。今後は、これまで培ってきた実績・ノウハウ等の事業アセットを活かし、介護を含めた他領域のお客様とっても、なくてはならないインフラとして広がっていくことを期待しております。SMBCグループを活用し、この挑戦をできる限り支援して参りたいと思います。
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株式会社フィデアキャピタル 代表取締役 北野 善久氏
私どもはOpt Fit様の卓越した技術力と市場拡大ポテンシャルに注目し、このたび新規出資を実施いたしました。このシステムは高精度な映像解析と柔軟なシステム構成により、多様な業界の安全管理・業務効率化を実現する革新的ソリューションであると確信しています。本出資を通じて、同社の成長加速を支援するとともに、AIを活用したスマート社会の実現を共に推進してまいります。
株式会社Opt Fit 代表取締役・渡邊昂希からのメッセージ
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日本の少子高齢化と労働人口の減少に歯止めはかかりません。人に依存しない運営体制の構築は、日本において必要不可欠だと認識しております。フィットネスジムAI監視ソリューション「GYMDX」は2,000施設に導入いただいております。その知見を活かし、介護施設向けにも展開し、介護現場の人手不足解消及び、施設利用者とその家族が安心できる環境づくりに貢献してまいります。今後は、フィットネス・介護にとどまらず、あらゆる産業にAI監視を広げ、貴重な労働力を支える基盤技術として、日本社会全体の生産性向上と持続的成長に貢献していく所存です。
株式会社Opt Fit
https://optfit.jp/
設立:2020年3月16日
代表取締役CEO:渡邉昂希(わたなべこうき)
従業員数:36名(2025年11月時点)
本社:愛知県名古屋市中村区名駅3丁目2-22 エスカ名駅東ビル401
営業拠点:東京都新宿区新宿1-6-3 新宿御苑フロント2F
事業内容:フィットネスジム専用防犯カメラAI画像解析サービス「GYM DX」、プライバシー配慮の見守りAIカメラ「KaigoDX」の運営、AI画像解析を主軸とした研究開発の実施
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes