堆肥化施設の運用効率を最大3倍向上させる新サービス「MICROBOOST(マイクロブースト)」を正式リリース
株式会社komham

微生物を制御し、現場運用の属人化を解消。人員・電力コストの最適化を実現。先着10社にサービス無料提供キャンペーン実施中。
株式会社komham(本社:北海道札幌市、代表取締役:西山すの、以下「当社」)は、堆肥化施設を有する廃棄物処理業者および自治体向けに、堆肥化現場の運用効率を最大3倍に高める新サービス
「MICROBOOST(マイクロブースト)」 を正式リリースいたします。
本サービスは、当社がこれまで提供してきた独自の微生物群「コムハム」および生ごみ高速分解装置「スマートコンポスト(R)」の導入実績・研究成果をもとに構築した、高分解性を維持する微生物配合データベースを活用。
処理効率の向上に加え、現場運用の属人化を排除しながら、人員・電力コストの削減を実現することを目的としています。
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■ 背景
生ごみや汚泥などの有機性廃棄物を堆肥化処理する多くの自治体・処理事業者では、運転管理が一部の担当者の経験や知見に依存しているケースが少なくありません。
そのため、人員の退職や担当変更、環境条件の変化により処理の安定性を維持することが難しいという課題が長年指摘されています。
加えて、人手不足や電力コストの上昇が事業運営を圧迫し、現場の持続性を損なう要因にもなっています。
このような状況の中で、施設や重機といったハードウェアの改修に依存せず、現場に存在する「微生物(ソフトウェア)」を制御することで、誰でも再現可能な運転を実現する仕組み=“標準化”が強く求められています。
■ 開発の経緯
当社はこれまで、独自開発した微生物群「コムハム」を用いて、堆肥化現場における処理課題の解決に取り組んできました。
その過程で、施設ごとに常在する微生物の生態系を活かしながら、必要に応じて“処方的に”機能を補完できる仕組みを構築できないかという課題意識が生まれました。
その結果、当社はこれまでの導入・研究で蓄積した「高分解を維持できる微生物配合データベース」を活用し、微生物の活動制御と運転データ解析を一体化したMICROBOOSTを開発。
現場の特性や原料組成に応じて分解特性を最適化する、データ駆動型の堆肥化運用支援サービスを実現しました。
■ サービス概要
サービス名: MICROBOOST(マイクロブースト)
サービスURL:
https://microboost.jp/
提供開始日: 2025年11月12日(水)
対象顧客: 堆肥化施設を運営する廃棄物処理業者、自治体
【MICROBOOSTの主な特徴】
微生物の反応制御による運転最適化
現状の堆肥化施設で稼働している微生物を当社ラボで遺伝子解析し、詳細なレポートを作成します。
そのデータを当社独自の微生物データベースと照合することで、分解過程に不足している微生物を特定。適切な微生物群を選定・納品することで、最短ルートで安定した発酵プロセスを実現します。
処理期間の短縮と省エネ運転
処理期間短縮による処理効率アップ、送風・攪拌の最適化による電力コスト削減を実現。堆肥化の「時間」と「エネルギー」を同時に削減します。
既存設備へ導入可能
新設設備は不要で、既存の堆肥化槽や発酵装置への添加が可能です。
現場の状態把握から運用設計、改善支援までをワンストップでサポートし、最小限の負担で導入効果を最大化します。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69421/28/69421-28-56d55ae0ad28436ec2c3cda14529c0d3-2254x858.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サービスフロー
■ 【提供開始記念キャンペーン】
サービス提供開始を記念し、期間限定で以下のキャンペーンを実施いたします。
〈導入前無料診断キャンペーン〉
対象:1日5トン以上の処理を行っている堆肥化施設運営社(先着10団体)
キャンペーン期限:2026年1月末まで
内容:現場の堆肥化プロセス・原料分析・分解効率を無償で診断し、最適な微生物処方プランを提示
〈初期導入費30%OFF〉
対象:2026年3月末までに契約されたお客様
対応範囲:初期導入・分析・立ち上げ支援一式
初めてMICROBOOSTを導入されるお客様も、コストを抑えながら実運用での改善効果を体感いただけます。
微生物群「コムハム」
当社が独自で開発した生ごみを高速分解する能力を持つ微生物群です。生ごみを最短1日で最大98%まで分解する特徴があり、通常、数週間かけて複数回発酵させる堆肥化を高速で行うことができます。
次世代シーケンサーを用いた微生物群集解析の結果から、コムハムは複数の好熱性バシラス科細菌を中心とした微生物群から構成されていることが分かっています。
有害性評価として、コムハムの主要構成細菌が有害微生物リストに非該当であることを確認しています。なお、コムハムの遺伝子組換えやゲノム編集は行っておりません。
※特許情報「微生物、生ゴミの分解に用いるための組成物、および生ゴミ処理方法(特許7300079)」
「スマートコンポスト(R)」
「スマートコンポスト(R)」は、AC電源や排水処理を必要としないソーラー発電で自動駆動する独立型の生ごみ処理機です。生ごみの高速処理が得意な当社の微生物群「コムハム」※がより安定して生ごみを分解できる環境を「スマートコンポスト(R)」内に整え、街中や施設内に設置しても景観を損なわないデザインで開発しました。また、管理者は、クラウドにアップロードされたデータから、投入生ごみ量、生ごみ分解量/分解率、温室効果ガス排出削減量、バッテリー残量を取得することができ、エラー発生時はアラートがあがるため、最低限のメンテナンスで運用ができます。
■株式会社komham
「微生物で生活環境を整備する」をミッションに掲げるkomhamは、生ごみの高速分解ができる微生物群「コムハム」の研究および、それらを用いたバイオマスリサイクルシステムの構築を行っています。
また、研究成果を用いて、新規サービスや商品の開発を積極的に推進し、だれもが意識せずとも環境にやさしい暮らしができるようなインフラ作りをめざしています。
【会社概要】
・会社名:株式会社komham
・本 店:札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-10-211号
・支 店:東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階B
・代表者:代表取締役 西山 すの
・設 立:2020年1月29日
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes