Health ISAC Japan(略称「HIJ」)と医療AIプラットフォーム技術研究組合(略称「HAIP」)が医療・ヘルスケア分野のサイバーセキュリティ対策の推進で協業を開始
医療AIプラットフォーム技術研究組合
一般社団法人 Health ISAC Japan(略称「HIJ」)と厚生労働大臣および経済産業大臣認可の非営利な法人である医療AIプラットフォーム技術研究組合(略称「HAIP」)は、医療機関・介護施設・薬局などに代表される医療・ヘルスケア分野の組織が直面するサイバーセキュリティの脅威に対して、その課題の解決に向けた契約を締結し、協業を開始しました。
国が推し進める医療DXにおいて、安全・安心なネットワークやサイバーセキュリティ対策はその推進を支えるインフラとして重要であり、生成AIに代表される人工知能技術の活用、クラウドサービスの導入等、様々なデジタル化の取組みは医療機関の経営改善や医療の質向上に大きな貢献が期待できます。
しかしながら、医療機関が直面する経営環境は厳しく、またデジタル・セキュリティ人材の不足も深刻ななか、サイバー攻撃の技術は巧妙かつ高度化し、様々な攻撃による被害が医療・ヘルスケア分野を含め頻繁に発生している状況です。
医療DXによる経営改善や医療の質向上等、デジタル化の恩恵を安定的に可能とするインフラとしてサイバーセキュリティへの取組は喫緊の課題ではありますが、医療機関が単独かつ独力で対応を図っていくことには大きな困難が伴います。
このような背景のもと、HAIP/HIJは、国内の医療・ヘルスケア分野におけるデジタル化を安定的かつ継続的に維持するためのサイバーセキュリティに係る、人財面、技術面及び費用面の課題解決に向け、特に以下を中心とした取組を一体的に推進していきます。
- セキュリティ対策への情報発信強化- 厚労科研『クラウド上の医療AI利用促進のためのネットワークセキュリティ構成類型化と実証及び施策の提言』を通じた提言策定- リーズナブルなコストのセキュリティアセスメントの普及- 医療機関に向けた教育や啓発活動
HAIP/HIJはこれらの取組を通して、国内の医療・ヘルスケア分野のサイバーセキュリティにおける課題を解決し、安心安全な医療DXの実現に寄与することを目指します。
[表1:
https://prtimes.jp/data/corp/113605/table/10_1_f48bb230c99d5187d277474bd5efc35b.jpg?v=202511121016 ]
【ホームページ】
https://health-isac-japan.jp
[表2:
https://prtimes.jp/data/corp/113605/table/10_2_e32cd3fa406276608ccb3b6ee74d1396.jpg?v=202511121016 ]
【ホームページ】
https://haip-cip.orgプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes