【いい夫婦の日調査】定年前50代夫婦に聞いた仕事とスキル・円満調査<夫編> “専門スキル持ち夫“は妻も8割が高評価 学び直し4.9倍、生成AI活用2.4倍、夫婦円満度も13.5pt高
株式会社マイスター60

専門スキルが学び直し好循環を生む可能性
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高齢者の就労支援を行う株式会社マイスター60(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山脇雅彦)は、11月22日の「いい夫婦の日」に合わせ、全国の配偶者と同居する50代男性会社員500名と、50代会社員と同居する既婚女性500名、計1,000名を対象に「定年前50代夫婦に聞いた仕事とスキル・円満調査」を実施しました。第一弾として、夫の専門資格・スキルと夫婦関係について発表いたします。
調査の結果、「専門的な資格やスキルを持つ夫」は持っていないと回答した夫と比べ、学び直し(リスキリング)実施率が4.9倍、生成AI活用率が2.4倍、さらに妻からの評価も8割超と、仕事面でも夫婦関係でも良好な傾向が明らかになりました。
※本調査の「専門的な資格やスキル」とは、国家資格・業界資格に加え、特定分野での実務経験や専門的な技術・知識を含む自己申告ベースの定義です。
<結果概要>
■専門的な資格・スキル保有率64.4%、保有者の66.1%が「安心感につながる」と回答
■リスキリング実施率は27.8%、TOP3は業務資格取得・プログラミング・語学
■専門的資格・スキル保有者は学び直し実行率4.9倍(38.8% vs 7.9%)、AI活用率(仕事で週1回以上)2.4倍(37.9% vs 15.7%)、夫婦仲良好評価13.5pt高
■「専門的な資格・スキルを持つ夫」妻側調査でも83.2%が実際に評価していると回答
■生成AI活用者も夫婦仲円満の傾向あり、11.3pt高(76.7% vs 65.4%)
■定年後も働きたい理由、「お金」81.8%に次いで「社会との繋がり」31.0%
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50代男性会社員500名に、国家資格や業務資格、特定の専門分野における豊富な経験などいわゆる「専門的資格・スキル」を保有しているかを聞いたところ、64.4%が保有していると回答しました。内訳は国家資格が38.2%(複数保有18.6%/1つ保有19.6%を合算)、民間資格や業務に役立つ資格が15.6%、資格はないが専門スキルを保有が10.6%でした。
またスキル保有者の66.1%がスキルを持っていることが老後の経済的・精神的安心感につながると思うと回答した一方、スキルなしでは49.4%と16.7ポイント差となりました。過去3年間でリスキリングに取り組んでいる方は27.8%で、うち週1回以上積極的に取り組んでいる方は6.0%にとどまる結果となりました。
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専門スキルの保有状況とリスキリングの取り組み状況を調べてみると、専門スキル保有者の38.8%がリスキリングに取り組んでいる一方で、専門スキルを持たない層ではわずか7.9%にとどまり、差異は30.9ポイント(約4.9倍)と大きな開きがあることがわかりました。さらに、専門スキルと生成AI活用状況について調べてみると、専門スキル保有者の37.9%が生成AIを仕事で活用している一方で、専門スキルを持たない層では15.7%(22.2ポイント差/約2.4倍)にとどまる結果となりました。こうした傾向は夫婦仲にも同様に現れ、専門スキルを保有していると回答した方では夫婦円満と回答した方が73.6%だった一方で、スキルなしと回答した方では60.1%と13.5ポイントも差が現れました。
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老後の暮らしにおいて金銭面の不安はあるか聞いたところ、「とても不安を感じる」と40.2%が回答し、「どちらかというと不安を感じる」と回答した44.2%と合わせると、84.4%(2019年実施時は84.2%)もの方が老後の金銭不安を感じていることがわかりました。また定年退職はないと回答した方を除外した463名の中で、定年後に何かしらの方法で働きたいと回答した319名に、自身が定年退職後も働きたいと思う理由を聞いてみたところ、お金のためという回答が81.8%と最も多く、次いで「社会や人との繋がりを持ちたいため」「肉体的健康のため」「やりがいのため」などがそれぞれ3割前後と続きました。
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近年リスキリング(学び直し)が重要視されていますが、50代男性会社員が過去3年間にどれくらいリスキリングに取り組んだかどうか聞いたところ、「積極的に取り組んでいる(週1回以上)」と回答したのはわずか6.0%で、「定期的に取り組んでいる(月1~数回程度)」が7.6%、「たまに取り組んでいる(年数回程度)」が14.2%という結果となりました。
最も多いのは「取り組んだことがない」という回答で61.4%と半数以上にのぼりました。実際に取り組んでいる分野としては、「資格取得(業務関連)」が最も多い41%となりました。
また仕事で週1回以上生成AIを使うと回答した方は全体の30.0%で、中でもリスキリング実施者の生成AI利用率は56.8%と高く、非実施者の19.7%と比べると37.1ポイントもの差がつく結果となりました。
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夫婦仲が良いと思うかを聞いたところ、「とても仲が良い」が24.4%、「どちらかというと仲が良い」が44.4%と最も多く、「どちらでもない(22.6%) 」、「どちらかというと仲が悪い(4.4%)」、「とても仲が悪い(4.2%)」という結果となりました。中でも、専門スキル保有者ほど仲良いと回答する傾向が強く、 「とても仲が良い」 「どちらかというと仲が良い」 を足して73.6%が仲が良いと回答した一方で、専門スキルなしと回答した方では60.1%となりました。
並行して調査を行った女性側でもこの傾向は強く、夫がスキル保有の場合、妻側の円満回答が79.2%だったのに対し、スキルなしでは57.2%と22ポイントもの差がつく結果となりました。また実際に配偶者側の女性を対象に並行して行った調査では、専門的な資格やスキルを持っていることに対して「とても評価している」と回答した方が40.4%で、「やや評価している」と回答した方が42.8%と、合わせて83.2%が実際に評価している結果となりました。
<調査概要>
有効回答数 ・配偶者と同居する全国の50代既婚会社員男性500名
・50代会社員を夫にもち同居中の全国の45歳以上の既婚女性500名 計1,000名
調査期間 2025年10月31日~2025年11月4日
調査方法 インターネットリサーチ
※本調査の「専門的な資格・スキル」とは、国家資格・業界資格に加え、特定分野での実務経験や専門的な技術・知識を含む自己申告ベースの定義です。
※「生成AI活用率」とは、仕事で週1回以上(毎日または週6~7回以上・週3~5回程度・週1~2回程度)と回答した方の合計を指します。
※「リスキリング実施者」とは、積極的に取り組んでいる(週1回以上)、定期的に取り組んでいる(月1~数回程度)、たまに取り組んでいる(年数回程度)と回答した方の合計を指します。
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とはならない場合があります。
※報道関係者におかれましては、本リリースを掲載・報道または引用する場合には、「マイスター60調べ」と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。
2019年に実施した調査結果は以下でご確認いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000035559.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000035559.html
【まとめ】専門資格やスキルと「学び直し好循環サイクル」夫婦円満との相関を確認
今回の調査では「専門的な資格・スキル保有」と仕事面・夫婦関係の複数の要素との間に、強い相関関係が確認されました。専門スキル保有者は、リスキリング(学び直し)実施率が4.9倍(38.8% vs 7.9%)、仕事での生成AI活用率が2.4倍(37.9% vs 15.7%)と、非保有者を大きく上回りました。さらに、夫婦仲良好率も13.5ポイント高く(73.6% vs 60.1%)、老後への安心感も16.7ポイント上回る(66.1% vs 49.4%)など、多面的な差異が観察されました。
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特に注目されるのは、「専門スキル保有」「学び直し実施」「AI活用」の3要素間に見られる相関の強さです。専門スキルと学び直しの両方を持つ層では、AI活用率が60.8%に達し、どちらも持たない層(15.2%)と比べて約4倍の開きが見られました。また、夫婦仲良好率も、両方を持つ層で76.8%と最も高く、どちらも持たない層(61.0%)との間に15.8ポイントの差が確認されています。これらのデータは、専門性の獲得と継続的な学習意欲、そして良好な家庭関係の間に、何らかの関連性が存在することを示唆しています。
50代会社員の妻側への別途調査でも、夫が専門スキルを持つと回答した妻の83.2%が夫を高く評価しており、夫本人の自己評価と妻からの客観的評価の双方で、専門スキル保有との相関が認められました。定年を控えた50代において、専門スキルの保有と学び直しへの積極的な姿勢は、セカンドキャリアの選択肢の広がりや、家庭生活の満足度と関連している可能性があります。
政府が「人への投資」として5年間で1兆円規模のリスキリング支援策を推進する中、企業や社会全体で50代・60代の学び直しを支援する環境整備は、個人のキャリア形成と家庭の幸福度向上の両面において、重要な意味を持つと考えられます。
社長メッセージ
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取締役社長 山脇 雅彦
「志」をつないで高年齢者に活躍の場を提供、社会に貢献します。
マイスター60は1990年の設立以来の経営理念をベースに、「年齢は背番号 人生に定年なし(R)」を共通の価値観として事業を展開、これまでに建設・施設管理をはじめとする技術部門を中心に9,200人を超える高年齢求職者と企業とのマッチング実績を積み上げてまいりました。
日本経済が長く続いたデフレ環境を脱却して再び成長期に入ろうという環境下、マイスター60は“社会インフラを支える技術サービス連邦を構築する”というマイスターグループのパーパスを共有して、これまでに蓄積した経験・ノウハウを活かして働く意欲のある高年齢者に寄り添いながら、働き甲斐のある職場をこれからも提供してまいります。
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【会社概要】
会社名 株式会社マイスター60
代表 取締役会長 平野 茂夫
取締役社長 山脇 雅彦
設立 1990年2月1日
所在地 〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2丁目5番5号 岩波書店一ツ橋ビル6F
資本金 1,000万円
社員数 360名(2025年3月31日時点)
電話番号(代表) 03-5657-6360
FAX番号 03-3453-1666
URL
https://www.mystar60.co.jp/
事業内容 人材派遣、職業紹介等の人材サービス
[労働者派遣事業許可番号]派13-304122
[有料職業紹介事業許可番号]13-ユ-303702
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