【新機能】監視業務・建設現場の安全管理を効率化 AIカメラ・気象データ連携で遠隔自動化 交通量・人流調査を代替、気象・天候災害リスクを即時警告
株式会社シーティーエス

建設ICTの専門企業として、全国の建設現場の課題解決を支援する株式会社シーティーエス(本社:長野県上田市、代表取締役:横島 泰蔵、以下CTS)は、建設現場の生産性向上に貢献する現場業務支援サービス「サイトアシストパッケージ(SAP)」の現場情報関連コンテンツの一つであるクラウド映像サービス「IoT SmartHub」の新しい機能として、AIカメラで交通量を自動カウントする「LIVE TRAFFIC COUNTER」・来場者数を自動カウントする「LIVE PEOPLE COUNTER」と、気象観測データに基づきリスクを自動警告する「SORATENA Sync」を2025年11月17日より提供開始します。
これらの機能拡張により、多様な情報をクラウド上で見える化し、遠隔からの状況判断と安全管理を高度に自動化。深刻な人手不足の解消を支援します。
<現場業務支援サービス サイトアシストパッケージ(SAP)>
https://www.cts-h.co.jp/business/system/index.php
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IoT SmartHub メインイメージ
■「LIVE TRAFFIC COUNTER」「LIVE PEOPLE COUNTER」:AIカメラによる24時間365日の現場"見える化"で生産性・データ精度を向上
車両・人・混雑状況をAIカメラによるライブ映像と解析データでリアルタイムに把握し、生産性の向上に貢献します。これまで、人手で行っていた交通量調査や来場者数調査をAIカメラが代替することによって、現場の負担軽減とデータ精度の向上を実現します。
【主な特長】
1. 自動カウントと判別機能
- 自動判別:AIカメラを利用して、人や車両を自動で判別し、カウントします。- 詳細な絞り込み:人、車、トラック、バス、二輪車といったカテゴリに絞り込んだカウントが可能です。
2. リアルタイムとログの見える化
- リアルタイム:交通量・来場者数をリアルタイムにカウントします。- ログ:データは、日付、曜日、時間帯での絞り込み表示も可能です。
【活用シーン】
- 交通量調査の代替:従来の交通量調査を自動化・無人化し、人件費と工数を削減します。- 交通影響評価:工事許可時の周辺への交通影響評価データとして活用できます。- 通行規制判断:通行規制や片側通行の開始・解除判断を、リアルタイムのデータに基づいて行えます。- 来場者数調査:催事・イベント・観光地等の来場者数の調査に活用できます。- 人流モニタリング:人の移動や滞留状況を自動カウントすることで、混雑予測に役立つデータを提供します。
■ 「SORATENA Sync」:気象データから現場の安全判断を自動化し法令遵守を支援
風速・雨量・WBGT(湿球黒球温度)をリアルタイムに監視し、設定したリスク閾値を超えた際、即時に現場へ警告を発します。
【主な特長】
1. 7つの気象データ観測とWBGT監視
- 気象データ観測:「ソラテナPro(R)」(株式会社ウェザーニューズの登録商標)を利用して、気温、湿度、気圧、雨量、風速、風向、照度を観測します。- 安全管理支援:風速、雨量、WBGTなどの値をリアルタイムに監視して、安全管理、熱中症対策、環境管理を支援します。
2. 即時警告・通知機能
- 閾値設定:あらかじめ詳細な閾値を設定することで、リスク基準を統一できます。- ストロボサイレンによる即時警告:自動的にストロボサイレンが音と光で知らせます。- 即時通知:ストロボサイレンと合わせてメール・チャットアプリ(建設現場向けレンタルビジネスチャット direct)で即時通知します。
【活用シーン】
- 高所・クレーン作業:風速を観測し、自動警報を発動。ストロボサイレンやメール通知で作業者に知らせ、即時対応を促して安全を確保します。- 夏場の屋外作業(熱中症対策):WBGT値により、警戒レベルに応じた作業緩和や休憩指示の判断材料を提供し、法令基準への適切な対応を支援します。- 雨天・気象変動時:雨量を観測し、作業中止の判断や養生開始の適切な判断を即時支援します。
■IoT SmartHub、高性能AIカメラとセンサーによる次世代型の遠隔支援
当社の高性能ネットワークカメラは、4K高解像度と低照度下でもカラー撮影が可能な「Lightfinder 2.0」を搭載しています。さらに、今回の機能拡張では、エッジ側でAI解析を行うディープラーニング処理ユニットを搭載し、より高度な機能を実現しました。各種デバイスとIoT SmartHubを連携させることで、データの見える化、即時分析と自動アクションを可能とし、遠隔支援の効率を向上し現場の安全管理に貢献をします。
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IoTSmartHub構成図
■ サービス提供について
「LIVE TRAFFIC COUNTER」「LIVE PEOPLE COUNTER」「SORATENA Sync」は、レンタル形式で提供いたします。対応可能なカメラ・センサー・クラウドサービス、初期費用およびレンタル費用については当社担当までお問い合わせください。
全国31支店のネットワークを活かしたサポート体制で、導入から運用まで安心してお任せいただけます。
■開発の背景と目的
人手不足が深刻化する中、建設現場では安全管理体制の強化が重要な課題となっており、官公庁や行政機関でも同様の課題が顕在化しています。また、従来、人手による交通量調査や来場者数調査、環境計測は、作業負担や精度のばらつき、対応の遅れといった課題を抱えていました。こうしたなか、「遠隔での集計や、安全管理を行いたい」という現場からの要望を受け、新機能の開発に至りました。本サービスは、自動化とリアルタイム対応、さらにログによる任意期間の確認を可能にし、正確な現場把握と効率的な運営を実現することで、生産性向上に貢献します。
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CTS ロゴマーク
■株式会社シーティーエスについて
1972年の創業以来、土木・建設業界及び測量業界のお客様向けに、測量計測機器の販売・保守、ならびにシステム機器や測量計測機器のレンタル事業を展開してまいりました。「全国の建設現場及び技術者の課題を、デジタルデータサービスと測量計測システムを中心に、身近なサポートで解決する」ことを理念に掲げ、建設ICTの専門企業として、調査・設計・施工・維持管理・修繕に至る建設生産システム全体の効率化・高度化に取り組んでいます。『ハードを主体としたITインフラのレンタル企業』から『データ・情報関連サービスを統合的に提供する企業』への変身を中期経営方針として見据え、官公庁市場に向けたクラウド映像ソリューションの提供等を通じて、全国規模でのネットワーク構築と現場の見える化、情報・データ利活用の推進を目指しています。
【会社概要】
社名:株式会社シーティーエス
本社所在地:長野県上田市古里115
代表取締役:横島 泰蔵
設立:1972年4月11日
HP:
https://www.cts-h.co.jp/
TEL:0268-26-3700(代表)
FAX:0268-26-2102(代表)
[画像4:
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CTS 本社社屋
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes