SAPとSnowflake、ビジネスデータファブリック全体でデータとエンタープライズAIの力を引き出す
Snowflake合同会社

新パートナーシップにより、企業のAI活用を促進、ビジネス成果向上に必要なデータインサイトを提供
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/81/116784-81-e42354963ef1a1114024c918cfa6531b-819x429.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※本報道資料は米国スノーフレイク社が11月4日に
発表した内容の抄訳です。
AIデータクラウド企業である
Snowflake(ニューヨーク証券取引所:SNOW)と、エンタープライズアプリケーションおよびビジネスAIのグローバルリーダーである
SAP SEは本日、SnowflakeのAIデータクラウドとSAP Business Data Cloud(BDC)をセマンティックに富むデータと共にシームレスに活用できるようにする新たな協業を発表しました。この共同の取り組みにより、SnowflakeのデータとAIプラットフォームが、SAP BDC顧客向けのSAPソリューション拡張機能として利用可能になります。新たに提供開始する「SAP Snowflake Solution Extension for SAP Business Data Cloud」は、ミッションクリティカルな業務プロセスおよびセマンティックに富むデータにおけるSAPの深い専門性を、AIや機械学習ソリューションを構築するためのSnowflakeの統合プラットフォーム機能と合わせて提供するものです。SAPとSnowflakeは、SAP BDCとSnowflake間のゼロコピー共有も可能にし、顧客がより深いインサイトを得て、企業レベルのインテリジェントアプリケーションを構築し、AI駆動のイノベーションによりビジネス変革を推進できるよう支援します。
Snowflakeのプロダクト担当上席副社長のChristian Kleinermanは次のように述べています。「SAPとSnowflakeが密接に統合することで、企業はSAPの豊富なコンテキストを持つ重要なビジネスデータと、Snowflakeの大規模なAIアプリおよびデータエージェント開発機能を容易に連携できるようになります。SnowflakeとSAP BDCを活用することでより迅速に変革を加速し、ゼロコピーかつ完全に管理された環境でプラットフォーム間でデータをシームレスにデータ共有できます」
SAP Snowflakeは、SnowflakeをSAP BDCのオープンデータエコシステムおよびビジネスデータファブリックに取り込み、オープン性を高めてさらなる選択肢を提供しつつ、SAP BDCをSnowflakeのAI、アナリティクス、データエンジニアリング、Marketplace、コラボレーション機能により拡充します。SAP SnowflakeによりSAP BDCをクラウド規模のコンピュートおよびストレージのオプションとして活用し、データの価値を高めることができます。双方向のゼロコピーデータアクセスを活用できるため、データおよびAIの担当者は意味情報の豊富なSAPデータ製品を統合されたガバナンスフレームワークの中でリアルタイムに利用できます。その結果、SAPデータとそれ以外のデータを調和させ、ワークロード全体の総所有コスト(TOC)を最適化し、信頼性の高いSAPデータ製品を活用して、エージェントやAIアプリケーションをSAP Snowflake内で構築できます。
SAP SEのデータ&アナリティクス部門 社長兼最高製品責任者のIrfan Khanは次のように述べています。「SnowflakeをSAP Business Data Cloudに取り入れることで、顧客にオープン性と選択肢を提供します。SAPの数十年にわたるミッションクリティカルなビジネスアプリケーションにおけるリーダーシップと、Snowflakeのモダンなデータプラットフォームを統合することで、ビジネスデータの価値をエコシステム全体に拡大する、統一されたエンタープライズ対応のSAPサポート環境を実現します」
SAP Snowflakeの特徴
- SAPデータとそれ以外のデータを調和させた信頼性の高いAI対応のデータ基盤を構築:顧客のデータ環境を統合ビジネスデータファブリックによって1つにまとめ、社内のあらゆるデータエンジニアリング、アナリティクス、AIと機械学習のワークフローにおいて、さらにシームレスなゼロコピー共有、より強化されたモデリング、データに対するビジネス対応型でリアルタイムの完全な視認性を提供します。- AIの事業価値を意味情報に富むデータで強化:AIガバナンスの簡素化、AIと組織のナレッジの紐づけ、カスタマイズされたエージェントの構築が可能となり、安全でコンテキストリッチなインテリジェントアプリケーションを社内全体で実現する支援を行います。- ミッションクリティカルなビジネスデータに基づくインテリジェントなアプリケーションの開発:意味情報に富む信頼性の高いデータ製品に基づく、調和、民主化されたデータ基盤により、インテリジェントなアプリケーションをより迅速に構築、展開し、継続的に最適化して、変革や実稼働のペースを高速化します。
両社の連携ではSAP Snowflakeに加え、Snowflakeによる双方向のゼロコピーデータ共有機能であるSAP Business Data Cloud Connect for Snowflakeも提供します。現在Snowflakeを利用中の企業は、SAP BDC Connectを利用して、既存のSnowflakeインスタンスをSAP Business Data Cloudと連携させ、さらにームレスなゼロコピーアクセスが可能となり、データを複製することなく、豊富な意味情報を提供するSAPデータ製品にリアルタイムにアクセスすることができます。
SAPとSnowflakeは、AstraZenecaなどの業界屈指の企業をはじめとする何千社もの顧客を支援し、このパートナーシップを通じて各業界の変革を推進しています。
AstraZenecaのERP変革テクノロジー担当バイスプレジデントのRussell Smith氏は次のように述べています。「AstraZenecaは常にサイエンスの限界に挑み、人生を変えるような医薬品の開発をいち早く進めています。データとAIはこの目標を達成するための中核であり、当社はSAPとSnowflakeと密接に連携し、リアルタイムデータへのアクセス、処理、分析能力を強化しています。今回の発表は、当社のミッションの達成をさらに推進し、患者さんに画期的な治療を提供するために1秒も無駄にできない当社の活動を支えるものです」
SAP Snowflakeは2026年第1四半期に一般提供開始予定です。SAP BDC Connect for Snowflakeは2026年上半期に一般提供開始予定です。
関連情報:
- SAPとSnowflakeの協力について詳しくは
こちらをご覧ください。- SAP Business Data Cloudの特徴については
こちらをご覧ください。- SAP Snowflakeについて詳しくは、本パートナーシップの
ウェブページおよびこちらの
ブログ投稿をご覧ください。-
LinkedInやX(
本社公式・
日本公式)でもSnowflakeの最新情報を発信しています。
SAPについて
SAP(ニューヨーク証券取引所:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。
https://www.sap.com/japan/index.html
SAPおよび本文書に記載するSAPの製品およびサービス、各ロゴは、SAP SEのドイツその他の国における登録商標または商標です。商標に関する詳しい情報や表示については
https://www.sap.com/copyrightをご覧ください。本文書に記載するその他の製品およびサービス名はすべて各企業の商標です。
この文書には、将来の事象に関する予測、見通し、その他の将来予想についての記述が含まれています。これらの記述は現在の期待値、予測、仮定に基づいており、実際の結果や成果が予想と大きく異なる可能性があるリスクや不確実性を伴います。これらのリスクや不確実性に関する詳細情報は、証券取引委員会(SEC)に提出された資料に記載されています。特に、SAPの2024年度の年次報告書(様式20-F)のリスク要因セクションに詳細が記されています。(C) 2025 SAP SE. All rights reserved.
このプレスリリースには、明示または黙示を問わず、(i)Snowflakeの事業戦略、(ii)開発中または一般に提供されていないSnowflakeの製品、サービス、テクノロジー、(iii)市場の拡大、トレンド、競争状況に関する考察、(iv)Snowflake製品とサードパーティプラットフォームの統合およびサードパーティプラットフォーム上でのSnowflake製品の相互運用性と可用性についての言及など、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述は、さまざまなリスク、不確実性、前提に左右されます。これには、Snowflakeが証券取引委員会に提出するForm 10-Q(四半期レポート)やForm 10-K(年次レポート)内の「リスク要因」などのセグメントに記載されているリスク、不確実性、前提が含まれます。これらのリスク、不確実性、前提を考慮すると、将来の見通しに関する記述において予想または暗示されている結果と比較して、実際には大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。 これらの記述は、初回記述日の時点に限った記述であり、かかる記述の時点で入手可能な情報に、および/または経営陣がかかる時点で抱いていた誠実な信念に、基づいています。法律で義務付けられている場合を除き、Snowflakeには、本プレスリリース内の記述を更新する義務または意図は、一切ありません。そのため、将来の見通しに関するいかなる記述も、未来の出来事についての予測として利用してはなりません。
(C)2025 Snowflake Inc All rights reserved. Snowflake、Snowflakeのロゴ、および本書に記載されているその他すべてのSnowflakeの製品、機能、サービス名は、米国およびその他の国におけるSnowflake Inc.の登録商標または商標です。 本書で言及または使用されているその他すべてのブランド名またはロゴは、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標である可能性があります。 Snowflakeが、必ずしもかかる商標所有者と関係を持ち、または出資や支援を受けているわけではありません。
Snowflakeについて
Snowflakeは、AI時代のためのプラットフォームとして、企業がより迅速にイノベーションを実現し、データからより多くの価値を引き出すことを支援します。数百の世界最大規模の企業を含む12,000社以上のお客様が、SnowflakeのAIデータクラウドを活用し、データやアプリケーション、AIの構築・活用・共有を実践しています。Snowflakeにより、データとAIはすべての人にとって変革の力となります。詳しくは
snowflake.com/ja(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes