博報堂、神奈川県・北海道ニセコ町ら6者と連携し、AI北斎NFTを活用して環境保全活動の支援を目指す「北斎冨嶽令和景プロジェクト」実証事業を開始
株式会社博報堂

「AIを活用した社会課題解決の行動デザイン」研究の一環の取り組み
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:名倉健司、以下 博報堂)は、神奈川県、北海道ニセコ町、株式会社サムライアーキテクツ、株式会社浦上蒼穹堂、株式会社クリプトリエ及びリトルブルー合同会社と、「北斎冨嶽令和景プロジェクト」の実施に係る協定を締結し、実証事業を開始いたします。
北斎冨嶽令和景プロジェクトは、持続可能性が求められる令和の今、環境を守る活動に取り組む日本の各地を葛飾北斎の視点で捉え、生成AIを取り入れ描いた郷土富士アートNFTの販売活動を通して環境保全活動の支援を目指す活動体です。
本プロジェクトは神奈川県庁版社内ベンチャー制度(注記1)に採択され、博報堂は生活者発想技術研究所傘下の博報堂行動デザイン研究所が「AIを活用した社会課題解決の行動デザイン」の研究を目的に参画いたします。
●課題と目的
近年、地球温暖化による環境変化が原因で、気象災害の多発、海では藻場が消失する磯焼けや海の生態系の崩れによる水産資源の減少、森では森林減少や劣化などが起こっています。持続可能な未来のためには、自然環境の保全が喫緊の課題となっています。しかし、自然環境保全活動の現場では、人手不足や資金不足という問題があり、継続的な活動が危ぶまれています。
この問題を解決するため、本プロジェクトでは、自然環境保全活動を行う団体への新たな寄付募集の方策について、自然環境に興味のある方、北斎に関心の高いインバウンド富裕層の方などを対象に実現可能性を検証します。
実証にあたり、株式会社博報堂、神奈川県、北海道ニセコ町、株式会社サムライアーキテクツ、株式会社浦上蒼穹堂、株式会社クリプトリエ及びリトルブルー合同会社の7者で協定を締結いたしました。環境保全活動団体の人手不足、資金不足という課題に対する産官連携による解決モデルを目指します。
●支援スキーム
本プロジェクトでは、北斎漫画の世界的コレクターである浦上満氏監修のもと、(株)サムライアーキテクツが開発したAI北斎により、日本各地の令和の風景を葛飾北斎の画風の絵画にした「北斎冨嶽令和景」として制作。そのアートを譲渡可能なNFTにして販売いたします。販売価格の半額を自然環境保全団体の活動資金として寄付し、購入者には、特別体験等の返礼品を贈ります。
[画像1:
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[画像2:
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●実証について
期間(予定):令和7年11月13日から12月25日
寄付方法詳細説明:URL
https://nft.ai-hokusai.com
または、二次元コードから
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8062/1080/8062-1080-ab80088bb5258f5ddf327c1f62579f60-418x369.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
注記1 神奈川県庁版社内ベンチャー制度について
本制度は、自らが解決したいと思う社会的課題について効果的な方策を企画・提案した職員が民間のアドバイザー等からの助言・指導を受け、提案をブラッシュアップしたうえで実証・効果検証を実施し、その結果を踏まえて事業化の検討を行うものです。
■博報堂生活者発想技術研究所について
クライアント企業の生活者発想を推進するための研究開発を目的に設立された専門組織です。「未来生活者発想」をコンセプトに、「生活者発想経営」「フォーカス型生活者洞察」「生活者心理・行動」「ウェルビーイング社会の共創」「生活者発想に基づく創造性」等に関する、研究・開発・教育・発信を行っていきます。
・研究所の設立リリースはこちら:
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/111845/
■博報堂行動デザイン研究所について
「それで人は動くのか?」をテーマに、生活者の行動創出にコミットすべく、行動経済学やナッジ、欲求やトリガーなど、人の行動メカニズムや根源にまで踏み込んだ研究開発を推進しています。
・ホームページはこちら:
https://www.hakuhodo.co.jp/activation-design/
<参考資料>
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8062/1080/8062-1080-9db0454c99cd5872db4373279aa2f774-2005x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes