エターナルホスピタリティグループ、国産SAFへの再資源化に向け、 廃食用油供給に協力する基本合意書を締結
株式会社エターナルホスピタリティグループ(旧:株式会社鳥貴族ホールディングス)

~鳥貴族から排出される廃食用油を大阪府堺市のSAF製造工場に供給~
株式会社エターナルホスピタリティグループ傘下の、株式会社エターナルホスピタリティジャパン(本社:大阪市 代表取締役社長:青木繁則)は、日揮ホールディングス株式会社(本社:横浜市 代表取締役会長兼社長CEO:佐藤雅之(以下、日揮 HD))、 株式会社レボインターナショナル(本社:京都市 代表取締役CEO:越川哲也(以下、レボインターナショナル))、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(本社:横浜市 代表者:高田岳志(以下、SAFFAIRE SKY ENERGY))の3社と、国産SAF※1への再資源化を目的とした廃食用油の継続的な供給および利用に関する基本合意書を締結いたしました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82134/56/82134-56-b62eaf4d36353417ace46f791c4a7d52-3900x545.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
・取り組みの概要
このたびの協定締結は、当社グループの事業にて排出される廃食用油を国産SAFの原料として再資源化することで、航空業界の脱炭素化に貢献することを目的としています。 具体的な取り組みとして、当社グループは、国内展開している焼鳥屋「鳥貴族」のうち、対象の338店舗※2にて使用した廃食用油を提供します。レボインターナショナルは、店舗における廃食用油を引き取ります。SAFFAIRE SKY ENERGYは、2025年より供給を開始している国内唯一のSAF大規模生産プラント(大阪府堺市)において、引き取った廃食用油を原料としてSAFの製造を行います。日揮HDは、廃食用油を原料とするSAF製造事 業に関するサプライチェーンの全体構築を主導します。当社グループでは、企業理念である「焼鳥屋で世の中を明るくしていきたい」という想いのもと、引き続き、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
※1 SAFとは、「持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel)」の略称。従来のジェット燃料が原油から精製されるのに対し、SAFは主にバイオマスや廃食用油等を原料として生産されます。廃食用油から製造したSAFの場合、製造から使用までのライフサイクル全体で約84%のCO2排出削減効果が得られます。
※2 主に関東エリアの対象店舗(一部他地域含む)
・「鳥貴族」について
税込390円均一の焼鳥屋チェーン。1985年より、焼鳥屋『鳥貴族』として大阪・関西エリアを中心とした店舗展開を行う。2005年の東京1号店を皮切りに、現在は全国661店舗を展開。(2025年7月末時点)。焼鳥は国産鶏肉を使用、主要食材の国産比率を高める「国産国消への挑戦」を2014年より開始し、2016年10月より使用食材を100%国産化。名物「貴族焼」は、鳥貴族の圧倒的な人気NO.1メニュー。 ※加工食品は、法令に基づき、最終加工国が日本となっているものを「国産」として取り扱っており、加工する際に使用する食品原料には外国産も含まれております。
(
https://torikizoku.co.jp/about/sanchi/)
・国内初のSAF大規模生産事業の概要
日揮HD、レボインターナショナルおよびコスモ石油株式会社は、共同でSAF のサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2022 年 11 月に新会社 SAFFAIRE SKY ENERGYを設立。国内唯一の国産SAF大規模製造設備は 2024年 12 月に完工し、2025 年4月から主要エアラインなどに国産SAFの供給を開始しています。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82134/56/82134-56-570b53c165e75a79a4f07e0b75dbca66-635x477.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
SAF製造装置
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82134/56/82134-56-68bbe8f9e65527f753b09088baa626e0-636x478.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
SAFの原料である廃食用油受け入れ施設
<株式会社エターナルホスピタリティグループ 概要>
所在地:大阪市中央区淡路町4-2-13-20F
代表者:代表取締役社長CEO 大倉 忠司
設 立:1986年9月19日 事業内容:グループの経営戦略策定、経営管理及びそれに付随する業務
<株式会社エターナルホスピタリティジャパン 概要>
所在地:大阪市中央区淡路町4-2-13-20F
代表者:代表取締役社長 青木 繁則
設 立:2025年5月15日
事業内容:国内における焼鳥事業の企画・推進及び運営会社の管理
<日揮ホールディングス株式会社 概要>
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1
代表者:代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之
設 立:1928年10月25日
事業内容:グループ戦略立案および事業会社の統括管理など
<株式会社レボインターナショナル 概要>
所在地:京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町252-1 四条烏丸アーバンライフビル 1F
代表者:代表取締役CEO 越川 哲也
設 立:1999年10月
事業内容:バイオ燃料化技術の研究開発、バイオ燃料原料(廃食用油)の引取、バイオ燃料の製造・販売
<合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY 概要>
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1
代表者:高田 岳志
設 立:2022年11月1日
事業内容: 国産廃食用油を原料とするSAF、バイオナフサ、バイオディーゼルの製造および販売
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes