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産業用X線CTユーザーカンファレンス、市場拡大を背景に過去最多の参加者が集結

Hexagon Manufacturing Intelligence株式会社

産業用X線CTユーザーカンファレンス、市場拡大を背景

CTデータ解析ソフトウェア市場シェアNo.1のHexagonが主催、食品から精密機器まで多彩なユーザー事例と欧州の最新情報を発信


Hexagon Manufacturing Intelligence株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:池谷望、以下「Hexagon」)は、2025年10月22日(水)、名古屋マリオットアソシアホテルにて「Hexagon | XCT | User Conference」を開催しました。本カンファレンスには、産業用X線コンピュータ断層撮影(CT)データ解析ソフトウェア「VGSTUDIO MAX」をはじめとしたVG製品のユーザーやX線CT装置メーカーなど、過去最多となる150名以上が参加しました。

本カンファレンスは、産業用X線CT業界における最新情報や市場動向を発信・共有する場として、2015年より2年に1度開催されています。2025年は、業界の市場拡大を背景に、これまで以上に多くの関心を集め、盛況のうちに終了しました。

YH Research株式会社による最新の市場調査によれば、産業用X線CT市場は、2031年までに世界市場規模は6億1,000万米ドルに達し、今後数年間の年平均成長率(CAGR)は10.7%と予測されています。(詳細な調査結果については、こちらをご覧ください)

ここからは、欧州のトレンドから日本のユーザー事例まで、X線CTの最前線を紹介した『Hexagon | XCT | User Conference』について、その詳細をレポートします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148625/14/148625-14-df2b0fa5e1b7b8513bbed4fc7000e037-1406x1054.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年10月22日(水)、名古屋マリオットアソシアホテルにて行われた「Hexagon | XCT | User Conference」

■基調講演「X線CTのデジタルエンジニアリング活用」
基調講演として、業界第一人者である東京大学工学系研究科 人工物工学研究センター 精密工学専攻 
大竹 豊教授が「X線CTのデジタルエンジニアリング活用」をテーマに講演を行い、産業界におけるX線CTの活用事例や今後の可能性について解説しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148625/14/148625-14-9ed9e73a736fc2afae025d48908b43fd-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東京大学工学系研究科 人工物工学研究センター 精密工学専攻 大竹 豊教授による講演「X線CTのデジタルエンジニアリング活用」

■VG製品ユーザーによる事例紹介
ユーザー講演では、三菱電機株式会社 名古屋製作所 生産システム推進部 金型課工作係の伊藤勇輔氏が、「計測用CTを利用した成形品評価技法の確立」をテーマに、具体的な活用事例を発表しました。講演では、成形品評価における新たな技法の詳細が紹介され、参加者から高い関心が寄せられました。また、ユーザーの視点から、今後の装置やソフトウェアの開発に対する期待についても語られ、業界のさらなる発展に向けた貴重な意見が交わされました。

また、月島食品工業株式会社 研究所の菅原氏による講演「X線CTを利用した食品の評価」では、業務用の加工油脂製品の開発・販売をてがける同社が、シュークリームやクロワッサンなどの食品内部をX線で撮影し、「VGSTUDIO MAX」を使用して解析を行った事例を紹介しました。解析により、「サクッ」とした歯触りが生まれる構造を観察し、製品開発に活用した事例が共有されました。参加者からは「X線CTが食品業界でも活用されていることに驚いた」「業界の広がりと今後の可能性を感じた」といったコメントが寄せられました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148625/14/148625-14-92d7ab78601069f9acf37a380a4bc5b3-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
月島食品工業株式会社 研究所 菅原氏による講演「X線CTを利用した食品の評価」

■ X線CT装置メーカーなど12社がスポンサーとして参加
同カンファレンスには。日本の同業界を牽引するX線CT装置メーカーやサービスプロバイダー計12社がスポンサーとして参加しました。各社の新製品や最新の取り組みなどが発表され、製品・サービスの展示ブースにも注目が集まりました。

ゴールドスポンサー(50音順):コメットテクノロジーズ・ジャパン株式会社、株式会社島津製作所、テスコ株式会社、東芝ユニファイドテクノロジーズ株式会社、株式会社ニコン、株式会社日立ハイテク、ウェイゲートテクノロジーズ ベーカーヒューズ・エナジージャパン株式会社、株式会社リガク

シルバースポンサー:エスオーエル株式会社

サービスプロバイダー(50音順):株式会社RPV、JAPAN TESTING LABORATORIES株式会社、株式会社イリス

■ヨーロッパの最新動向を共有
Hexagonのドイツ拠点でVG製品のリサーチおよび開発を担当するダニエラ・ハンドルが、ビデオメッセージを通じて「ヨーロッパにおけるCT最新動向」をテーマに講演を行いました。講演では、欧州市場における最新技術や応用事例が紹介され、加えて、Hexagonが提案する新技術「GelSight」を活用した製品や部品の表面粗さ測定の可能性についても言及しました。この技術の応用により、精密な製品解析の幅がさらに広がることが期待されています。
 
■「VGSTUDIO MAX」の活用方法を紹介
HexagonのVGソリューションサポートチームは、産業用X線CT解析ソフトウェア「VGSTUDIO MAX」の活用方法について詳しく解説しました。また、同月上旬にリリースされた新バージョン「VGSTUDIO MAX 2025.3」に搭載された最新機能の詳細も共有されました。会場では、ユーザーが新機能の説明を聞きながらメモを取る姿が見られ、実務での活用に向けた高い意欲が感じられました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148625/14/148625-14-64082cc2c197dc9d71c0c0b21749ce7e-1464x1122.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
産業用X線CT解析ソフトウェア「VGSTUDIO MAX」(イメージ画像)

■ アワードを受賞したツールの強化版を統合した「VGSTUDIO MAX」2025.3 新機能
「VGSTUDIO MAX」の新バージョン2025.3では、今年初めにiFデザインアワードを受賞した欠陥/介在物解析ツール「PIA」の強化版を統合しました。この機能は、すでに多くの自動車、航空宇宙、その他の製造業界で活用されています。「PIA」は、金属、プラスチック、複合材部品、その他の部品や材料サンプル内部に潜む気孔や介在物といった不整合を、製品開発の初期段階から最終製造工程に至るまで、迅速かつ正確に特定・識別できる点が特長です。さらに、AIを活用した検出技術「PIA」により、短時間でのスキャンが求められる全数検査においても、低品質なデータに対応可能で、品質管理および製造工程の評価に大きく貢献します。
「分析からレポート作成まで、従来の全手法を単一の強力なソリューションに統合したのは、当社のツールが初めてです」と、Hexagon VG製品ラインのプロダクトマネージャーであるヤン・グレーザーは述べています。「この機能のためにユーザーインターフェースを全面的に再設計しました。これにより、初心者から専門家まで、誰でもPIAを活用して分析結果を容易に把握できるだけでなく、最も複雑な分析をも正確かつ効率的に実施できるようになりました。」
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148625/14/148625-14-9bbc847669f4ef88dda8fbb1dec7d682-829x460.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
iFデザインアワードを受賞した欠陥/介在物解析ツール「PIA」の強化版を統合した「VGSTUDIO MAX」新バージョン 2025.3

■参加者の声
参加者からは、「CTメーカーが一堂に介し、自社設備のアピールや開発動向を聞けて、とても参考になりました」、「技術的な知見やユーザー事例を多く得られたほか、関係者との技術交流を図ることができ、非常に有意義な場でした。これだけの関係者を集められるのはHexagonならではだと思います」といった声が寄せられました。(参加者アンケートより一部抜粋)

今後もHexagonは、製品開発とユーザーエクスペリエンスの向上を通じてX線CT業界のさらなる発展に寄与し、顧客利益の最大化に努めてまいります。
Hexagonでは、X線CTの最新情報や技術に関する記事をブログに掲載していますので、ぜひご覧ください。
詳しくはこちら
Hexagon公式ブログ

【Hexagonについて】
Hexagonはあらゆるスケールの精密テクノロジーにおけるグローバルリーダーです。私たちのデジタルツイン、ロボティクス、AIソリューションは、現実社会を支える産業を変革しています。
当社のテクノロジーは生産エコシステムと人関連エコシステムを形成、その繋がりと自律性を促進し、発展性のある持続可能な未来を創造します。
Hexagon Manufacturing Intelligence事業部は、設計からエンジニアリング、製造、計測に至るまでデータを活用したソリューションを提供し、お客様のさらにスマートな製品製造を支援します。詳細はhexagon.com/miをご覧ください。
Hexagon(Nasdaq Stockholm: HEXA B)は、世界50カ国に約24,500人の従業員を擁し、純売上高は約54億ユーロです。詳しくはhexagon.comをご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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