2025年11月14日
上海
(ビジネスワイヤ) -- ベリシリコン(688521.SH)は、グーグルと共同でCoral NPU IPをリリースすると発表しました。このIPは、常時稼働かつ超低消費電力のエッジ大規模言語モデル(LLM)アプリケーション向けに設計されています。これは、グーグルのオープン機械学習コンパイラに関する基礎研究に基づいており、AIセキュリティ機能を強化させており、開発者に堅牢なエッジAIエコシステムを構築するための統合オープンソースプラットフォームを提供します。
Coral NPUは、オープンRISC-V命令セットアーキテクチャを基盤とし、ネイティブテンソル処理機能とともに、JAX、PyTorch、TensorFlow Lite(TFLite)といった主要な機械学習フレームワークをサポートし、コンパイラインフラにはLLVM(Low Level Virtual Machine:低レベル仮想マシン)プロジェクトのMLIR(Multi-Level Intermediate Representation:マルチレベル中間表現)などのオープンスタンダードツールを活用しています。これは特にウェアラブルデバイスや環境センサーシステムといった常時稼働かつ超低消費電力のエッジAIアプリケーション向けに設計されています。
Coral NPU IPは現在、Google Developersウェブサイトでオープンソース化されており、世界中の開発者が利用できます。ベリシリコンは、商用対応のエンタープライズグレードIPを提供し、豊富なIPポートフォリオとチップ設計・検証能力を活用し、カスタムシリコンサービスをワンストップで提供します。ベリシリコンは現在、AI/ARグラスやスマートホームアプリケーション向けのCoral NPU IPベースの検証チップの開発に取り組んでおり、エッジにおけるLLMの導入を加速させています。
ベリシリコンのカスタムシリコンプラットフォーム担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるワイズウェイ・ワンは、「これは、Open Se Curaオープンソースプロジェクトにおける当社のこれまでの実績に基づくもので、グーグルのオープンソース技術とベリシリコンのチップ設計・商用化能力の継続的な深い統合を表すものです。当社は、チップ設計、検証、システムレベルでの最適化に関する強みを活かし、エッジAIエコシステムの発展、実世界の製品へのオープンソース技術導入の支援、そしてエッジLLMアプリケーションの実現などによって、業界におけるイノベーションのために強力なサポートを提供します」と述べています。
ベリシリコンについて
ベリシリコンは、プラットフォームベースの包括的な自己完結型カスタム・シリコン・サービスと、自社の半導体IPを活用した半導体IPライセンス供与サービスをお客様に提供することに尽力しています。詳細情報は、 www.verisilicon.com をご覧ください。
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