マクセルの画像処理技術が中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋の「Highway Ai-MONITOR」に採用
マクセル株式会社

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左:(左)従来品、(右)処理あり(ライトなどの逆光を抑え車両を正しく認識) 画像処理技術の効果(イメージ) 右:Highway Ai-MONITOR製品(表示画面は動作時のイメージ)
マクセル株式会社(取締役社長:中村啓次/以下、マクセル)の画像処理技術が、NEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)のグループ会社として高速道路の保全点検などを行う、中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社(代表取締役社長:湯川保之/以下、中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋)が11月20日より受注開始を予定している侵入車両AI検知システム「Highway Ai-MONITOR」(以下、「Ai-MONITOR」)に社会インフラ分野で初めて採用されました。
近年、高速道路の工事規制領域に一般車両が誤って侵入する事故が増加しており、この対策として、工事関係者の安全性の向上と利用者が安心・安全に走行できる仕組みが求められています。
その対策の1つである「Ai-MONITOR」は、工事規制領域への誤侵入車両をエッジAIによる画像認識技術によってリアルタイムに検知し、作業者へ通知を行うことで、迅速な退避を促すものです。主に昼間における実証実験を進めるなかで、現場からは「持ち運びができる」「設置・操作が容易である」といった点が高く評価されており、さらなる要望として「夜間使用」が挙がっていました。
マクセルは、これまで中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋からの委託を受けて「Ai-MONITOR」の開発における技術開発・提供を担っており、「Ai-MONITOR」に搭載された技術は、マクセルが業務用プロジェクター向けに実用化した映像処理技術「ACCENTUALIZER(アクセンチュアライザー)」をベースに、エッジAI画像認識の前処理として最適化したものです。この画像処理により、AIが画像をより認識しやすくなり、軽量なAIモデルの使用が可能となりました。これにより、「Ai-MONITOR」の特長であるリアルタイム処理と可搬性、設置・操作容易性を維持したまま、夜間でも高い認識性能を実現しています。
この「Ai-MONITOR」は、中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋が11月20日に開催する「イノベーションNAGOYA 2025」
https://www.innovation-nagoya.info/ にて展示され、同日から受注開始を予定されています。
マクセルは今後も、高速画像処理技術を活用し、社会インフラの維持管理の高度化に貢献していきます。
■侵入車両AI検知システム「Highway Ai-MONITOR」 の紹介ページ
https://www.c-nexco-hen.jp/products/products_C/highway_ai-monitor.html
■映像処理技術「ACCENTUALIZER」の紹介ページ
https://biz.maxell.com/ja/display_equipment/colorrendering.html
■商標
・記載されている名称、ロゴは、それぞれの会社の登録商標もしくは商標です。
・Highway Ai-MONITORは中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社の登録商標です。
・ACCENTUALIZERはマクセル株式会社の登録商標です。
■本件に関するお問い合わせ先
<映像処理技術「ACCENTUALIZER」に関するお問い合わせ>
マクセル株式会社新事業統括本部
お問い合わせフォーム:
https://biz.maxell.com/ja/display_equipment/inquiry_form_input.html
<侵入車両AI検知システム「Highway Ai-Monitor」に関するお問い合わせ>
中日本ハイウェイ・エンジニアリング株式会社 技術開発部
お問い合わせフォーム:
https://www.c-nexco-hen.jp/inquiry_form/
以上
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