RiskSensorが日本セキュリティ大賞2025を優秀賞、AIでサプライチェーンのリスク可視化を革新Pipeline株式会社、「日本セキュリティ大賞2025」セキュリティ運用支援部門を受賞
PIPELINE株式会社

日本企業のサプライチェーンリスク可視化とEASM×AIインテリジェンスの革新性が高く評価
Pipeline株式会社(本社:東京都、代表取締役CEO Allan Watanabe)は、当社の外部攻撃面管理(EASM)・サプライチェーンリスク可視化プラットフォーム「RiskSensor」が、「日本セキュリティ大賞2025」においてセキュリティ運用支援部門 優秀賞を受賞したことをお知らせします。
本賞は、国内のセキュリティ専門家による厳正な審査を経て、セキュリティ運用の高度化に資する優れたサービスを表彰するものです。
■ 審査員講評:園田 道夫 氏(NICT ナショナルサイバートレーニングセンター長)
今回、RiskSensorの受賞に際し、審査員である
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) ナショナルサイバートレーニングセンター長・園田 道夫 氏より、以下の評価をいただきました。
「PipelineのRiskSensorは、プロフェッショナルなセキュリティ知見をAIに統合し、企業外部に散在するリスクを高精度に可視化する点が非常に優れている。特に、サプライチェーンを含む全国規模の外部攻撃面データを蓄積・分析し、日本全体のサイバーリスクを評価する"国家レベルの基盤"を目指す構想は大いに期待できる。」
園田氏は、IPAセキュリティキャンプ、SECCON、白浜シンポジウム、サイバー人材育成の国家プロジェクトに長年携わり、日本のサイバーセキュリティの根幹を支えてきた第一人者。そうした国内最高レベルの専門家からの評価は、RiskSensorが日本企業の安全保障に資する基盤として期待されていることを示しています。
受賞企業: Pipeline株式会社
タイトル: RiskSensor 日本全体のサイバーセキュリティ強化を実現するEASMプラットフォーム
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56315/4/56315-4-196158a27647925eba98225838b27f70-733x487.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
園田 道夫 氏からの評価のポイント:プロフェッショナルな知見をAI技術に反映させるという優れたアプローチが評価されました。また、国家レベルのセキュリティ基盤構築を目指す将来的な構想も期待されます。
■ RiskSensor が評価されたポイント
本受賞では、以下の特徴が特に高く評価されました。
1. EASM(External Attack Surface Management)の日本市場適応と高精度スキャンエンジン
ドメイン、IP、クラウド、シャドーITを自動発見
外部露出資産の継続監視
DNS情報、メール認証、暗号化情報、脆弱性、クラウド設定、ダークウェブ露出を包括的に分析
2. AIによる脅威インテリジェンスとリスクスコアリング
過去の攻撃パターンと公開情報をAIが解析
企業固有のリスク背景を考慮した「行動可能な推奨事項」を自動生成
経営層向けの日本語レポートで意思決定を支援
3. サプライチェーン全体のリスク可視化
取引先・委託先を含む広域外部攻撃面データの統合
NIS2、IPA/METIガイドライン、Ransomware対策とも整合
中堅~大企業が直面する“見えないリスク”の把握を支援
4. 将来構想:日本企業全体の外部リスクデータベース構築
審査員からも言及された通り、Pipelineは以下の構想を進めています:
「日本全企業の外部攻撃面データを一元管理し、サイバー脅威の“全国尺度(National Cyber Risk Index)”を提供する」
全国スコアリング、産業別・地域別の脆弱性傾向、政府や重要インフラの対策支援に向けて、RiskSensorは日本市場の実態に合わせた“国内データ中心”の収集・分析体制を構築しています。
欧米ソリューション(Censys/Bitsight/SecurityScorecard)が海外向けモデルを基本とするのに対し、RiskSensorは日本語圏の攻撃手口・ドメイン運用・クラウド利用形態・サプライチェーン構造に最適化されたデータセットを持つことで、海外ツールでは見つからない“日本特有の盲点”を可視化します。
■ Pipeline株式会社 CEO Allan Watanabe コメント
「今回の受賞は、RiskSensorが単なるスキャンツールではなく、日本企業が抱える“外部からの見えないリスク”を把握し、経営判断に必要なインテリジェンスを提供する基盤へ進化している証拠です。今後も、サプライチェーンリスクの透明化、ダークウェブ調査、国内企業の脆弱性データ収集をさらに強化し、日本のサイバー安全保障に貢献できる仕組みを構築していきます。」
■ 「日本セキュリティ大賞」について
日本セキュリティ大賞は、優れたセキュリティガバナンス、運用プロセス、人材育成の仕組みといった組織全体の取り組みを評価するアワードです。こうした取り組みに光を当て、その知見を広く共有することで、社会全体のセキュリティレベル向上に貢献することを目指しています。
https://security-awards.jp/
■ Pipelineについて
会社名: Pipeline株式会社
所在地:日本、シンガポール、バングラデッシュ
事業内容:外部攻撃面管理(EASM)、脅威インテリジェンス、ダークウェブ監視、インシデント対応、サイバーリスク評価
製品:RiskSensor、DatalaiQ、ThreatIDR、Pipeline Horizon、Unit Zero
URL:
https://ppln.coプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes