PKSHA、AIとの対話を通じてキャリアの羅針盤発見を支援する「キャリアコーチングAI」を提供開始、「AI Suite for HR」の対象領域を拡充
パークシャテクノロジー

自社のAI技術、対話設計ノウハウ、UXの知見を融合し、リクルーターの転職・就職支援活動と学生や社会人のキャリア選択を支援ー人材紹介企業等との提携を通じた展開を開始
株式会社PKSHA Technology(読み:パークシャ・テクノロジー、本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、人事業務の効率化と働く人々の体験向上を実現する「AI Suite for HR」を推進しています。この度、自社開発のマッチングAIと、キャリア理論に基づいた対話型AI技術を応用して開発された、「キャリアコーチングAI」を2025年11月18日より人材紹介企業、人材メディア、事業会社の人事向けに提供開始します。本サービスは、単なる求人紹介に留まらず、AIとの対話を通じて自己理解を深め、求職者が自らの価値観を基盤にキャリアを切り拓く第一歩を支援します。PKSHAは「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、この新たな取り組みを通じて、人々のキャリア形成と社会課題の解決に貢献してまいります。
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キャリアコーチングAI(仮)開発の背景:情報過多・自己理解の不足によるキャリアミスマッチの壁
キャリアの自律が求められる現代において、多くの求職者は「情報過多」「自己分析の困難」「エージェントへの不信感」といった課題に直面しています。特に、自身のスキルや経験といった「見える部分」だけでキャリアを判断し、その奥にある「見えない部分(価値観・動機)」との不一致から、入社後のミスマッチや早期離職に至るケースが多発しています。従来のキャリア相談では、求職者自身が本音を言語化することに心理的なハードルを感じることも、課題解決を阻む要因となっていました。こうした背景から、求職者が自身の潜在的な価値観やキャリア観を深く探求し、本音で向き合えるようサポートするため、キャリアコーチングAIが開発されました。
「キャリアコーチングAI」の概要:自己理解を促進する対話設計により実現する、自己理解と支援の仕組み
本サービスは、これらの課題を解決するため、「テクノロジーによる心理的安全性の確保と、深い自己理解の促進」を目指しています。AIが聞き役・整理役となることで、求職者は人間相手には躊躇する本音を気兼ねなく話すことができ、その過程でAIがユーザーの行動変容を促すことにより、自身の潜在的な価値観や動機を言語化することができます。キャリアコーチングAIは、以下の3つの特徴を通じて、求職者のキャリア自律を力強くサポートします。
- 独自の対話設計による本質的な自己理解の促進AIが話し相手になることで、人間相手には躊躇してしまうような本音や考えを、気兼ねなく話せる心理的に安全な環境を提供します。 形式的な質問ではなく、独自の技術により自己理解を促すよう設計された対話型AIは聞き役・整理役として、求職者の内面に寄り添いながら、キャリア理論に基づいた対話を行います。この対話を通じ、自分自身では気づけなかった潜在的な価値観や動機(キャリア・アンカー)といった「キャリアの羅針盤」を言語化する手助けをし、単なるスキルや経験だけではない、本質的な自己理解を深めることができます。- 高い実績に裏付けられた「安心感」本サービスは、PKSHAが長年培ってきた対話・マッチングAIの技術をキャリア支援分野に応用した、信頼性の高いサービスです。例えば、対話技術の開発にはこれまで自治体、NPO団体、製薬会社等と共同で対話サービスを開発する過程で培われた対話設計のノウハウが応用されています。既に実用化しているソリューションのノウハウが生かされているため、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。- AIと専門家が連携するハイブリッド型モデル本サービスは、AIとリクルーターの強みをかけ合わせることで、最高のキャリア支援体験を提供します。 まず、AIが「価値観の言語化」という心理的ハードルの高い初期フェーズを担当します。これにより、求職者はリクルーターとの面談に入る前に自己理解を深めることができ、その後のリクルーターとの面談は、より具体的で質の高い提案へと集中することができます。AIと専門家が協働することで、それぞれの役割を最大限に活かした効率的かつ質の高いサポートを実現します。また、対話した内容をもとにAIが自らおすすめのポジションや仕事、インターンシップの他、中長期的なキャリアを見据えたアイデアを提案することが可能です。
実際に応募をしたり、リクルーターと話をする前にこのキャリアコーチングAIと対話をすることで、より納得感を持った上で質の高い求職活動の実現と、入社後のミスマッチや早期離職を防ぎます。「AI Suite for HR」の一要素として本ソリューションを展開することで、より満足度や生産性の高い採用活動の実現を支援します。
人事領域を総合的に支援する「AI Suite for HR」について:人事領域の膨大な業務負荷をAI Solution, AI SaaS, BPOで総合的に解決
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AI技術の進化に伴い、人事領域での活用が拡大しています。特に、膨大な業務量や煩雑なプロセスを抱える人事部門において、採用に加え、評価、育成、配置など多岐に渡り、AI導入による生産性の向上が期待されています。 PKSHAは、AIの社会実装、特に人とコミュニケーションするAI技術に強みを持つ企業として、この複雑な人事領域をAIで支援するサービスの開発に着手しました。本取り組みでは、既存のAIソリューションおよびAI SaaS領域のノウハウに加え、グループ企業であるタレントアンドアセスメント社のAI面接を通じて培った面接プロセス・評価に関するノウハウ、トライアンフ社の採用コンサルティング・RPOのノウハウを組み合わせることで、より多角的なサービス展開を実現しています。まずは、採用領域からスタートし、将来的には人事領域全体を網羅するサービスへと展開していく予定です。
今後の展望:キャリア自律を支援し、採用プロセス全体のDXを加速
本サービスの展開を通じて、私たちは誰もが主体的にキャリアを考える文化を醸成し、個人の価値観に基づくキャリア選択を促すことで、エンゲージメントの高い人材を増やすこと、それにより、企業の生産性向上と早期離職という社会課題の解決を目指しています。
なお、中期的には、本サービスを「AI Suite for HR」上の既存プロダクトと連携させ、採用プロセス全体の情報をシームレスにつなげることで、企業の採用活動のデジタルトランスフォーメーションを加速させます。また、これらの提供を通じて、求職者にとってもより自分に合った仕事と出会える機会を創出しながら、企業の人々が創造的な採用業務に集中できる未来を創造していきます。
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「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、社会課題を解決する多様なAIおよびAIエージェントを提供しています。
これらを、金融・製造・教育といった各業界に最適化した<AIソリューション>として、また、「PKSHA AI ヘルプデスク」「PKSHA Chat Agent」など、汎用性の高い<AI SaaS>として展開することで、未来の働き方を支援し、人とソフトウエアが共に進化する社会を実現していきます。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL:
https://www.pkshatech.com/
◆本件に関するお問い合せ
pr@pkshatech.com
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes