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【茨城・結城】ものづくり企業ヤマナカ×高校生 米作り探究の集大成を『アッシーリス ゆうきマルシェ 2025』で発信 - 高校生の主体性が地域活性化に寄与、「学びのフィールド」の価値を実証

ヤマナカ

【茨城・結城】ものづくり企業ヤマナカ×高校生 米作り

高校生が半年間の米作り探究に参加、11月1日に集大成のマルシェを開催。クイズ大会で来場者と交流し、自らつくったカレーも振る舞った。ヤマナカ開発の「にわ先かまど」で炊いたご飯が、地域交流の場を彩った。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142622/13/142622-13-d618c22388ca0be318eb34cba8fc04fe-2000x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
11月1日、「アッシーリス ゆうきマルシェ 2025」で来場者と交流する鬼怒商業高校の生徒たち。半年間の探究成果を地域に発信した。

プロジェクトの背景:地域課題と探究学習の「現場」提供

 金属製品製造の株式会社ヤマナカ(本社:茨城県結城市大字矢畑字結城寺前157、代表取締役社長:山中崇)は、茨城県立鬼怒商業高等学校(以下、鬼怒商業高校)の生徒と協働で取り組んできた米作り体験プロジェクト「アッシーリス ファミリーズクラブ 米作り&ふれあい体験~植えて、育てて、味わう~」の集大成として、「アッシーリス ゆうきマルシェ 2025」を2025年11月1日(土)に開催しました。
 ヤマナカは、1971年の設立(1969年創業)以来、精密板金加工を主軸に事業を展開してきました。山中社長は3年前、当時3歳だった娘の将来を考えた際、母校を含む地域の小学校5校が再編される計画を知り、「ほとんどの教室が使われず、静まりかえっている現実に愕然とした」という強い危機感を抱きました。
 この危機感を原点に、ヤマナカは「未来を担う子どもたちのため、そして地域全体のために自分たちにできることから始めよう」と決意。2023年にライフスタイルブランド「Assyllis(アッシーリス)」を立ち上げた。Assyllisは「Field to Mouth(採って食べる)」をテーマにした体験事業を展開しており、今回の活動はそのコンセプトを体現しています。
 ヤマナカは、2022年度から高校で必修化された「総合的な探究の時間」(生徒が自ら課題を設定し解決する授業)の取り組みとして、2025年5月から鬼怒商業高校の生徒を受け入れ、自社を「学びのフィールド(現場)」として提供を開始。「知識のインプットはオンライン」で効率化が進む時代だからこそ、「実体験や試行錯誤はリアルな現場」でこそ得られる価値があると考えています。

マルシェまでの歩み:高校生による米作り探究活動

 ヤマナカは、2025年4月12日(土)の種まきから米作り体験プロジェクトを開始。鬼怒商業高校の生徒たちは、同年5月11日(日)の田植えから、ヤマナカが正式に探究学習の現場として支援を開始し、田植えから収穫、そしてマルシェ開催まで約半年間にわたり継続して伴走しました。
 主な活動内容は以下の通り。
- 4月12日(土):米作り体験プロジェクトの説明・種まき- 5月11日(日):田植え体験(独自開発の「にわ先かまど」による炊飯体験も実施)- 6月8日(日):雑草取り体験(手押し除草機「田ころがし」など伝統を使用)- 9月20日(土):稲刈りを実施(鎌などの道具類はJA北つくば様より借用)- 11月1日(土):集大成のマルシェ開催
 生徒たちは、休日の活動にもかかわらず継続して参加し、田植えでは「お米の苗を植えることでつくる大変さがわかった」、雑草取りでは「土の感触が気持ちいい」「汚れるのが楽しい」、マルシェでは「一人ひとりの役割を考えるのも大変だった」「準備が大変だったけどみんなで協力できて楽しかった」と語るなど、教科書では得られない実践的な気づきが生まれました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142622/13/142622-13-4996eaf56d30ecde16ec7bb0aed2bf69-2000x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
9月20日、稲刈り体験で誇らしい表情で稲を持つ生徒たち。「この稲が普段家でみるお米になるんだ」と実践的な気づきを得た。

マルシェでの生徒主体の企画・運営と「にわ先かまど」による循環型炊飯の実践

 集大成となるマルシェに向け、生徒たちはSNSチーム、チラシチーム、マルシェ出店チームの3つに分かれて主体的に活動を進めました。マルシェの準備期間がテスト期間や文化祭とも重なりましたが、半年間の探究の成果を地域に発信するため、3つのチームと定期的に議論を重ねました。
- SNSチーム:米作り体験プロジェクトの半年間の活動を記録・編集して、動画などのコンテンツを制作、SNSなどを通じて発信。マルシェ当日これらのコンテンツが関心を集めました。- チラシチーム:「どうすればゆうきマルシェに地域の人に来てもらえるか」を議論し、チラシを制作。この呼びかけに応じ、地域の来場者も訪れました。- マルシェ出店チーム:手塩にかけて栽培・炊飯したご飯に合うおかずとしてカレーを調理して、マルシェ当日来場者へ提供。準備したすべての量を振る舞いました。
 マルシェ当日は、来場者との交流を深めるコンテンツとして生徒たちが企画したクイズ大会なども開催。米作りに関する問題を出題し、参加者が楽しみながら学べる場となりました。クイズ大会には地元の高齢農家も参加し、長年の経験に基づく実践知を用いた回答と解説を披露。インターネットでは得られない地域の知恵が、世代を超えて共有される場面も生まれた。

 また、マルシェでは、ヤマナカが金属加工技術を応用して開発したもみ殻燃料かまど「にわ先かまど」を使用した炊飯体験を実施。これは、結城市等に古くから伝わる炊飯方法を現代のライフスタイルに合わせて改良したもので、稲作の副産物であるもみ殻を燃料とし、燃えた灰「くん炭」は土壌改良材として活用もできるため、ガスや電気を使わない循環型の炊飯が可能な点が特徴です。生徒たちが大切に栽培したお米のおいしさを、この伝統技術を活かした炊飯方法で存分に味わえる企画となりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142622/13/142622-13-80acfe2cacdba33951e23c54f5d81732-2000x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ヤマナカが開発した「にわ先かまど」で炊飯体験する来場したご家族。もみ殻を燃料とする循環型の炊飯で、伝統技術と現代のライフスタイルを融合。

今後の展望と山中社長のコメント

 株式会社ヤマナカは今回の取り組みを通じて、実体験や試行錯誤を通した生きた学びの機会を高校生に提供できたことを光栄に思っています。
【株式会社ヤマナカ 代表取締役社長 山中崇 コメント】
 「今回のマルシェで最も印象的だったのは、クイズ大会で地元の高齢農家さんが、長年の経験から培った実践知を高校生に伝える場面でした。インターネットで検索しても出てこない『生きた知恵』が、世代を超えて共有される瞬間に立ち会えたことは、私たちが目指す『半歩先の豊かさ』そのものだと感じました。
 効率化が進む時代だからこそ、リアルな現場でしか得られない体験、人と人が直接つながる学びの価値が増していると考えています。私たちヤマナカが『学びのフィールド』となったように、地域の企業が持つ現場は、世代を超えた知恵を伝える生きた教材になれると考えます。この結城市での半歩が、他の学校、教育委員会、そして地域を支える企業の皆さんと共に、可能性を広げていく変化となれれば嬉しいです」

 ヤマナカは今後も独自の技術を活かした教育支援・地域連携活動に取り組んでいきます。また、イベントで使用した「にわ先かまど」は、その機能性やストーリーへの反響を受け、家庭で使いやすいように改良した商品を近日中に発表する予定です。この改良版「にわ先かまど」の上市を通じ、屋外での調理はもちろん、災害時にも役立つツールとして、「半歩先の豊かさ」をより多くの方に届けてまいります。

株式会社ヤマナカ 会社概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/142622/table/13_1_f3eae3c086390bda173afa9a58ed6104.jpg?v=202511191217 ]
本件に関するお問い合わせ先
●株式会社ヤマナカ / アッシーリス 広報担当
●電話番号:0296-35-0567
●問い合わせフォーム:https://assyllis.jp/contact

プレスリリース提供:PR TIMES

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