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日立ヴァンタラ、サイバーセキュリティ強化と次世代AIワークロードを支えるハイエンドストレージ「VSP One Block High End」を発表

日立ヴァンタラ株式会社

日立ヴァンタラ、サイバーセキュリティ強化と次世代AI

ランサムウェア攻撃に対する確実なデータの保護と、高まるAI需要に応えるパフォーマンスを両立


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/149528/17/149528-17-c979ba25943a3cba22b54a8fa2ad2ebb-3900x2126.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図:VSP Oneデータプラットフォームとサービスイメージ

本件についてHitachi Vantara LLCは、米国東部標準時間の11月18日(火)9:00(日本時間11月18日23:00)に発表しました。

 株式会社日立製作所(以下、日立)のグループ会社であるHitachi Vantara LLCおよび日立ヴァンタラ株式会社(以下、総称してHitachi Vantara)は、次世代AIを支えるデータプラットフォーム「Hitachi Virtual Storage Platform One(VSP One)」に、NVMe対応の新オールフラッシュブロックストレージ「VSP One Block High End」を追加したことを発表しました。この製品により、高いパフォーマンスと可用性、エンタープライズグレードのサイバーセキュリティを実現し、ミッションクリティカルなシステムに加え、急速に拡大するAIワークロードの需要にも対応することができます。今回のVSP One Block High Endの追加により、VSP One データプラットフォーム戦略が完成し、企業がデータから洞察(インサイト)だけでなく、具体的な成果を生み出すことを支援します。特に昨今増加しているランサムウェア攻撃に対しては、外部からアクセスできないデータ領域に、確実にデータを保護する機能を備えているため、万一攻撃を受けた場合でも、攻撃前のクリーンな状態のデータへ迅速に復旧することが可能です。さらにHitachi EverFlexで提供する新たな保証プログラムと連携することで、ダウンタイムの最小化と復旧コストの削減を実現します。
 また、複数の環境で個別に行っていたデータ管理業務を統合・シンプル化した「Hitachi Virtual Storage Platform 360(VSP 360)」、企業のサステナビリティ戦略を支援するカーボンオフセット付きのサービスなども新たに提供します。

VSP One Block High Endに関する詳細については、こちらをご覧ください:
https://www.hitachivantara.com/ja-jp/products/storage-platforms/block-storage/vsp-one-block-high-end

 デジタル基盤のモダナイゼーションへのニーズが高まる中、企業はAI主導の変革やデータの急増、リアルタイム分析などの複雑化した課題に取り組んでいます。レガシーシステムでは、ミッションクリティカルなワークロードやAIワークロードを支えるために必要なパフォーマンスや耐障害性、効率面で十分な対応ができていません。最新のレポート*1によると、70%以上の企業が、現在のITインフラでは将来の機械学習やAIワークロードの需要に対応する準備が不十分であると回答しています。AIの急速な成長により、データ管理の課題が深刻化する中、当社調査データ*2によると、調査対象であるITリーダーの半数以上(57%)がオンプレミス、プライベートクラウド、ソブリンクラウド、ハイブリッドクラウドおよびパブリッククラウドなど複数の環境に分散してデータを保存していることが分かりました。
 また、昨今頻繁に発生しているランサムウェアによるサイバー攻撃は企業の事業継続の重大リスクとなっており、外部からの攻撃を防ぐだけではなく、万一攻撃・侵入された場合でもデータ改変や削除から確実にデータを保護する仕組みを備えておく必要があることが明確になってきました。

 企業は基幹システムを支えるデータベースの高性能化・レイテンシ低減から、医療現場における患者データのアクセス管理まで、信頼性の高いデータインフラを必要としています。これらのニーズに応えるVSP One Block High Endは、セキュリティやコンプライアンス、運用継続性を維持しつつ、トランザクション処理の高速化やユーザー体験の向上、データ分析の迅速な提供が可能です。また、旧機種との比較(同一条件)で最大71%高いIOPSにより、次世代AIやミッションクリティカルなシステムに適した安定性能を実現し、さらなる効率化とパフォーマンス向上に導きます。AIファクトリー時代に突入する中、VSP One Block High Endが新たに加わったVSP Oneデータプラットフォームは、企業にこれまで以上の生産性向上やイノベーションをもたらします。

 Hitachi VantaraのChief Product OfficerであるOctavian Tanase(オクタビアン・タナゼ)は、「あらゆる産業は、データインフラが進化しなければイノベーションを阻害してしまうという転換点を迎えています。VSP One Block High Endは性能向上だけでなく、AI時代におけるデータの収集と管理、保護、拡張のあり方を企業が再考するための戦略的基盤になります。」と述べています。

 VSP One Block High Endは、複雑化するデータ活用業務に対応するため3つの柱に基づいて設計されています。
- 確実なデータ保護:暗号モジュール*3やセキュリティ機能の第三者機関セキュリティ認証取得(FIPS 140-3レベル2、Common Criteria)*4の信頼性に加え、ランサムウェア攻撃時にも改変・削除されない確実なデータ保護。データを複数の拠点でシームレスに連携し、ランサムウェア攻撃だけではなく、さまざまなリスクからデータを強固に保護。- シンプルさをもたらす高性能と運用管理ツール:データ圧縮を高速化するハードウェア アクセラレーションやNVMe対応のオールフラッシュ構成により、多様なワークロードで安定したストレージ性能を発揮(5,000万IOPS)。事前アセスメントが不要な4:1のデータ削減保証*5。VSP 360によるシンプルな操作と統合されたデータ管理の提供。- 環境への取り組み:高圧縮率アルゴリズムを搭載するデータ圧縮アクセラレータにより実容量とドライブ数を削減し、省資源・省電力に貢献。最長10年のハードウェア保守や、ドライブ資産とデータをそのまま次機種へ更新*6を可能にし、資源を効率化。ビジネスニーズに合わせた拡張と、負荷が低い場合のCPU周波数自動制御で消費電力を抑え、エネルギー消費とカーボンフットプリントを削減。

ランサムウェア攻撃から守る確実なデータ保護と迅速な復旧
 VSP One Block High Endは高性能かつ統一されたシンプルな運用、強化された耐障害性により、企業のデジタル基盤のモダナイゼーションを支援します。VSP Oneのスナップショット機能は、外部からアクセスできない領域で改変や削除されるリスク無く長期間データを保存できます。例えば2時間ごとにスナップショットを取得した場合、約85日分のデータ履歴を格納できます。この格納期間は、一般的なランサムウェアのシステム内潜伏期間を大きく上回り、ランサムウェア攻撃発生時にも感染前のクリーンな状態のデータへの復旧を可能にします。加えて、Hitachi EverFlexに、ランサムウェア攻撃を受けた際にも、被害状況の調査からデータ復旧、システムの早期復旧までトータルでサポートし、ダウンタイムの最小化と復旧コストを削減する新たな保証プログラムを追加します。

 また、データ圧縮アクセラレータによる安定性能、最大12コントローラーと288台の60TB SSDまで可能な高い拡張性、オープンシステム(ブロック・ファイル・オブジェクト)とメインフレームを両立できることにより、さまざまなワークロードの統合をサポートします。接続方式拡大のため、100GbE(NVMe/TCP)および64G FCを追加し、メインフレーム向け32G FICONも継続して提供します。
 なお、本VSP One Blockは、設計から生産、デリバリー、保守サポートまで国内一貫体制で提供しており、経済安全保障の観点からも安心してご利用いただけます。

シンプルなデータ管理
 VSP Oneのデータを一元管理するVSP 360は、簡易インストールやガイド付きワークフロー、モバイルアクセスにより、データ管理をシンプルにします。さらに、エネルギー消費量やCO2排出量が一目で分かるサステナビリティ・ダッシュボードは、グローバル、拠点およびストレージ装置の3段階のレベルで管理が可能です。加えて、AIOpsを活用した分析と可観測性により、迅速な意思決定とさらなる管理業務の効率化を実現します。

環境への取り組み
 データ圧縮アクセラレータと重複排除によりドライブ数を削減する省資源や省電力化に加え、長期運用に対応する最長10年のハードウェア保守や、ドライブ資産とデータをそのまま次機種へ更新する新たな取り組みにより、資源を効率化します。また、Hitachi EverFlexは、プラットフォーム利用に伴うCO2排出量をクレジットでオフセットできるハードウェア基盤メニューを新たに追加し、企業のサステナビリティ戦略を支援するとともに、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを加速します。

*1 AI infrastructure: Trends, thoughts and a 2025 research agenda(英語サイト): https://www.spglobal.com/market-intelligence/en/news-insights/research/ai-infrastructure-trends-thoughts-and-a-2025-research-agenda?utm_source=chatgpt.com
*2 How AI is Shifting Data’s Foundation(英語サイト):https://www.hitachivantara.com/en-us/pdf/brochure/state-of-data-infrastructure-global-report.pdf
*3 日本特許第7354355号取得済
*4 2026年取得予定。
*5 圧縮と重複排除の両方を有効にした場合の値です。保証の諸条件につきましては、当社までお問い合わせください。
*6 本機能の利用には条件があります。ご利用の際は当社までお問い合わせください。




グローバルの顧客、販売パートナー、アナリストからのメッセージ
T-Systems North AmericaのCloud Services部門 Vice President Mauro Guzelotto(マウロ・グゼロット)氏
 当社のAIイニシアチブが加速する中、既存インフラへの負荷はかつてないほど高まっています。Hitachi Vantaraは段階的な改善を超える成果が欲しい企業への知見があり、VSP One Block High Endの発表は、まさに時宜を得たものです。私たちは指数関数的なデータ成長への対応や、リアルタイムでのインサイトの提供など、大規模な環境でも耐障害性を確保できるプラットフォームを必要としています。このようなイノベーションこそが、競争力を維持し、将来に備えるための鍵となります。

Codeex A/S Enterprise and Datacenter部門 Director Bo Reggelsen(ボー・レゲッセン)氏
 我々はパートナーとして、このプラットフォームがAIの次なる波に備えるお客さまにもたらす可能性に期待しています。アーキテクチャや耐障害性、スケーラビリティを備えたVSP One Block High Endは、進化するAIデータ集約型ワークロードのニーズに応えるという、将来を見越したソリューションを提供します。

IDC Worldwide Infrastructure Research部門 Group Vice President兼General Manager Ashish Nadkarni(アシッシュ・ナドカーニ)氏
 企業がAIとリアルタイム分析の導入を加速する中、インフラも高性能かつデータ集約型の環境を支えるために進化しなければなりません。Hitachi VantaraのVSP One Block High Endは、この変化に戦略的に対応しています。統合アーキテクチャと安定性能は、急速に変化する環境において重要な継続性を維持しつつ、企業のデジタル基盤のモダナイゼーションを支援するような設計となっています。

提供開始時期
 VSP One Block High Endは、2026年前半にHitachi Vantaraおよびパートナーネットワークを通じて全世界で販売および提供開始予定です。
 日本国内向けのVSP 360は、VSP One Block High Endと同時に提供開始します。
 Hitachi EverFlexで提供する、サイバーセキュリティの保証プログラムとカーボンオフセット付きハードウェア基盤は、2026年前半に販売および提供開始予定です。

関連イベント
 本製品や今後の製品戦略については、2025年12月10日(水)に東京国際フォーラムで行われる「Hitachi Vantara Exchange Japan 2025」でも紹介します。
詳細はこちら:https://jbpress.ismedia.jp/list/jir/forum/seminar251210

関連リンク
- 日立ストレージソリューションWEBサイト:https://www.hitachi.co.jp/storage/index.html- Hitachi EverFlex WEBサイト:https://www.hitachi.co.jp/everflex/services/data.html- 日立ヴァンタラ公式X:https://x.com/Hitachi_HVJP

商標表記
 記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の登録商標もしくは商標です。

日立ヴァンタラについて
 日立ヴァンタラは、米国のHitachi Vantara LLCとの一体運営により、世界をリードするイノベーターに対し、信頼性の高いデータ基盤を提供しています。データストレージ、インフラストラクチャ、クラウド管理、そしてデジタルの専門知識を通じて、お客さまが持続的なビジネス成長の基盤を構築できるようサポートします。詳しくは、日立ヴァンタラのウェブサイト(https://www.hitachivantara.com/)をご覧ください。

日立製作所について
 日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jp をご覧ください。

お問い合わせ先
日立ヴァンタラ株式会社マーケティングコミュニケーション部
https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachivantara/site-inq/form.jsp

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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