アイニコグループがAUTORO活用で社内外の業務効率化・自動化を達成 各種クラウドツールのスムーズな連携、シンプルなUIが働き方改革を加速
オートロ株式会社
~住宅・不動産事業における膨大なルーティンワークを完全削減~
オープングループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道)の子会社であるオートロ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:福田 志郎、以下「オートロ」)は、提供するクラウド型RPAソフトウェア「AUTORO」の活用により、アイニコグループ株式会社(本社:奈良県奈良市、代表取締役:田尻 忠義、以下「アイニコグループ」)が住宅・不動産事業を中心とした業務効率化を達成し、社外に提供するSaaSへの導入など、活用範囲の拡大を続けていることをお知らせいたします。
■AUTORO導入に至った経緯
奈良・京都南部を中心に、注文・分譲住宅・リフォーム・不動産等の事業に加えて、業務管理SaaS事業(BOXJOB)なども展開するアイニコグループでは、業務の仕組み化やマニュアル化を推進するなど、効率的な働き方を実現するための取り組みを実践してきました。しかし、これらの取り組みはあくまでも人が業務を実行する前提のものであることから、組織拡大に比例して担当者の作業量が増えるという課題がありました。そこでこの課題を解決するために、時間を要する作業を自動化し、人は人にしかできない仕事へ注力する方向にシフトしたいと考えていました。
このさらなる効率化の実効策としてRPA活用を検討し始めた頃、とある企業からクラウド型RPAツール「AUTORO」の紹介を受ける機会がありました。アイニコグループでは過去に別のRPAツールを使っていましたが、実際にAUTOROのワークフローや自動化の様子を目にした際、別ツールと比べてUIがシンプルであったことに加えて、オートロの営業担当者の対応が的確で、活用イメージを描きやすかったことから、すぐにトライアルをスタートしました。トライアル時にも「こういう業務を自動化したい」とイメージを伝えると、すぐにそれが可能かどうかの検討が行われ、使いやすさとユーザーに寄り添う姿勢が決め手となり、正式導入に至りました。
■毎日発生する業務を自動化し、30時間以上の工数を削減
アイニコグループではさまざまな部署・業務でAUTOROの活用を進めていますが、その中でも不動産事業部における業務の自動化で大きなインパクトを感じています。
具体的には毎日数十件から100件近くの物件情報をスタッフがチェックし、自社の物件管理システムへの登録有無を確認していました。そしてシステム登録がない場合は、すぐに登録作業を行う必要がありました。そこで物件情報をまとめたスプレッドシートと自社システムをAUTOROで連携し、確認作業を自動化したところ、1日当たり1時間半ほど、ひと月では30時間程度を要していた作業を削減することに成功しました。
毎日発生する細かな作業は対応者にとって負担であり、稼働に換算するとパートスタッフ1名分ほどの時間を費やしていましたが、これを自動化したことにより、本来人が担うべき業務により多くの時間をかけて向き合うことを可能にしています。
■自社で提供するSaaSの一部機能としても活用
またアイニコグループは、AUTOROの社内利用にとどまらず、自社で展開しているSaaSシステム「BOXJOB」内の一部機能としても活用しています。BOXJOBは不動産・住宅業界向けの業務進捗管理ツールであり、仕事内容や期日を見える化し、チーム内で「誰が何をいつまでに行うのか」を可視化できるツールです。その機能のひとつとして、業務の期日を過ぎた場合に担当者へメッセージを自動送信するアラート機能があり、この通知にAUTOROを用いています。
多くの管理システムがある中でもアラート機能を備えているものは少なく、ユーザーから高評価を得るとともに、アイニコグループとしても大きな付加価値を提供できていると感じています。
またこれは、アイニコグループの理念である「笑顔を創造し続ける企業」の体現にもつながっています。仕事を進める中でどうしても発生してしまう人的ミスを、業務の仕組み化により削減し、それにより笑顔の創造へつなげています。
アイニコグループ/AUTORO導入事例記事:
https://autoro.io/case/ainico/
■業務効率化だけでなく、社員の意識向上に貢献
業務上、複数のツールやシステムを利用しているアイニコグループにおいて、AUTOROの連携力の高さと拡張性は相性が良く、社内の効率化、仕組み化の推進に欠かせない存在となっています。またこれらの成果が広がるにつれてAUTOROの存在が社内に浸透し、それまで活用していなかった部署からも「自分たちの業務も自動化できるのでは」という声が上がっています。
こうした日々の改善活動が評価され、アイニコグループは2025年版「働きがいのある会社」ランキング(中規模部門)において、TOP40に選出されました※。
これからも理念である「笑顔を創造し続ける企業」を体現するために、AUTOROの活用範囲拡大を目指したいと考えています。
オートロは多発するルーティンワークにより効率化が阻まれているさまざまな業界・企業において、手軽に導入し、自動化を実現するための一手として「AUTORO」を提案しています。導入にあたっては課題のヒアリングから改善策の提案まで、お客様の確実な課題解決につなげられるよう伴走支援を徹底しています。オートロのミッションである「余裕のある社会をつくる」ことを目指し、引き続きアイニコグループのビジネス変革に貢献していきたいと考えています。
※報道発表資料(2025年2月13日):
https://www.kaedekoumuten.jp/press-release/33791/
■「AUTORO」について
「AUTORO」はクラウドで提供されるRPAソフトウェア、および“クラウド型AIワーカー”として、インフラの運用や保守の手間を軽減したい/Web上やクラウド業務を中心に自動化を進めたい/リモートワークや外出先から場所を問わずインターネット経由でRPAを利用したいといったニーズに応える製品です。
またAPI連携に対応しているため、iPaaS(Integration Platform as a Service)としても活用できる柔軟性が評価されています。
詳細につきましては製品ページ:
https://autoro.io/ をご覧ください。
【会社概要】
■アイニコグループ株式会社(
https://ainico.jp/)
・本社所在地:奈良県奈良市朱雀3丁目1-7
・設立 :2007年(平成19年)2月
・代表者 :代表取締役 田尻 忠義
・事業内容 :注文住宅事業、リフォーム・リノベーション事業、不動産事業、保育園事業、
民泊事業、介護事業、DXコンサル事業、SaaS開発・販売・支援事業
■オートロ株式会社(
https://autoro.io/)
・本社所在地:東京都港区西新橋3-3-1 KDX西新橋ビル3階
・設立 :2014年11月
・代表者 :代表取締役 福田 志郎
・資本金 :5,000万円
・事業内容 :Web Auto Robot「AUTORO」の開発および販売
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes