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【イベントレポート】「身長150cmまで」をあたりまえにー保護者の声から見えたチャイルドシート使用のリアル

CTP JAPAN株式会社

【イベントレポート】「身長150cmまで」をあたりまえ

サービスエリアでの“乗せ戻し”の苦労や、締め付けを嫌がる子どもへの対応など、日々の困りごとから見えたリアルな声。家庭ごとの工夫や発見を通じ、チャイルドシート使用を考えるきっかけに。


ドイツのペアレンティングブランド「CYBEX(サイベックス)」のグループ企業であり、正規輸入総代理店であるCTP JAPAN株式会社(本社:東京都渋谷区)は、2025年10月、「チャイルドシートの使用」をテーマに、保護者座談会および試乗体験会を開催しました。対象は1~7歳の子どもを持つ保護者で、本取り組みは、2025年7月に実施した全国1,000名調査の結果を受けた、継続的な安全啓発活動の一環です。保護者の「使いたい」という想いと、実際の行動の間に生じるギャップに向き合い、日々の困りごとやリアルな工夫を対話し、共に考えることで、同じ悩みを持つ方々の気づきと意識の改善につなげることを目的としています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135228/23/135228-23-0d84697b7eca120fe90c7df3271c077d-2400x1260.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆実施背景と意義:高い安全意識と行動のギャップに潜む理由を探る

2024年9月、JAFはチャイルドシートの使用目安を「身長140cm未満から150cm未満へ」と改定しました。これは、車のシートベルトが身長150cm程度の体格を基準に設計されていることを踏まえ、より安全な使用を促すための見直しです。“年齢”だけでなく、“体格”に応じた使用判断が重要視されるようになっています。

しかし、CTP JAPANが2025年に行った調査(※1)では、6歳を過ぎると約8割の家庭がチャイルドシートをやめており、「150cm未満ではシートベルトで安全が守れない」という認識が不足している一方で、8割以上の保護者は「子どもの安全のために使い続けたい」と考えており、意識と行動のギャップが明らかになりました。

このギャップの背景にある困りごとや子育てのリアルを深掘りしながら、保護者の方とともに安全について考える機会として、本座談会を実施しました。
タイトル:チャイルドシート使用に関する座談会
参加者 : 1歳~7歳の子どもをもつ保護者8名
実施日 : 2025年10月19日(日)
趣旨 :各家庭での困りごとや工夫について対話し、チャイルドシートを卒業するタイミング
を考えること。 身長150cm未満でのチャイルドシート使用が合理的であることへの
気づきを得ること。
主催 : CTP JAPAN株式会社

◆実施概要

1~7歳の子どもを持つ保護者8名を対象に、「チャイルドシート使用時の悩み」や「子どものイヤイヤを乗り越えるための工夫」をテーマにした座談会と、実際の車両を用いた試乗体験会を行いました。「安全への想い」と「使いづらさ」の間にある保護者のリアルな声が浮き彫りとなり、今後の啓発活動の方向性を考える上で多くの示唆が得られました。
座談会1.:使用を阻む“見えない壁”--子どもが嫌がる理由の多様さ
過去に実施した調査では「子どもが嫌がる」「体格に合わない」など、安全とは直接関係のない要因が、使用継続を難しくしている事実が明らかになりました。本座談会においても、6割以上の保護者が「困った経験がある」と回答し、次のような声が寄せられました。

「一度車が出発した後の、サービスエリアからの“乗せ戻し“が特に泣いたり嫌がってしまい大変。」(7歳・3歳の母親)
「実家では5点式肩ベルトタイプのチャイルドシートを使用しているが、締め付けを嫌がり祖父母が苦労している」(7歳・3歳の父親)

中には「運転中に抜け出し(※2)をされて冷や汗をかいた」「泣き止むまで車を出せない」といった切実な体験もありました。こうした声から見えてきたのは、“嫌がる”という行動の背景には、身体的な違和感や環境の変化、心理的な要因が複雑に絡み合っているということです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135228/23/135228-23-ad0444330a3ac2f8a3a534370524d0aa-1591x1029.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


座談会2.:どう乗り越える?--「例外を作らない」家庭のルールと工夫
次に、子どもの拒否反応をどう乗り越えているのかについて話し合いました。「お気に入りのタオルケットを持たせる」「出発前に車内を冷やしておく」「兄姉が率先して座る姿を見せる」など、日常の小さな工夫が多く挙がりました。中でも印象的だった事例は、「何があっても絶対に降ろさない」と家族で決めている母親の声です。

「泣いても車内で抱っこはせず、必ず外に出て落ち着かせてから再度座らせます。“泣けば外してもらえる”と思わせないよう、家族全員で例外をつくらないようにしています。」(2歳・1歳・0歳の母親)

この発言には多くの共感が集まり、「例外をつくらず、家族全員で意識を共有する・幼い頃から座ることを習慣づけることが安全の第一歩」という認識が広がりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135228/23/135228-23-02b8613bc72f88383e53ab02242aab1a-1567x1045.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2つのテーマの深掘りを通じて、「使いたいのに使えない」背景に潜む事情が浮き彫りになりました。その背景には、子どもが嫌がることに加え、親子のコミュニケーションの難しさ、体格やシートの相性、日常環境との違いなど、さまざまな要因が関係しています。一方で印象的だったのは、保護者たちが「使わない理由」ではなく、「どうすれば使い続けられるか」を前向きに考えていたことです。日々の中で根気強く向き合い、家庭ごとに工夫を重ねていくことが、次世代の安全基準を形づくっていく第一歩となります。

◆チャイルドシート試乗体験会

最後に、チャイルドシート試乗体験を行い、実際に身長150cm未満の子どもが、チャイルドシート装着の「あり/なし」それぞれの状態でどのような違い・リスクが生じるかを体感しました。

使用した車両      :Audi A5
使用したチャイルドシート:CYBEX PALLAS G2(※3)

シートベルトは身長150cm以上の方が座ることを想定して設計されているため、子どもの身長が150cmに満たない場合、シートベルトが首にかかってしまい、安全を確保できない。


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135228/23/135228-23-3232867283747d2deaef9646cb8b2bec-1999x1334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
チャイルドシート装着なし

座面と背もたれの設計により、身長150cm未満の子どもが座っても、シートベルトを正しい位置に装着できる。


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135228/23/135228-23-6f4614c110ec1f959f076e3975b004ec-1999x1334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
PALLAS G2 装着あり(インパクトシールドなし)

PALLAS G2の場合、5点式肩ベルトタイプとは異なり、インパクトシールド(※4)が衝撃を分散し、首への負担を軽減。安全性に加え、簡単に正しく装着ができ、子どもの抜け出しが防げるため、その機能性も人気の商品。


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135228/23/135228-23-0b2488287579c5bf618de837210ed1d1-1999x1334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
PALLAS G2 装着あり(インパクトシールドあり)

チャイルドシートの有無による安全性の差は明確であり「身長150cm未満の子どもにはチャイルドシートが不可欠」であることが改めて実感されました。

◆まとめ:保護者の想いが新基準を作るーアイデアの共有や工夫を重ね「身長150cm未満のチャイルドシート使用」を日本のスタンダードに

今回の座談会および体験会は、身長150cm未満の子どもにチャイルドシートを使用することの重要性を改めて可視化し、保護者の声を通じて社会的な課題を再認識する機会となりました。
車のシートベルトは150cm以上の体格を想定して設計されており、150cm未満の子どもには適していません。正しく着用しなければ、衝突時に本来の安全性能を十分に発揮できないおそれがあります。実際、国内ではチャイルドシートの不使用や誤使用による事故が後を絶たず、「150cmまで使う」という意識の定着と、早期からの正しい使用習慣の形成が求められています。
CTP JAPANは、今回の座談会で得られた保護者のリアルな声を活かし、“身長150cm未満ではチャイルドシートがあたりまえ”という意識の浸透を目指します。今後も、世界基準の安全を日本に広めるべく、継続的な啓発活動に取り組んでまいります。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=xeYAuIjUD2k ]

※1 調査:「チャイルドシートは「必要だと思う」が8割。6歳を超えて「常に使用」は2割。 ─親の“想い”と“行動”にズレが生じる理由とは?
※2「抜け出し」:子どもが締め付けを嫌がるという理由で、正しく肩ベルトが装着できておらず、チャイルドシートやジュニアシートの肩ベルトから子どもが自力で抜け出してしまう行為
※3 CYBEX PALLAS G2: https://cybex-japan.com/collections/car-seat/products/pallas-g2
※4 「インパクトシールド」:チャイルドシートの安全機能の一種で、一般的な5点式肩ベルトの代わりにクッション材で子どもの胸部を覆う。

<CYBEX(サイベックス)について>
WE ARE HERE TO DELIVER THE BEST PRODUCTS AND CONCEPTS FOR ALL FAMILIES TODAY AND TOMORROW.
CYBEXは、安全性・デザイン性・機能性が世界で高く評価されている、ドイツのペアレンティング(ベビー用品)ブランドです。Design(ユニークなデザイン)・Safety(卓越した安全性とクオリティ)・Function(インテリジェントな機能性)という3つの柱を重視した製品開発(=CYBEX D.S.F. Innovation Principle)は、安全性に対する数々の高い公的評価や、デザインに関する数多くの受賞につながっています。これらの実績に留まることなく、常にイノベーションを実現し、現代のペアレンツのライフスタイルに沿った製品をつくり続け、ベビー用品の枠にとらわれない、革新的なライフスタイル・ファッションブランドを目指しています。

<CTP JAPAN株式会社について>
CTP JAPAN株式会社(Columbus Trading-Partners Japan, Limited)は、日本のペアレンツに最適化された製品を、確実にお届けするために設立された専門商社で、CYBEX製品の「正規輸入総代理店」です。 CYBEX GmbHが株式の100%を所有しています。
サイベックス(ブランド)公式ホームページ https://cybex-online.com/ja-jp








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