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「World Quality Report 2025」:品質エンジニアリングにおける生成AI導入が急増するも、企業レベルでの展開は依然として困難

オープンテキスト株式会社

展開における主な障壁は、データプライバシーのリスク(67%)、統合の複雑さ(64%)、スキルギャップ(50%)などが挙げられる


※本リリースは、OpenText Corporationが2025年11月13日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。


AI向けセキュア情報管理のグローバルリーダーであるOpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦デニース)は本日、AIを活用したグローバルなビジネスおよびテクノロジー変革企業であるCapgemini、そしてCapgeminiグループ傘下のSogetiと共同で、アプリケーション品質とテスト動向を分析する唯一のグローバルレポートである第17版「World Quality Report 2025: Adapting to Emerging Worlds(新たな世界への適応)」を発表しました。本報告書によると、現在約90%の組織が品質エンジニアリング(QE)の実践において生成AIを積極的に導入しているものの、エンタープライズ規模での展開を達成しているのはわずか15%に留まっていることが明らかになりました。


本レポートは、組織における生成AIへの関心と、QE部門内での効果的な導入に向けた実際の準備態勢との間に、拡大するギャップが存在することを明らかにしています。実験段階から実装段階への道のりは予想以上に複雑であり、戦略的管理と業務革新の連携が求められています。


OpenTextのバイスプレジデント、 Application Delivery Management担当Tal Levi-Josephは次のように述べています。
「品質エンジニアリングはAIによって再定義されつつあります。現状維持はもはや選択肢ではありません。組織は競争力を維持し、より高い確信をもって迅速に成果を出すために、AI主導の変革を受け入れる必要があります。AIは従来のテストの枠を超えて、ソフトウェアデリバリーライフサイクル全体に品質管理を落とし込む段階へと組織を導いています」


Capgeminiの品質エンジニアリング&テスト担当グローバルリーダー、Mark Buenen氏は次のように述べています。
「World Quality Reportの年次データを比較すると、品質エンジニアリングにおける生成AIは、初期の実験段階から戦略的統合段階へと移行しています。技術の進歩は明らかですが、多くの組織は依然として、生成AIを活用した品質エンジニアリングをビジネス目標と整合させることに苦労しています。2025年には、ガバナンス、ROI、そして部門横断的な影響への注目が高まっています。今後の課題は、生成AIの格差を解消し、投資を測定可能な価値に変えることです」

レポートの主な調査結果は次のとおりです。
- 広範な導入状況:回答組織の89%が生成AIを活用したワークフローの試験運用または導入を進めており、37%が本番運用中、52%が試験運用段階にある- 規模の壁:回答者のわずか15%が全社的な導入を達成している一方、43%は実験段階にあり、30%は限定的なユースケース内で運用している- 進化するユースケース:生成AIは、出力分析(欠陥分析やレポート作成など)から入力データの最適化へと移行しつつあり、テストケース設計と要件精緻化が導入を牽引している- 運用上の成果には注意点あり:組織は平均19%の生産性向上を報告しているが、3分の1はわずかな効果しか得られておらず、より賢明な統合戦略の必要性が浮き彫りとなっている- 新たな障壁の出現:2025年、回答者が経験した主な課題には、統合の複雑さ(64%)、データプライバシーリスク(67%)、ハルシネーションと信頼性への懸念(60%)が挙げられた。これは2024年とは変化しており、当時の主な障害はより戦略的な性質のものであり、検証戦略の欠如(50%)、AIスキルの不足(42%)、QE組織の不明確さ(41%)が挙げられた- スキルギャップは依然として存在:50%が自社組織にAI/MLの専門知識が不足していると報告しており、これは2024年と変わらない- 戦略的整合性の欠如:多くの組織は生成AIを戦略的推進要因ではなく戦術的強化手段として扱っているため、実行が断片化し、取り組みへの資金投入が不十分となっている

Tal Levi-Josephは、さらに次のように述べています。「組織が品質エンジニアリングにおいて生成AIの真の力を引き出すには、スキル、ガバナンス、データ、成果の整合性への投資が不可欠です。AIは能力を増幅しますが、能力そのものを代替することはできません。本レポートが明らかにしているように、成功を収める組織とは、品質エンジニアリングの基盤を強化し、設計、開発、テストといった中核能力をAIで強化する組織と言えるでしょう」


本レポートでは、人間の専門知識とAIの能力を融合させることで高品質な成果を生み出す、協調的インテリジェンスの台頭も強調されています。このハイブリッドアプローチは、組織がイノベーションと説明責任の間の緊張関係を調整する上で不可欠であることが証明されています。また、品質エンジニアリングにおいてはシフトレフトが依然として主流であるものの、シフトライトアプローチが普及しつつあることも示されています。


完全なレポートをダウンロードするには、https://www.opentext.com/resources/world-quality-report にアクセスしてください。

追加情報
- OpenText DevOps Cloud について詳しくはこちらをご覧ください。- OpenText は最近、2025年版「Gartner(R) Magic Quadrant(TM) for AI-Augmented Software Testing Tools」でリーダーの1社に評価されました。詳細はこちらをご覧ください。

About the World Quality Report 2025
今回で17版目となるWorld Quality Reportは、業界全体にわたる品質エンジニアリングの最新動向、課題、そして将来の展望を探る年次レポートです。このレポートは、業界リーダーへの広範な調査とアンケートに基づいており、ソフトウェア品質を取り巻く状況を包括的に理解するのに役立ちます。
Gartner(R), Magic Quadrant(TM) for AI-Augmented Software Testing Tools, Joachim Herschmann et al., 6 October 2025


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World Quality Report 2025 調査方法
World Quality Reportは、アプリケーション品質とテスト動向を分析する唯一のグローバルレポートです。本年版では、22カ国・10業種にわたる2,000名以上の経営幹部を対象に調査を実施し、品質エンジニアリングとテスト分野における最重要トレンドと動向を追跡・検証しました。専門家の知見に加え、これらのテーマに関する深層インタビューに参加したフォーチュン500企業各社の経営幹部による解説、事例、ベストプラクティスを記載しています。


Capgeminiについて
Capgeminiは、ビジネスならびにテクノロジートランスフォーメーションのグローバルパートナーとして、企業が“デジタル世界”と“持続可能な世界”への移行を加速できるようご支援し、組織と社会へのインパクトを目に見える形で生み出しています。当グループは、世界50か国以上、約42万人の使命感あふれる多様性に富んだチームメンバーから成る組織です。60年超にわたり培ってきた豊富な実績を有し、幅広いビジネスニーズへの対応をテクノロジーの力で支援するパートナーとして、お客様から厚いご信頼をいただいています。AI、生成AI、クラウド、データ領域で市場をけん引する能力を発揮し、各業界に対する深い専門知識とパートナーエコシステムを組み合わせ、戦略・設計からエンジニアリングまでを網羅する強みを活かして、エンドツーエンドのサービスやソリューションをご提供しています。2024年のグループ売上高は221億ユーロです。


OpenTextについて
OpenText(TM) は、情報管理ソフトウェアおよびサービスのグローバル・リーディングカンパニーです。ビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジーの包括的なスイートを提供し、企業が複雑化するグローバルな問題を解決できるよう支援しています。 OpenText(NASDAQ/TSX: OTEX)の詳細については、https://www.opentext.com をご覧ください。


【OpenText日本法人/オープンテキスト株式会社について】
OpenText日本法人/オープンテキスト株式会社は、情報やプロセスを管理・自動化するビジネスコンテンツ管理、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルエクスペリエンス、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、アプリケーション&オペレーション管理、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。https://www.opentext.com/ja-jp

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