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五島市と民間4者が連携し、日本版ボランタリークレジット創出へ    「五島つながるカーボンクレジット(つなクレ)」始動

iforest

五島市と民間4者が連携し、日本版ボランタリークレジ

~未施業林約815haを活かし、林業人材不足解決と「森林関係人口」創出を目指す~


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107075/7/107075-7-d1eb3c45d4448aaf9b4c70c29bb690ab-1794x669.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 この度、「人と森のつながりを再構成する」をVISIONに、テクノロジーの力で衰退する林業の持続可能性を高めることで日本の豊かな自然、生態環境保全を目指すアイフォレスト株式会社*1(以下、iforest)は、高精度な森林計測サービス「RINTO(リント)」を手掛けるヤマハ発動機株式会社*2(以下、ヤマハ発動機)、長崎県五島市内で森林管理を行う株式会社杣林*3(読み:そまりん、以下、杣林)、同地域を舞台に地域×企業をつなぐワーケーション事業を通し、新しい関係人口の在り方を提案する一般社団法人みつめる旅*4(以下、みつめる旅)ら民間4者で、2025年11月20日に森林価値創出プロジェクトに係る連携協定(約10年間)を長崎県五島市*5(以下、五島市)と締結しました。

 長崎県五島市・久賀島の未施業市有林約815haを対象に、ヤマハ発動機の高精度レーザー計測で得た森林データを活用し、iforestが認証機関・一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム*6(以下、NCCC)へボランタリークレジットの認証申請し、 2027年春頃までに森林吸収系の日本版ボランタリークレジット*7「五島つながるカーボンクレジット*8(以下、つなクレ)」の発行を目指します。なお、発行された“つなクレ”は、みつめる旅の営業支援を受け、脱炭素経営や非財務資本の強化、自然資本への投資、五島との「意味あるつながり」等を求める県内外の企業へ販売予定です。

 また”つなクレ”販売で得た収益は、杣林を通し、補助金に頼りすぎない自立した持続的な森林管理はもちろん、林業人材の雇用・育成や生物多様性の回復・保全、災害が起こりづらい森づくり、五島市内外のステークフォルダーを巻き込んだ森林コミュニティ活動の支援、いわゆる「森林関係人口の創出」といったコベネフィット*9 分野にも積極的に活用していきます。

*1 アイフォレスト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO 丸山 孝明)
*2 ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、代表取締役社長 設楽 元文)
*3 株式会社杣林(本社:長崎県五島市岐宿町松山、代表取締役社長 大戸 誠一郎)
*4 一般社団法人みつめる旅(本社:長崎県五島市武家屋敷、代表理事 遠藤貴恵)
*5 五島市(本庁:長崎県五島市福江町、五島市長 出口 太)
*6 一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム(本会事務局:福岡県福岡市、理事長 馬奈木 俊介)
*7 日本版ボランタリークレジット(Japan Voluntary Credit、JVC):国内の森林や自然資源を対象に、企業や自治体が自主的にCO2削減やネイチャーポジティブ実現に貢献できるよう国際標準に整合した科学的な算定方法論をベースに設計され、アイフォレスト株式会社及び認証機関NCCCが運用を目指す民間独自の新しいカーボンクレジット制度。
*8 日本版ボランタリークレジット制度を利用し、発行される民間主導のカーボンクレジットです。また名称については、地域性や目的、想いが伝わりやすいよう親しみを込め、民間4者及び五島市が命名。
*9 コベネフィット(Co-benefit):一つの活動が様々な利益につながっていくこと(共通便益)。例えば、温室効果ガス(GHG)の排出を削減するだけでなく、地域社会(人権や雇用、災害等)や生物多様性の保全にプラスの影響を与えることを指します。

【 五島つながるカーボンクレジット(つなクレ)事業 】

▼背景と目的
 日本各地の森林では、担い手不足や高齢化、木材価格の低迷などにより適切な施業が進まず、森林の荒廃リスクが年々高まっています。長崎県五島市に属する世界文化遺産の島・久賀島の森林も同様に、手入れが行き届かない箇所が増えつつあり、このままでは土砂災害リスクの上昇や生態系への影響、地域資源としての価値低下が懸念されています。豊かな自然を守り、地域の暮らしや文化を次世代につなぐためには、森林の再生と、継続的に管理できる経済的仕組みづくりが急務となっています。
 また、国内外で気候変動対策や生物多様性保全の重要性が高まる中、企業や自治体が自主的に排出削減や自然資本への投資を行う「日本版ボランタリークレジット」の活用が広がっています。森林由来のボランタリークレジットは、地域の自然環境を保全しながら、持続可能な経済活動を生み出す手段として注目されており、五島市でも森林再生と地域の価値向上を同時に進める新たな選択肢となっています。
▼実施場所
 長崎県五島市久賀島に所在する五島市有林:約815ha
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107075/7/107075-7-7f400ce9a68d80478a7b1cbfd0c5c6b1-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
長崎県五島市・久賀島
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107075/7/107075-7-8b45a74ec418658d105180f039857982-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
久賀島にある市有林・林内の様子

※長崎県五島市・久賀島(ひさかじま)とは
久賀島は、長崎県五島市に属する五島列島の中部に位置し、豊かな自然と深い歴史を持ち、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の島。険しい山々と静かな入り江に囲まれ、古くから農業や漁業が営まれてきました。19世紀には禁教下で潜伏キリシタンが生活し、信仰を守り続けた地として知られます。2018年には、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一部として世界文化遺産に登録されました。島内には旧五輪教会堂や牢屋敷跡など、当時の歴史を伝える遺構が残り、自然と文化が調和した魅力的な島です。
▷詳しくはこちら

▼本事業スキーム
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107075/7/107075-7-84afc6fa2b8d49278a0f87885630491d-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


▼実施内容
 本事業は、「測る・整える・活かす・伝える」の4段階を通じて、森林の再生と地域経済・社会・里山海の環境への波及効果を同時に実現するものです。具体的には下記1.~4.のステップで実施します。

1. 測る(産業用無人ヘリコプターによるレーザ計測と衛星データの活用、生物多様性の評価)
ヤマハ発動機によるレーザー計測測量とiforest連携企業による生物多様性調査により、森林環境を可視化します。

2. 整える(約10年間の久賀島市有林整備と林業人材の雇用・育成)
杣林が主体となり、持続的な森林整備を担います。また林業人材の雇用・育成や山林を活用し、島内外の林業を学びたい人への体験事業を行います。

3. 活かす(五島つながるクレジット売買による収益化)
調査・森林整備で創出されたCO2吸収量をもとに、ボランタリークレジットを発行し、企業などへ販売。収益を五島市と地域へ還元します。

4. 伝える(関係人口づくりと都市部への発信)
関係人口づくりと都市部への発信 森林施業を見える化し、都市部企業や関係人口と接続。PR・CSR活動・教育研修などを通じて、森の未来に共感する共創関係を築きます。

▼民間4者の役割
1. iforest
・五島つながるクレジット(つなクレ)創出・販売
・生物多様性等の評価(Co-benefit)
・森林管理モニタリング

2. ヤマハ発動機
・産業用無人ヘリコプターによるレーザー計測および解析
・解析結果データの活用
・その他、地域課題解決に関すること

3. 杣林
・森林管理計画の策定・見直し
・森林経営受託・施業
・林業人材雇用・育成
・五島市における森林関係人口の創出につながる活動

4. みつめる旅
・広報およびPR活動
・五島市における森林関係人口の創出につながる活動
・五島つながるクレジット(つなクレ)販売支援

▼ブランドロゴマーク
 「五島つながるカーボンクレジット」のブランドロゴは、さまざまな営みが穏やかに循環し、手を取り合う姿を象徴しています。五島の自然と暮らし、都市の活動をつなぐ“無限大”のかたち。そこに込めたのは、「お互いを知り、尊重し、行動によって未来をつないでいく」 という願いです。この想いを受け取り、五島・福江島で活動するデザイナーが、島の森の道、海のひかり、風景に息づく人々の日常を丁寧に描き込み、つながりの連鎖が広がっていく世界をロゴとしてカタチにしてくれました。 描かれているのは、自然も人も、島も都市も、それぞれが一方通行ではなく「支え合いながら循環する」未来の姿です。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107075/7/107075-7-1fc41a01cb91d2b54d5bfd96eeebbb19-1889x1457.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※Designed by 廣崎愛(ひろさきまなみ)

<デザイナープロフィール>
高校時代、フィンランランドへ留学。帰国後に退学、編入し、卒業後はフリーターを経て、美術大学へ。インテリアデザインを専攻しものづくりに励んでいたが、大学3年時、東日本大震災では物は壊れ、電気がなければ役に立たないと痛感し、コミュニティデザインに興味をもつ。卒業制作では長崎県高島で「空き家×地域活性」をテーマに行い、卒業後は、五島市地域おこし協力隊として集落の支援活動を行う。 任期満了後は、島の端っこにこそ島の面白さがある!と思い、玉之浦町荒川でゲストハウス「ネドコロ ノラ」をオープンし、個人でデザインやイラストの活動を行う。
▷イラスト・デザイン https://manamihirose.wixsite.com/momo
▷一棟貸宿 ネドコロ ノラ https://nedokoro-nora.com/
 

【 つなクレ事業説明会イベント開催 】

「五島つながるカーボンクレジット:東京事業説明会&Meet Up」イベントを開催します!

【日時】2025年12月15日(月)19:00~21:30(開場 18:45、懇親会20:30~予定)
【場所】シティラボ東京 会議室 https://citylabtokyo.jp
【住所】東京都中央区京橋3丁目1−1(東京スクエアガーデン6階)
【開催方法】リアル開催のみ
【参加費】1名1500円
【参加方法】peatixサイトよりご参加ください https://tsunacre510.peatix.com/view

<登壇者(予定)>
・アイフォレスト株式会社 代表取締役CEO 丸山 孝明
・ヤマハ発動機株式会社 森林計測部 大塚 修平
・一般社団法人みつめる旅 代表理事 遠藤貴恵 ※その他調整中


【 アイフォレスト株式会社について 】

 “人と森のつながりを再構成する”をVISIONに掲げ、テクノロジーの力で森林価値を可視化し、人と森との距離を近づけることで森林の荒廃をとめ、持続的な林業とネイチャーポジティブ実現を同時に目指す課題解決型スタートアップです。現在、全国約20地域で森林吸収系日本版ボランタリークレジットの創出及び国内におけるボランタリークレジット市場(VCM)普及に取り組んでいます。
 iforestはこれらの活動を通じて、市場メカニズムや補助金では到底解決できない地域課題(特に林業)解決の糸口を見つけ、自然資本を活かした新しい地域循環型ビジネス(自然資本経済圏)構築を実現していきます。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107075/7/107075-7-cf96311bcdd787446a77291b9eaa7e5f-2500x1667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


所在地:東京都中央区日本橋3-1-3 xBridge-Global
設 立:2022年3月14日
代表者:代表取締役CEO 丸山 孝明
H P:https://iforest-inc.com/

▼本プレスリリースに関するお問い合わせ先
アイフォレスト株式会社
広報・PR担当
Mail: info@iforest-inc.com

プレスリリース提供:PR TIMES

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