動画生成AI『AIdeaLab VideoMoE』をリリース、動画生成AIとして初のアルゴリズムを開発
株式会社AIdeaLab
最先端のAI技術を活用したソリューションを提供する株式会社AIdeaLab（本社：東京都千代田区、代表取締役：冨平準喜）は2025年11月25日（火）より、動画生成AI『AIdeaLab VideoMoE』の軽量モデルをオープンウェイトとしてリリースいたします。本モデルは、Hugging Face上でご利用いただけます。
[画像:
https://prtimes.jp/api/file.php?c_id=84222&t=animationGifImage&f=1f1a0bb827d93211cce9dbe2b06d25dc.gif ]
『AIdeaLab VideoMoE』は、動画生成AIをより軽く、より高品質に進化させるために開発された新しい基盤モデルです。動画生成AIの分野において「ST-MoE（Spatio-Temporal MoE）」というアーキテクチャを本格的な基盤設計として取り入れた初のオープンウェイトモデルです。
MoE（Mixture of Experts）とは、複数のAIを使い分ける技術で、必要な作業に応じて専門的なスキルを持つAIを呼び出すことによって効率的に高精度な生成を可能にします。
今回開発された『AIdeaLab VideoMoE』では、これまでの一般的なモデルで課題とされてきた「高精度を求めるほど重くなる」「軽量化すると画質や動きの自然さが落ちる」といった点を「Mixture of Experts（MoE）」を用いることで解決しました。『AIdeaLab VideoMoE』では、映像を作るうえで必要となる「全体像の描写」と「その描写に動きをつける」2つの作業を、それぞれ専門のAIに分担させることができる革新的な仕組みを取り入れています。
さらに動画生成AIならではの課題である「キャラクターや背景の形を安定させる」「カメラワークや人物を自然で滑らかな動きにする」といった点を解決するために、静止画の特徴（形・質感・構図など）と時間方向の特徴（動き方や変化のつながり）を最適化する「ST-MoE（Spatio-Temporal MoE）」を採用しています。これにより、動画のクオリティを保ちながらも、同時に素早く生成することを実現しました。
AIdeaLabでは、今後もST-MoEのアーキテクチャを基盤とした、「大規模動画生成AI（Text-to-Video）」への実装拡張を予定しています。また共同研究についても、技術ライセンスやPoC支援を通じてパートナー企業との連携を強化していく予定です。今後の続報にご期待ください。
『AIdeaLab VideoMoE』
https://huggingface.co/aidealab/AIdeaLab-VideoMoE-7B-A2B
※商用として無料でご利用いただけます。
※学習など技術的提携をご希望の場合は以下までお問い合わせください。
問い合わせ先：
https://aidealab.com/contact
※『AIdeaLab VideoMoE』は、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開 発機構 (NEDO) が実施する、国内の生成AIの開発力強化を目的としたプロジェクト「GENIAC（ Generative AI Accelerator Challenge）」の支援のもと、AIdeaLabが開発した基盤モデルを用いています。
会社概要
社名 ：株式会社AIdeaLab
所在地 ：〒100-6013 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号霞が関ビル 13F
代表者 ：代表取締役 冨平準喜
設立 ：2021年1月
URL ：
https://aidealab.com/プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
