mabl 「テストチームメイトエージェント」がソフトウェア品質コラボレーションの新時代を切り開く
mabl株式会社
2025年11月26日 - AIネイティブなテスト自動化プラットフォーム mablは、長年の取り組みにおける最新進化として、ソフトウェア開発チームのための「テストチームメイトエージェント」という強力な新しいエージェント型テスト機能を発表しました。この機能により、テスト作業の負担が大幅に軽減され、デリバリーが加速し、リリースの品質が向上します。
AIアシスタントが開発速度を向上させる一方で、品質保証(QA)チームは手動テストや複雑な自動化フレームワークにより負担がかかっています。
mablの共同創業者Dan Belcherは「この新たな取り組みは、エージェントがテストチームの不可欠な一員となり得るという考えに基づいています。スクリプトフレームワークや汎用的な大規模言語モデル(LLM)とは異なり、mablを使ってテストを作成、実行することでアプリケーションに関する深い知識を構築し、その知識を活用して自身とチームの効率を高めます」と述べています。
mablの「テストチームメイトエージェント」は人間のテスターと連携し、中核となるイノベーションにより、自律的に動作する能力を備えています。今回のリリースで新たに追加されるのは、以下の機能です：
- AIベクトル化＆テストのセマンティック(意味)検索：この機能によりエージェントはアプリケーションと過去のテスト資産を深く理解し、知識として活用します。セマンティック(意味)検索は、単純なキーワードの一致ではなく、テストの意図と機能を把握した検索をします - MCPサーバーの機能強化：強化されたmabl MCPサーバーはチームメイトエージェントの中核ハブとして機能します。開発者は、使い慣れた開発環境から、テスト影響分析やインテリジェントなテスト作成といった複雑な機能を実行し、テストの失敗時には改善案を直接取得することができます - テスト作成エージェントの強化：パフォーマンス、プランニング、テスト作成品質が大幅に向上することにより、新機能の追加時に極めて効果的で信頼性の高いテストカバレッジを自律的に生成する能力が向上しました
JetBlueのシニアSDETであるArkadii Koval氏は、「リリースごとに『数日かかっていた手作業』から、mablのエージェント機能を活用することで数分に短縮できたことは、当社チームにとって画期的でした。地図のレンダリング、都市の画像、ピンから、ルートを示す地図上の線、ズーム状態、座席選択に至るまで、あらゆる要素を手作業で検証するという骨の折れるプロセスを排除できました。取り戻せた時間は驚くほど大きく、その時間により、アプリケーションがお客様に提供する新機能や体験の開発・提供に集中できるようになったのです」と述べています。
これらのイノベーションは、「テストチームメイトエージェント」がソフトウェアチーム全体にとって重要なエージェント型ワークフローを実現するための鍵となります。真のメリットは、これらの機能が組織における3つの重要なワークフローからフリクション(摩擦)と無駄な作業を排除できる点にあります：
つまり、組織全体のユーザーニーズに合わせてこれらのプロセスをカスタマイズできる点が真のメリットとなります：
- 開発者のフロー状態を向上：開発者は、エージェントがテスト影響分析を実行することで、コード変更に関連するテストを特定でき、テストを選ぶというフリクション(摩擦)を排除できます。テストが失敗しても、mablはテスト結果を要約し、適用可能な修正案を使い慣れた開発環境上で直接確認できるため、修正時間が短縮でき、集中して作業を続けられます- QA戦略とベロシティの加速：mablはQA担当者にとって疲れを知らない協力者として機能します。カバレッジのギャップを迅速に特定・補完し、失敗したテストに対して対応の優先順位付けを行います。これによりQAチームはテスト結果のチェックをするだけの役割を超えて、戦略的な品質イニシアチブに集中できます - 開発リーダーの戦略策定支援：エンジニアリングリーダーやQAリーダー向けに、mablはドメインアプリケーションやユーザーフロー別のテストカバレッジ分析を容易にします。失敗したテストのデータを集約することで、システムに対するインサイトを生み出します。これらのデータポイントを、リーダーシップレビュー向けに外部ダッシュボードと連携することができます
これらの最新アップデートは、2025年11月26日に東京で開催されたmablユーザーカンファレンス「mabl Experience」の基調講演で発表されました。同社はエージェント型テストの採用が10倍に増加するなど、成長を遂げた1年を強調しています。日本においてmablを導入、活用しているさまざまな企業からスピーカーを迎え、生成AIを活用したテスト機能と様々な業界・アプリケーションでの適用事例を学ぶ機会を提供しました。
mablについて
mablは、最先端のAIネイティブなテスト自動化プラットフォームです。 ソフトウェア開発チームがイノベーションを加速させながら、卓越した品質を保証できるようサポートします。mablの統合プラットフォームは、Web、モバイル、API、アクセシビリティ、そしてパフォーマンスといったあらゆるテストを効率化し、チームが自信を持って迅速にリリースすることを可能にします。海外でもWorkday、Charles Schwab、JetBlueといった業界のリーダー企業からも信頼されるmablは、ソフトウェア品質へのチームのアプローチを根本から変革します。
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
