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木被覆鉄骨部材「木ぐるみHB」柱、3社と初のライセンス契約で拡販へ 1時間耐火大臣認定取得、中大規模建築の木材利用を推進

住友林業株式会社

木被覆鉄骨部材「木ぐるみHB」柱、3社と初のライセン


 住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎、本社:東京都千代田区)は当社が開発した木被覆鉄骨部材「木ぐるみHB※」柱に関するライセンス契約を集成材メーカー3社と締結し、11月から製造、販売を開始しました。自社の開発部材を他社とライセンス契約し販売するのは初めてです。齋藤木材工業株式会社(社長:齋藤 健、本社長野県小県郡長和町)、株式会社志田材木店(社長:志田 喜弘、本社:新潟県長岡市)、藤寿産業株式会社(社長:西村 義一、本社:福島県郡山市)の集成材メーカー各社と木被覆鉄骨部材「木ぐるみHB」柱の製造・販売を進め、中大規模建築物の木質化を推進します。

 木被覆鉄骨部材「木ぐるみHB」柱(I字形状)は当社の新開発の耐火構造部材で、1時間耐火構造の国土交通大臣認定を9月1日に取得しました。本部材は2025年3月26日に大臣認定を取得した木被覆鉄骨部材(木被覆角形鋼管柱)の被覆パーツの形状をL字形からI字形に改良したものです。L字形、I字形ともに現場で鋼管柱への被覆施工ができます。「木ぐるみHB」柱(I字形状)は被覆パーツをよりシンプルな形状に改良し、製造コストを削減しました。同時に現場への運搬性、建築現場での施工性も向上させました。鉄骨部材を木で被覆した本部材を「木ぐるみHB」と命名し販路を拡大します。鉄骨部材を木で被覆することで、オフィス、教育施設など中大規模建築物での活用を加速します。集成材メーカーとのライセンス契約により本部材の利用機会を増やし、木材利用と持続可能な資源循環を促進します。

※木ぐるみHB:HBはハイブリッドの略

■木被覆鉄骨部材「木ぐるみHB」柱(I字形状)特長
(1)木材のみの被覆で環境負荷を軽減
カラマツ材とスギ材の燃え方の違いを活かした二層構成によりカラマツ材の燃え止まり効果を高め※1、木材のみの被覆で耐火性能を実現しています。従来の耐火部材では、燃え止まり性能を担保するために石膏ボードなど無機材料の併用が一般的でした。本部材は木材のみの被覆構成のため、GHG(温室効果ガス)排出量の抑制、炭素固定量の増大で環境負荷低減に貢献します。
※1補足:焼失しやすいスギを表面にはることで、カラマツ炭化層の亀裂の深さを抑制しやすい。亀裂内部での熱の籠り、ないし赤熱(酸化反応)を抑制しやすく燃え止まり効果を高める。

(2)製造コストの削減
被覆パーツをL字からI字のシンプルな形状に改良し、被覆パーツの製造工程で木材加工数、部材の接着工程を削減。改良前と比較し製造コストを約20%削減しています。凹凸のあるL字に比べ現場への運搬性、建築現場での施工性も向上します。

(3)現場施工が可能
分割製造された被覆パーツを直接現場に搬入し、ビスと木栓を用いて現場組み立てができます。鉄骨建方工事や床スラブ打設完了後に木被覆材を取り付けできるため、鋼材の溶接作業や雨濡れによる木被覆材の汚れや傷を大幅に低減。被覆パーツをI字形状としたことで施工の効率も向上します。簡易な形状としたことで積載が容易となり、運搬性も向上しました。

■ライセンス契約で製造、販売を拡販
 「木ぐるみHB」柱の普及及び建築物の木造・木質化に向けたコストダウンを目的とし、齋藤木材工業株式会社、株式会社志田材木店、藤寿産業株式会社とライセンス契約を締結。11月より、住友林業が設計・施工に携わらない物件でも、3社を通じて「木ぐるみHB」 柱を活用した中大規模建築物件の設計、施工が可能になりました。今後、「木ぐるみHB」に加え、木造・木質化に関する当社開発部材についても順次ライセンス契約を拡大します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52275/221/52275-221-f66cbd669f47d5fcb1d1ac4dfb7caf0c-958x696.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<搬出荷姿>
被覆形状の改良により、被覆パーツを容易に積載可能となり、効率的な運搬が可能となりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52275/221/52275-221-416b3ded548ae9389e088ac46b200f70-2127x661.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■今後の見通し
 鉄骨造やRC造の中大規模建築物の一部を木造化・木質化する事例は増えており、木で被覆した耐火鉄骨柱・梁のニーズは高まっています。中大規模建築物での木材利用につながるよう集成材メーカー各社と連携し本部材を積極的に拡販します。構造設計がしやすく汎用性の高い角形鋼管の耐火部材で、環境負荷が少なく意匠性にも優れる木材を活用した部材の開発に注力します。木被覆鉄骨部材の1.5時間耐火構造の大臣認定取得を目指し、鉄骨造やRC造の木質化に貢献します。
 住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築物の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」では住友林業のバリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで、森林のCO2吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期にわたり固定し、自社のみならず社会全体の脱炭素に貢献することを目指しています。今後も森と木の価値を最大限に活かす研究開発を推進していきます。

<参考資料>
■「木ぐるみHB」柱一覧
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52275/221/52275-221-078ed543c5f8ab3b1ca33d093a5fe855-800x306.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


※別途、梁の1時間耐火構造大臣認定を取得済み。
※今回のライセンス契約対象は「木ぐるみHB」柱のみ。

■「木ぐるみHB」のライセンス契約に関する問い合わせ先
会社名          連絡先
齋藤木材工業株式会社   0268-68-3811
株式会社志田材木店    0258-24-0511
藤寿産業株式会社     024-944-7550

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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