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サプライチェーン最適化に向けて「マルチAIエージェント連携」技術を用いた取り組みを開始

ロート製薬株式会社

サプライチェーン最適化に向けて「マルチAIエージェン

~人とAIの協業で人手不足や複雑化する業務負荷を軽減~


 ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:瀬木英俊、以下、当社)は、人手不足などのサプライチェーンの課題に対応するため、富士通株式会社(本店:神奈川県川崎市、代表取締役社長:時田隆仁、以下、富士通)が開発した「マルチAIエージェント連携」技術と国立大学法人東京科学大学(本部:東京都目黒区、理事長:大竹尚登、以下、東京科学大学)と当社の共同研究によって開発された「サイバーフィジカルシステム:Cyber Physical System(以下、CPS)※1」技術を活用し、複雑化する業務負荷の軽減と働く人の環境改善につながる、人とAIが協業する新たな仕組みの実証実験を開始します。

■背景と目的

 当社は医薬品や化粧品を中心に、お客様の悩みに寄り添う多様な製品展開を実現してきましたが、近年、サプライチェーンは複雑化が進み、人の経験や知見だけで調整することが難しくなっています。こうした課題に対し、当社では2022年6月より、マザー工場である上野テクノセンターにCPSを実装し、工場・倉庫・物流をつなぐデジタルツイン基盤の整備を進めてきました。今後は、AIが自律的に判断・交渉しながら全体最適を図るマルチAIエージェント連携技術を活用することで、仕入先や小売先など複数企業との調整業務をAIが担い、サプライチェーン全体をより迅速かつ効率的に運用することを目指します。
※1:CPSとは、フィジカル空間(現実空間)にある多様なデータをセンサーネットワーク等で収集し、サイバー空間(仮想空間)で大規模データ処理技術等を駆使して分析/知識化を行い、そこで創出した情報/価値によって、産業の活性化や社会問題の解決を図っていく仕組みです。

参考:サイバーフィジカルシステムを実装する次世代スマート工場をグループ全体に適用
  :ロート製薬と東京科学大学がサイバーフィジカルシステムに関する協働研究拠点を設置


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44879/505/44879-505-e9b65cbaf47d1b1bf38937f162967c56-2847x965.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■取組内容と期待される効果

 マルチAIエージェント連携技術を、工場や物流の状態をリアルタイムで捉えるCPSと、その中で使う数理最適化の仕組みに重ね合わせることで、以下のような領域での応用を目指します。
 ・工場間・倉庫間の輸送ルートや搬送計画の最適化
 ・出荷拠点や代理店在庫のリアルタイム補充判断
 ・生産スケジュールやリソース配分の自動最適化
 ・災害・需要変動時のリカバリーシミュレーション


 本取り組みにより、サプライチェーン全体がデータをもとに自律的に判断・改善を行う「進化するネットワーク」となることで、需要変動が激しい環境下でも欠品や過剰在庫を抑え、必要な製品を安定してお届けできる供給体制の実現を目指します。また、サプライチェーンに関わる企業同士がデータを共有し、相互に調整しながら全体の効率化をすることで物流効率が高まり、CO2排出量の削減や人手不足の解消に貢献します。さらに、災害など不測の事態にも柔軟に対応できるレジリエンスの高い仕組みが構築され、産業界全体の競争力向上と持続可能な社会基盤の形成に寄与することが期待されます。

■今後の展望

 当社のサプライチェーンにて、2026年1月以降、実際の製造・流通・販売データを活用した検証を進めます。この取組みにより、サプライチェーンに関わる会社の方々の働きやすい環境づくりにつなげるとともに、製造メーカの枠を超えてデータで社会課題へチャレンジすることで、ウェルビーイングな社会の実現に貢献します。

上野テクノセンターについて 1999年に操業が始まり、今年で26年目の上野テクノセンターでは、ロート製薬の主力製品であるVロートプレミアムなどの目薬をはじめとする一般用医薬品や、肌ラボ極潤ヒアルロン液などのスキンケア製品を生産、品質管理・物流の拠点となるマザー工場として機能しています。2022年9月より新工場C棟が稼働開始し、CPSのさらなる活用に向けて検証を進めています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44879/505/44879-505-2ad1d9947792a1a9b6c3ac966c57c98f-594x444.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



プレスリリース提供:PR TIMES

サプライチェーン最適化に向けて「マルチAIエージェン

記事提供:PRTimes

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