B-EN-G、BatchLine社への資本参加を決定
ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)
医薬品製造DXのグローバル展開を加速にむけて、最大1億円を出資
ビジネスエンジニアリング株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長：羽田 雅一、以下「B-EN-G」）は、2025年11月27日に、BatchLine Co., Ltd.（本社：タイ国バンコク、CEO：David Margetts、以下「BatchLine社」）への資本参加を決定しました。B-EN-Gは、同社に１億円相当を出資する予定です。
今回の資本参加により、両社はグローバル市場における医薬品製造業のDXに向けて、製造記録電子化ソリューションの提供体制を強化します。
背景
医薬品製造業界では、データインテグリティやGMP準拠の観点から製造記録の電子化が急務です。B-EN-Gは2025年1月にBatchLine社とパートナーシップ契約を締結し、3月から同社のBatchLine MESの国内提供を開始しました。提案活動の中で、中小・中堅規模の製薬企業を中心に、MBR(製造指図書)・EBR(電子バッチ記録)のデジタル化ニーズや、予算規模に適合するソリューションの要望があり、製品の高い市場性を確認しています。
さらに、グローバル市場における医薬品製造のDX需要は急拡大しており、アジア・欧米市場での展開強化が求められています。B-EN-GはBatchLine社との戦略的パートナーシップを構築し、グローバル市場での競争力を高めるため、今回の資本参加を決定しました。
今回の資本参加の意義
今回の資本参加により、以下の3点を実現してまいります。
- グローバル市場での事業展開の加速B-EN-Gの海外拠点ネットワークとBatchLine社のグローバル顧客基盤を活用し、医薬品製造記録電子化ソリューションの世界展開を加速します。- 製品開発とサービス提供体制の強化両社の開発リソースを効果的に連携させ、製品機能の拡充とサービス品質の向上を図ります。具体的には、B-EN-Gの医薬品業界知見とBatchLine社のSaaS開発技術を組み合わせることで、包括的なソリューションを提供します。- 戦略的パートナーシップの深化資本関係による強固なパートナーシップで、長期的な事業計画の策定と実行が可能となります。また、B-EN-Gの提供する各種ソリューションとの組み合わせにより、医薬品製造現場全体のDXを包括的に支援します。
BatchLine CEO David Margetts 氏 コメント
長年にわたりパートナーとして共に歩んできたB-EN-Gとの関係をさらに深化できることを、心より嬉しく思います。同社が有する人材、ソリューション、市場アクセスという強みを深く理解し高く評価しており、製薬業界におけるMES（製造実行システム）への新たなアプローチという共通のビジョンを共に実現していくことを楽しみにしています。
今後の展望
両社は本資本参加を契機に、医薬品製造業界向けソリューションにおけるグローバルリーダーとしての地位確立を目指します。医薬品製造分野における当社の専門性と、B-EN-GおよびBatchLineのソリューションが持つ複合的な強みを掛け合わせることで、医薬品の安定供給、品質向上、規制遵守の徹底、および生産性の向上に貢献してまいります。
また、B-EN-Gは引き続き、製造業を中心としたお客様のデジタル変革を支援するため、戦略的な資本提携を積極的に推進し、企業価値の向上を図ります。
BatchLine社について
BatchLine社は、製薬業界向けの製造実行システム（MES）を提供する企業です。BatchLine社のMESソリューションは、製造プロセスの電子化と効率化を支援し、コンプライアンスを強化することを目的としています。同社は、製薬業界の特有のニーズに対応した柔軟で包括的なソリューションを提供しており、グローバルな製薬企業から高い評価を得ています。
ビジネスエンジニアリング株式会社について
ビジネスエンジニアリングは、製造業を中心としたお客様のデジタル変革をITで支援しています。IT企画からシステムの構築、導入、運用にわたるコンサルティングおよび支援サービス、ならびに自社開発のパッケージソフトウェア「mcframe」の販売、導入で豊富な実績を有しています。また、基幹業務システム（ERP）やサプライチェーン（SCM）、IoT等で蓄積されたデータを活用して、システムの高度化やカイゼン活動をお手伝いしています。中国（上海）、タイ（バンコク）、シンガポール、インドネシア（ジャカルタ）、アメリカ（シカゴ）の5ヶ所に海外子会社を有し、海外進出企業に対しても、日本と現地でよりそいながら製品やサービスを提供し、お客様の経営課題を解決しています。
ビジネスエンジニアリング株式会社の詳細は
https://www.b-en-g.co.jp/ をご覧ください。
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プレスリリース提供：PR TIMES
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