ERPC、Solana 共有 Shredstream のマルチリージョン Bundle プランを提供開始。グローバル高速化を手軽に実現
ELSOUL LABO B.V.

ご要望により Solana の共有 Shredstream において、複数リージョンをまとめて利用できる Shared Shredstream Bundle プランの提供を開始
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ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)と Validators DAO が運営する ERPC は、Solana の共有 Shredstream において、複数リージョンをまとめて利用できる Shared Shredstream Bundle プランの提供を開始いたしました。
Solana アプリケーションの速度と安定性は、コードや RPC の工夫だけではなく、どの地域でどの Shreds を取得できるかによって大きく左右されます。これまで Shared Shredstream は単一リージョンで利用されるケースが多くありましたが、ユーザー層の拡大に伴い、複数地域で Shreds を同時に扱いたいというニーズが急速に高まっていました。この需要に応えて、Shared Shredstream のマルチリージョン Bundle を提供開始いたします。
Shared Shredstream の特長
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Shredstream は、Solana ノード同士が Shreds を伝播し合うのと同じ段階のデータを扱う仕組みです。
ノードがデータを受け取ってから gRPC や RPC に流すのではなく、伝播レイヤーと同じタイミングでデータにアクセスできるため、Geyser gRPC よりも一段早い段階で情報を取得できます。
その結果、観測や更新が速く、レイテンシの揺れが少ない挙動が得られます。
ERPC の Shared Shredstream は、共有プランでありながら最寄りのエッジへ自動接続されるため、単一拠点起点の共有 Shreds を提供するプロバイダーと比較して、地域差の影響を大幅に抑えられます。
Solana のリーダースロットは地球を巡回。複数地域で Shreds が必要になる理由
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Solana のリーダースロットは世界中を巡回し、時間帯によって最速で Shreds を取得できる地域が変わります。
単一リージョンのみを利用する構成では、ある時間帯には高速でも、別の時間帯にはリーダーから離れ、不利になる瞬間が避けられません。
加えて、Shreds は地域ごとに流れている内容が異なるため、フランクフルト起点のみの Shreds を扱う構成では、アジアや北米では不利が発生します。
ERPC の Shared Shredstream は、アジアではアジアのオリジン、北米では北米のオリジンといった具合に、各地のデータソースを正しく扱う構成を採用しています。
このため、どの地域でもその地域に最も近い Shreds を取得でき、時間帯変動や地理的距離による不利を最小化できます。
マルチリージョン構成が UX を大幅に改善
距離とレイテンシは物理的に直結しており、ユーザーの近くに Shredstream の拠点があるだけで UX は劇的に改善します。
特にアジア(東京・シンガポール)は欧州や北米から地理的に最も遠く、欧米から東京への ping は 100~200ms に達することが一般的です。この距離的な不利を避けるには、アジア地域での Shreds の利用が欠かせません。
Shared Shredstream Bundle では、アジアの Shreds をアジアで取得できるため、更新反映速度、配信速度、アプリケーションの反応性が大幅に向上します。グローバルにユーザーが分布する Web3 サービスでは、この効果がそのまま UX の底上げに直結します。
Shared Shredstream Bundle プランの概要
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今回開始する Shared Shredstream Bundle は、複数リージョンの Shared Shreds をまとめて利用できるプランであり、個別に複数リージョンを契約するよりも大幅にコスト効率を高められます。
Bundle プランはいずれも共有 Shreds エンドポイント、10 コネクション、IP ホワイトリストに対応し、最寄りエッジへの自動接続など、コストと利便性の両立を図った構成となっています。
- Double Shreds 2 リージョン。開発~小規模本番向け。- Triple Shreds 3 リージョン。EU / US / APAC を押さえたい構成に適合。- 5x Shreds 5 リージョン。本番運用のグローバル構成向け。- 10x Shreds 10 リージョン。Shreds を広範囲で利用し、大規模サービスや分析に最適。
お申し込みは Validators DAO 公式 Discord より受け付けております。
Validators DAO 公式 Discord:
https://discord.gg/C7ZQSrCkYR
ERPC、SLV、Validators DAO が解決する課題と今後の方針
- RPC で発生しやすいトランザクション失敗やレイテンシ変動- 多くのインフラプロバイダーによる性能制限やオーバーコミット- ネットワーク距離が通信品質に与える根本構造- 高品質インフラへのアクセスがプロジェクト規模に左右される問題
Solana NFT カードゲーム Epics DAO の開発過程で得た知見を基盤として、ERPC・SLV・elSOL・Epics DAO・Validators DAO を展開してきました。
今後も Alpenglow など次世代技術への対応を含め、グローバルなプラットフォームとしてインフラ品質と開発体験の向上に貢献してまいります。
- ERPC 公式サイト:
https://erpc.global/ja - SLV 公式サイト:
https://slv.dev/ja - elSOL 公式サイト:
https://elsol.app/ja - Epics DAO 公式サイト:
https://epics.dev/ja - Validators DAO 公式 Discord:
https://discord.gg/C7ZQSrCkYR プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes